医学部受験の面接で欠席日数はどう影響する?欠席日数が多いときに落ちないためのポイントや逆転方法を解説
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カテゴリ:入試
医学部受験において面接は合格の鍵を握る重要なステップです。
本記事では医学部受験の面接において欠席日数がどう影響するのか、どれくらい面接官に確認されるのかについて詳しく解説しています。
記事内では欠席日数が多い場合の面接の乗り越え方やポイントについても詳しく解説しているため、気になる方は是非参考にしてください。
目次
医学部の面接で落ちやすい欠席日数はどれくらい?
まずは、医学部の面接で落ちやすい欠席日数はどれくらいなのか気になっている方もいるのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、面接試験においてどの程度であれば落ちやすいかという欠席日数は、はっきりとは決まっておりません。
理由として、各大学や選考基準が異なったり、面接官の印象によって変わるからです。
また、その他のケースとして、欠席日数が多くても優秀な人材と判断されれば、合格を勝ち取ることが可能です。
そのため、医学部の面接試験で落ちやすい欠席日数というのは、明確な規定はないと言えるのです。
しかし、一定の目安としては年間で10日を超えてしまうと、マイナスに評価され落ちてしまう可能性が高まるとされています。
欠席日数は少ないことに越したことはありませんが、やむを得ず欠席する場合であっても上記目安は超えないように可能な限り欠席を避けることが望ましいです。
医学部の面接で欠席日数は影響する?
医学部の面接に限った事ではありませんが、面接試験では欠席日数が多いと合否判定に大きく影響してしまいます。
なぜ医学部の面接では欠席日数が見られるのでしょうか。
主な理由は入学後にきちんと授業を学んでくれるのかの確認をするためです。
医学部側としては満足に授業を受けてくれないような人材よりも、きちんと授業を受け学んでくれる人を合格させた方が医学部のためにも世の中のためにも良いと考えています。
医学部の面接では、「授業をきちんと学んでくれるのか」を判断するための指標として欠席日数をチェックします。
欠席日数が多いことで不合格になってしまうことを心配していたり、不安な思いを感じている方は、このことを頭に置き、自分がなぜ欠席日数が多いのかを面接官にきちんと論理立てて説明が出来るようにしておきましょう。
欠席日数が理由で面接に落ちる人の共通点
続いて欠席日数が多いことが原因で医学部の面接に落ちる人の特徴についてみてみましょう。
寝坊やサボり癖で欠席日数が多い
まず寝坊やさぼり癖で欠席日数が多い場合です。
医学部の面接入試ではこれまでやこれからの勉強に対してどの程度のやる気があるのかを見る場でもあります。
その中で寝坊やさぼり癖を見せてしまうと、勉強に対してやる気がない・入学してからもさぼり癖や寝坊が続くのではないかと面接官を不安に感じさせてしまいます。
そして、その雰囲気を挽回することができなければ、面接で落ちることへと直結します。
欠席している理由がうまく説明できない
欠席している理由が明確にあるならそれを伝えられれば良いです。
例えば、病気での長期入院や交通事故によるケガです。
これは正当な理由での欠席となります。
しかし、事実を正確に伝えることができないとこのような理由であっても面接に大きな影響を与えます。
正当な理由であるからこそ、その部分がマイナスにならないように自分から積極的に欠席日数が多いことの理由についての根拠を論理的に話すことが必要です。
欠席日数が多くても大丈夫!面接で逆転する方法
欠席をしてしまうことは場合によってはどうしてもあるかと思います。
そこで、その欠席についてどう説明するかが重要です。
逆転する方法についてご紹介します。
ケガや病気の場合は理由をしっかりと説明する
ケガや病気で欠席していた場合はしっかりと説明しましょう。
この場合は面接で評価が下がってしまうことは考えられません。
しかし、先程も述べた通り、欠席の理由について明確に説明できた場合に限ります。
面接官に聞かれた際に、上手く答えられなかったり、答えに詰まってしまうと、コミュニケーションがうまくとれないと判断されて、面接に落ちてしまう事も考えられます。
そのため、ケガや病気で学校を欠席していた場合は、そのことをまず明確に伝えるとともに、現在の健康状態が良いことも理解してもらいましょう。
裏付けるものとしては完治したことを示す診断書を持参しましょう。
また、自身のメンタル面では違う質問でもすらすらと解答できるように練習していれば、欠席の多さは気にならずに面接を受けることができるでしょう。
遅刻などが多い場合はうそをつかずに正直に伝える
遅刻などが多い場合では嘘をつかずに正直に伝えるようにしましょう。
面接官は今まで数えきれないほどの面接を経験してきています。
そのため、良く見せようと嘘をついてしまっても嘘であることが見抜かれてしまいます。
嘘だと気付かれてしまえば、面接では落ちてしまう確率が高いです。
このことから、遅刻などで欠席が多くなってしまっている場合は正直に伝えて、他の質問で高評価を得られるように、切り替えましょう。
面接でどこを見られているのか分析して臨む
欠席が多い場合は、そのハンデを乗り越える必要があります。
そのため、面接ではどこを見られているのかを徹底的に分析する必要があります。
その方法としては、面接試験の参考書が多く販売されていますので、参考書を読んで面接の大枠を掴んでみる事が重要です。
また、予備校でも面接対策を行っているところもあります。
面接対策では実際の面接のような形式で質問されます。
録音などして自分の言ったことを後から復習できるようにしておきましょう。
そして、その際には各大学の面接の傾向や対策を意識しておきましょう。
医師になってどうなりたいのかを熱意をもってアピールする
医師になってどうなりたいのかを熱意を持ってアピールすることも効果的です。
医学部入試では志望理由書を求められることも多いです。
志望理由書は前もって準備することができるため、中身を膨らませ、自己PRも交えて書きましょう。
そして受験校でどうして医学を学び、どのような医師になりたいのかまで考えておきましょう。
これは欠席日数の多さをカバーしてくれます。
面接では、志望理由書は重要な参考資料であり、関連した質問などもされることもありますので、しっかりと作り上げることで熱意を持ってアピールすることができます。
結果的には、良い印象を与え、評価を上げてくれるでしょう。
医師になるための資質や能力が備わっていることをアピールする
医師になるための資質や能力が備わっていることをアピールすることも大切です。
医師としての資質とは、利他的な心や考えを持っていたり、正しい倫理観を持っていることが上げられます。
これらの資質を持っていることをうまく伝えることができれば、高い評価を得られるでしょう。
また、欠席などのハンデを打開することもできます。
資質や才能を表すために具体的なものとしては、課外活動でのボランティアです。
ボランティアなどの活動は経験しておくと主張を理解してもらいやすくなりますのでおすすめです。
欠席が多くても医学部受験合格を狙うなら医進の会
欠席が多くても医学部受験合格を狙うなら医進の会がおすすめです。
医進の会では、これまでたくさんの生徒さんを医学部合格に導いて来ました。
そのため、合格のためのノウハウが積み重なっております。
また、1対1のプロ講師による個別指導であるため、学校を欠席して苦手分野ができていても、生徒さんの理解度に合わせて授業進行していくことができます。
また、面接対策の講座もご用意しておりますので、面接対策専門の講師により細かい指導を受けることで欠席していてもそのハンデを乗り越えて合格へと導きます。
少しでも気になられた方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
まとめ
この記事では医学部受験においての欠席などについて解説しましたがいかがでしたでしょうか。
医学部受験だけでなく、受験において欠席が多いというのは正当な理由がない限りマイナスに影響する場合が多いです。
しかし、それを挽回するために他の面接官からの質問などをスムーズにわかりやすく答える必要があります。
面接では学力だけでなくその人に焦点を当てた部分を見ているため、欠席している場合はそれを補うためにも多くの練習が必要です。
そうすることでマイナスにならずに面接を進めていくことができます。
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