近畿大学医学部
一般(前期 出題傾向分析と難易度)
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数学
標準
大問3題で、穴埋め問題と記述。上位私立大受験レベルの問題集の載っている考え方で解ける問題が多い。図形が絡んだ問題のように出題頻度が高い問題は特にしっかりやっておこう。誘導と時間配分になれておくために過去問を解いておこう。
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英語
標準
オールマーク式で、全て英問英文。語彙レベルがやや高めなので、大学受験用の単語集に加えて英検上級の単語集もチェックしておこう。長文テーマは医学関連はもちろん、脳関連、AIなども含め脳科学関連の英文も積極的に読んでおこう。
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化学
標準
大問3題で、穴埋めを含む記述式の問題である。天然物化学や生命科学、高分子化学は必ずおさえておきたい。化学の基本的な用語や現象などを表現する語句等をしっかり整理しておき、標準的な定番問題の解き方や考え方を確実に身につけておきたい。
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生物
やや難
大問4題で、空所補充や文章読解問題などが出題される傾向にある。生物用語の意味を正確に覚えて、問題集や過去問を解くときには文章中での用語の使われ方にも気を配る。普段から現象に対しての生物的な意義を考えておきたい。
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物理
標準
大問3題で、力学、電磁学、原子からの出題である。典型的な問題が中心であるが、出題が少ない問題や見慣れない問題、やや難易度が高い問題なども出題される。効率よく問題を解く習慣をつけておこう。
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小論文
テーマ型
最近話題の医療に関すること、医師としての資質などが中心。練習には、傾向が似ている医科大学の過去問も参考にできる。
(参照:2022年版 大学入試シリーズNo.497近畿大学 医学部-推薦入試・一般入試前期「傾向と対策(9-32頁)」教学社出版2021年7月10日)
近畿大学医学部
入試日程
試験区分 | 募集人数 | 出願期間 | 一次試験 | 二次試験 |
推薦(一般公募) | 25名 | 2023年11月1日(水)~11月9日(木)消印有効 | 11月19日(日) | 12月3日(日) |
一般入試・前期 | 55名 | 2023年12月15日(金)~2024年1月11日(木)消印有効 | 1月28日(日) | 2月11日(日) |
一般入試・後期 | 5名 | 2024年2月1日(木)~2月13日(火)消印有効 | 2月24日(土) | 3月7日(木) |
共通テスト利用方式(前期) | 5名 | 2024年1月3日(水)~1月12日(金)消印有効 | 共通テスト | 2月18日(日) |
共通テスト利用方式(中期) | 3名 | 2024年1月3日(水)~2月1日(木)消印有効 | 2月18日(日) | |
共通テスト利用方式(後期) | 2名 | 2024年2月2日(金)~2月22日(木)消印有効 | 3月7日(木) |
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試験時間・配点
試験区分 | 科目 | 試験時間 | 時間 | 配点 | 合計点 | |
一般前期 一般後期 |
一次 | 理科2科目 | 10:00~12:00 | 120分 | 200 | 400 |
数学 | 13:00~14:00 | 60分 | 100 | |||
外国語 | 14:40~15:40 | 60分 | 100 | |||
二次 | 小論文 | 10:30~11:10 | 40分 | 段階評価 | ||
面接 | 順次 | 10分程度 | 段階評価 |
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試験会場
試験区分 | 1次会場 | 2次会場 |
推薦 | 本学・東京 | 本学(大阪狭山キャンパス) |
一般入試・前期 | 本学・東京・名古屋・広島・福岡 | |
一般入試・後期 | 本学・東京 | |
共テ利用前期・中期・後期 |
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合格発表日
試験区分 | 1次発表 | 2次発表 | 手続締切 | 辞退締切 |
推薦 | 11月29日(水) | 12月13日(水) | 12月21日(木) | 3月31日(日) |
一般前期 | 2月7日(水) | 2月23日(金) | 3月1日(金) | |
一般後期・共テ利用後期 | 3月2日(土) | 3月15日(金) | 3月21日(木) | |
共テ利用前期・中期 | 2月14日(水) | 2月27日(火) | 3月6日(水) |
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合格発表方法
試験区分 | 1次発表 | 2次発表 |
推薦 | ネット一覧・ネット照会・郵便(合格者) | ネット一覧・ネット照会・郵便(合格者) |
一般(前期) | ネット一覧・ネット照会・郵便(合格者) | ネット一覧・ネット照会・郵便(合格者) |
一般(後期)・共通テスト後期 | ネット一覧・ネット照会・郵便(合格者) | ネット一覧・ネット照会・郵便(合格者) |
共通テスト前・中期 | ネット一覧・ネット照会・郵便(合格者) | ネット一覧・ネット照会・郵便(合格者) |
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受験料
- 一般
- 57,000円
- 共通テスト利用
- 30,000円
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2024年度 学納金
1年次 | 入学金 | 1,000,000円 |
授業料 | 5,800,000円 | |
その他(学生健保共済会費) | 4,500円 | |
初年度納入金総額 | 6,804,500円 | |
入学時納入金 | 3,904,500円 | |
2年次以降の年額 | 5,804,500円 | |
6年間の総額 | 35,827,000円 |
(参照:近畿大学HP「令和4年度 入学試験要項」
URL:https://kindai.jp/members/common/pdf/element/2022_nyushiyoko.pdf)
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過去3年間 入学者現浪比

(参照:近畿大学HP「入試結果」URL:https://kindai.jp/exam/results/)
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学校情報
<学部所在地>〒589-8511 大阪府大阪挟山市大野東377-2
<交通手段>南海電鉄高野線金剛駅よりバス15分
<入試問い合わせ先>担当部署:医学部学生センター
電話番号:072-366-0221
<教員数・学生数>教授:80名 准教授:44名 講師:180名 全学生数:716名
<教育理念>未来志向の「実学教育と人格の陶冶」を建学の精神として、「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成」を志し、「実学教育」と「人格の陶冶」の融合を目指す。真の「実学」とは、直接的な有用性を志向するだけではなく、その事柄の意味を学び取ることを含む。そのため、現実に立脚しつつ、歴史的展望をもち、地に足をつけ、しなやかな批判精神やチャレンジ精神を発揮できるよう、創造性豊かな人格の陶冶を志向。「自主独往の気概に満ち」、生涯にわたって自己の向上に励み、社会を支える高い志をもつことは「人に愛され、信頼され、尊敬される」ことにつながり、このような学生を社会に送り出すことを使命としている。
<特色>大正14年(1925)創立の大阪専門学校と、昭和18年(1943)創立の大阪理工科大学を母体とし、昭和24年(1949)、新学制により設立され、理工学部と商学部(現経済学部、経営学部)から始まった。創設者である世耕弘一の「医学部から文学部まで全学部揃えたい。先駆けモデルとなる大学を目指したい。」という精神を受け継ぎ、その時代のニーズに合わせた学部の設置を行ってきた。現在も日本有数のスケールを誇る総合大学として前進を続けている。近畿大学独自の特色として、薬学部との連携や、レーザーを医療に導入するといった研究を理工学部と協力して行うなど、総合大学としてのメリットを最大限に生かしている。ライフサイエンス研究所や東洋医学研究所、腫瘍免疫等研究所等との高次の連携も図られており、最先端の医学・医療を学ぶための優れた環境が整っている。また、幅広い視野と自分で学ぶ力、医師としての心を身につけるため、「テュートリアルシステム」および「クリニカルクラークシップ」などの教育法を、6年間のタイムスケジュールを鑑みながら計画的に配置しているため、課題発見・問題解決型の優れた能力やコミュニケーション能力を学生一人ひとりが日々の学びの場を通じ、確実に修得することができる。
(参照:近畿大学HP「医学部の教育方針」)