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最短で医学部に合格することは可能なのか?直前の対策方法や勉強スケジュールも解説

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カテゴリ:勉強・対策

最難関と言われる医学部受験ですが、最短ルートでの合格を目指したいと思っている受験生がほとんどだと思います。
ですが、最短で医学部合格したいとは思っていても、いつから、どのような勉強方法で受験勉強をすれば良いのかわからないという悩みをお持ちの受験生も多いのではないでしょうか。
本記事では最短で医学部に合格したい方に向けて、具体的な方法を紹介します。
直前対策や勉強スケジュールについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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医学部受験の勉強や準備はいつから始める人が多い?

まず医学部受験の勉強や準備はいつ頃から始める人が多いのでしょうか。
1番多いのは高校1年生で25%程、続いて高校3年生23%、高校2年生20%で、中学生から始めている人も20%程います。
浪人生や社会人は5~6%と少数となっています。
やはり早い段階から医学部受験に向けて準備をしたり、受験勉強を始めている人がほとんどです。

短期間で医学部に合格することは可能?

では、短期間で医学部に合格することは可能なのでしょうか。
実際に半年という短い期間で医学部に合格した受験生はいるため、完全に不可能というわけではありません。
しかし、半年間で受験に合格した人と同じことをしたからといって、誰しもが合格できるというわけではありません。
なぜなら、競争率が激しい医学部受験では、多くの人が半年以上前から学力を伸ばすために受験勉強を始めているからです。
また、医学部受験生のなかには、浪人している人も少なくありません。
そのため、短期間で医学部に合格するのは至難の業と言えるでしょう。

最短で医学部に合格する方法

前述の通り、短期間で医学部に合格するのは至難の業です。
しかし、それでも最短で医学部に合格したい場合はどのような方法があるのでしょうか。
ここからは、最短で医学部に合格するための7つのポイントを詳しく解説していきます。

科目別に学習時間配分と優先順位をつける

1つ目は、科目別に学習時間配分と優先順位をつけましょう。
まず、入試までに合格に必要な内容を効率よく短期間で身につけるためには、自分の現状の学力を把握することが大切です。
そのため、模試や過去問を解いて、自分の得意科目・不得意科目を明確にしましょう。
そして配点や必要な得点率を参考に、優先順位を決めましょう。
優先順位は、得意科目や配点が高い科目、伸びしろが大きい科目、苦手科目の順番に決めるとよいでしょう。
特に、医学部受験では数学と理科を最優先に、英語にも十分な時間を割くようにしましょう。

週単位・1日単位で学習計画を立てる

2つ目は、週単位・1日単位で学習計画を立てましょう。
短期間で医学部に合格するためには、限られた時間を最大限に活用し、効率的に学習を進める必要があります。
そのため、合格までの期間から逆算して、必要な学習内容や進捗を具体的に週単位・1日単位で計画していきましょう。
まずは目標を明確にし、今週は数学の基礎計算、化学の有機化学など一週間ごとに取り組むべきテーマを設定しましょう。
そして、1日ごとに具体的な勉強内容を決め、時間配分を行い、無駄なく学習を進めていきましょう。

合格率が高い・倍率が低い大学を選ぶ

3つ目は、合格率が高いまたは倍率が低い大学を選ぶようにしましょう。
短期間で合格を目指すのであれば、行きたい大学ではなく合格できる可能性が高い大学を選ぶことが戦略的に有利になることがあります。
医学部の倍率は大学によって大きく異なり、特に都市部の有名大学は競争が非常に激しく、地方の大学は比較的倍率が低い傾向にあります。
しかし、難関校であったり、受験者のレベルが高いことから倍率が低くなっている場合もあるため、必ずしも合格できるとは限りません。
また、大学によって配点や入試科目、出題傾向が異なるため、自身の得意科目や学力に合った大学を選ぶことが最終的には重要です。

体調やストレスの管理を徹底する

4つ目は、体調やストレスの管理を徹底しましょう。
短期間で医学部合格を目指すためには、学力の向上だけでなく、体調やストレスの管理を徹底することも大切です。
効率的な学習には、健康な体と安定した心が欠かせません。
そのため、規則正しい生活リズムを維持するために、十分な睡眠を確保し、バランスの良い食事を心がけましょう。
そして、勉強の合間には好きな音楽を聴いたり、軽い運動をするなど、ストレスを解消できる時間を設けましょう。

「合格する」という強い意志を持つ

5つ目は、「合格する」という強い意志を持ちましょう。
医学部への合格を目指すにあたって、モチベーションを高め、目標達成に向けて自分を鼓舞し続けることも大切です。
ゴールが明確であるほど、途中でブレずに努力を続けやすくなるため、「〇〇大学医学部に合格する」という目標を日々意識し、医学部で学ぶ姿や、医師として活躍する将来を想像することで、モチベーションの維持を心がけましょう。
そして自分を信じる気持ちを持つことで、短期間でも目標達成が可能となるでしょう。

過去問を徹底的に分析する

6つ目は、過去問を徹底的に分析しましょう。
医学部の入試は大学ごとに出題傾向が異なるため、科目ごとの頻出分野や、出題形式を過去問で確認しておきましょう。
1年分だけでなく、複数年分の過去問を扱うことで、出題の傾向やパターンをより広範囲に把握することができます。
同じ問題形式が何年も続いている場合は、それが出題される可能性が高いため、重点的に学習するとよいでしょう。
また、特にどの分野が多く出題されているかを分析し、必要な知識を優先的に習得することも効果的です。

予備校や塾に入会する

7つ目は、予備校や塾に入会しましょう。
予備校や塾に入会して専門的なサポートを受けることも非常に有効な戦略です。
特に、独学では難しいと感じる分野や、効率的な学習法がわからないという場合は予備校や塾に頼ることをおすすめします。
医学部に特化したカリキュラムや指導がある予備校を選び、自分の学習スタイルや目標に合わせて、積極的に活用すると短期間で医学部に合格する可能性は高くなるでしょう。

最短で医学部に合格するための直前対策

次に、最短で医学部に合格するための直前対策について詳しく解説していきます。

本番を想定して模擬試験を受ける

医学部試験の本番は、今までの努力の成果を試される場であり、未来を大きく左右する重要なイベントのため、誰しもが緊張するものです。
本番で緊張をしてしまい、不完全燃焼で終わらないためにも、本番を想定して模擬試験を受けることが大切です。
また、本番直前の模擬試験はいわば最終調整であり、成功へのパスポートとも言えます。
問題を解く時間配分の最終確認や、自分の苦手分野を洗い出し、本番直前の短期間で何を集中的にやるべきか分析をしましょう。

面接・小論文対策も行う

直前対策として、面接・小論文対策が非常に重要です。
医学部では単に学力が高いだけでなく、医師としてふさわしい人物かどうか総合的に評価されます。
面接・小論文は、受験生の思考力、コミュニケーション能力、倫理観、そして医学部で学ぶ意欲などを測るための重要なツールとなります。
面接では、医師として働くことをある程度しっかり考えているか、志望動機を聞く大学が多いと言われています。
また、小論文が課されているのは、医学部では将来、患者さんの命に直接的に関わる仕事を行うことから、医師としての適性や資質を見るためです。
面接や小論文で低評価を受けてしまうと、残念ながら不合格になってしまう可能性もあります。
特に、複数の受験生が同程度の学力だった場合、面接や小論文の結果が合否を分けることがあります。
過去問を分析し出題傾向をまとめる、自分の考えを整理しまとめ誠実に対応する練習をするなど、面接・小論文対策もしっかりと行いましょう。

最短で医学部に合格するための勉強スケジュール

続いて、最短で医学部に合格するための勉強スケジュールについて解説します。

平日の勉強スケジュール

高校生の場合、平日は学校があるため、学校での授業をしっかり理解することを意識しつつ、学校前と学校後の勉強時間を確保することが重要です。
午前中は集中力が高まります。
そのため、苦手科目や理解が難しい分野の学習が最適でしょう。
学校に行く前の早朝学習を習慣化しましょう。
学校での授業は、授業内容をしっかりと理解することが重要です。
分からない点があればすぐに先生に質問をし、分からないままにしないように心がけましょう。
学校から帰宅後は、その日の授業内容を復習し、理解度を確認しましょう。
復習が終われば、次の日の授業の予習を行いましょう。
時間があれば、自分の弱点の克服や過去問の演習なども行うと良いです。
平日にたくさん勉強を行うことは良いことですが、睡眠不足は集中力の低下につながるため、遅い時間までの勉強は控え、十分な睡眠時間も確保しましょう。

休日の勉強スケジュール

休日の時間の使い方がライバルと差をつけるために重要になってきます。
朝は早く起きて、1日10時間~12時間程度勉強に時間を充てることができれば、平日は3時間~4時間程度で週40時間の勉強量が確保できます。
長時間ぶっ通しで勉強すると集中力が途切れてしまい、効率的でない勉強になってしまう場合があるため、2時間おきに15分など、こまめに休憩を取りながら勉強しましょう。
どの時間にどの科目に取り組むか、また取り組む参考書をあらかじめ決めておき、効率的な勉強を行いましょう。

長期休暇の勉強スケジュール

長期休暇はたくさんの勉強時間を確保できます。
休日の勉強スケジュールと同様、1日10時間~12時間程度勉強しましょう。
同じようなスケジュールの日が続くと、単調になってしまいがちなので、休憩時間はしっかりリフレッシュして、メリハリのある生活を送りましょう。
また、長期期間中は週単位や月単位での目標を設定し、進捗を確認しながら勉強を進めることも重要でしょう。
長期期間は苦手分野に時間を割いて苦手分野を潰すなど、時間を最大限に活用して受験に向けた勉強をしましょう。

まとめ

このコラムでは、医学部に最短で合格するためのポイントや、平日と休日の勉強スケジュールなどについてまとめました。
医学部に短期間で合格するのはとても難しいですが、モチベーションを維持して、大学選びや勉強方法など正しく効率的な勉強を行うことができれば、合格できる可能性は十分にあります。
毎日の取り組み方が受験に勝つ大きな鍵となります。
医学部受験にご興味のある方はぜひこの記事をご参考にしてください。

この記事の執筆者:医進の会代表 谷本秀樹

医進の会代表 谷本秀樹
中学入試の希学園の集団授業で600名以上の多くの生徒を受験指導。

大学入試は四谷学院などの大手予備校や多くの医学部受験予備校で、主に生物の集団授業と個別授業で300人以上の受験生を担当。

自身の予備校『医進の会』発足後は、これまで500人以上の生徒の受験と進路指導に携わってきた。

個別の会』の代表でもあり、圧倒的な医学部入試情報量と経験値、最適なアドバイスで数多くの受験生を医学部合格に導いてきた、医学部予備校界屈指のカリスマ塾長。

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