【夏休みが勝負!】医学部受験に合格できる受験生の夏休みについて徹底解説
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カテゴリ:基礎知識
受験勉強において「夏を制する者は受験を制する」という言葉をよく耳にすると思います。
この言葉はあながち嘘ではなく、夏休みに意識的に行動できた人は合格に確実に近付くことができます。
逆説的に言えば、受験を制した者は必ず夏を制していたということです。
しかし、実際に何から手を付ければよいのか、どのように過ごせばよいのか、具体的な取り組み方がよくわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、夏休みの重要性や夏休み中に取り組むべきことについて詳しく解説していきたいと思います。
受験を制したい方には必見のコラムとなっているので、是非参考にしてみてください。
夏休みの学習前に用意しておくこと
はじめに、夏休みの学習前に用意しておくことについて解説します。
学習への意気込みが十分にあったとしても、無計画に手あたり次第取り組めば良いというものではありません。
学習の質を最大限に高めるためにも、事前準備をしっかりとしておきましょう。
夏休みにどのような勉強をするべきかしっかりと考える
まず、夏休み中に自分自身がどのような勉強をするべきなのかしっかりと考えることが大切です。
復習したい分野があるかもしれないし、苦手分野の克服に重点を置きたいと考えるかもしれません。
何をするべきで、逆に何はするべきではないのか、また夏休みが明けた後にどのような自分になっていたいか明確なビジョンをしっかりと持ちましょう。
どの分野が苦手なのか苦手分野の洗い出しを行う
また、どの分野が苦手なのか苦手分野の洗い出しを行うことも重要項目です。
夏休みは学校がなく、授業が一旦ストップするため、新たな分野や知識に対応する必要がありません。
そのため、自分の苦手を克服するにはうってつけの期間であるといえます。
逆に言えば、夏休みを逃がすとそれ以降苦手分野に充てられる時間はほぼありません。
夏休みを機に弱点を確実に克服するためにも、どの科目のどの分野が苦手なのかしっかり洗いだしましょう。
夏休み全体の計画を立てる
どのような勉強をするべきかを考え、苦手分野の洗い出しがある程度できたら、夏休み中に何に取り組むのか、夏休み全体を通しての少し大まかな計画を立てるようにしましょう。
ここで大切なことは、完璧な計画を立てることではなく、”計画倒れしない計画を立てること”です。
せっかく綿密な計画を立てても、実行できなければ元も子もありません。
計画を遂行するために、夏休みを通しての目標を立てると良いです。
科目ごとに、復習することと克服することを挙げ、余裕があれば+αで取り組むことについても考えられると良いでしょう。
1日単位での学習計画を立てる
夏休み全体を通しての大まかな計画方針を定めたら、次は1日単位での細かい学習計画を立てていきましょう。
ここでのポイントとしては、1週間の中で1日(例えば日曜日)を予備日に設定することです。
最初に立てた計画通りに実行できれば良いですが、計画の詰め込みすぎや思わぬアクシデントによって、予定が後回しになることもあると思います。
そのような状況に陥ったときに、あらかじめ設定しておいた予備日に1週間で蓄積したタスクを片付けて正確な計画に修正すると良いでしょう。
夏休みに基礎力をどれだけつけられるかがカギ
夏休み中に基礎力をどれだけつけられるかが、夏休み後の学習の質に大きく影響してきます。
受験生であれば、夏休みを過ぎたあたりから徐々に演習問題をこなしていくことが多くなると思います。
ゆえに、その演習問題や応用問題に対応するための基礎力を時間のある夏休み中に付けておく必要があるのです。
一般的に、基礎固めを終わらせておくタイミングは志望校のレベルによって異なるとされていますが、高校3年生の夏休みが最終リミットであるといえます。
いざ基礎力を身につけるとは言っても、自分の基礎力がどの程度身に付いているのかをまず確認したいという方もいると思います。
基礎力の確認方法の一つは、自分の志望校の過去問を解いてみるということです。
ここで大事なのは、問題が解けるということではありません。
問題を完璧に解き切ることができなくても、途中までは解けたり、解く過程がある程度分かったりすれば基礎力はある程度身に付いているといえるでしょう。
反対に、よく分からない単語が出てきたり、解き方がまったく分からなかったりしたら、問題演習には進まず復習に重点を置くようにしましょう。
夏期講習を利用するのがおすすめ
夏休み期間は勉強に充てることのできる時間が多くありますが、自宅や自習室、カフェで自主勉強すればいいだろうと考えている方はいませんか?同じ時間でも勉強の質を上げるなら、塾や予備校の夏期講習を利用するのが断然おすすめです。
ここからは、夏期講習の受講をおすすめする理由について2つの観点から解説したいと思います。
自分一人では学習管理が難しい
1点目には、自分一人では学習の管理が難しいということが挙げられます。
自分では完璧だと思っている方法でも、本当にそれが自分に合っているのかは案外自分では分からないものです。
夏期講習を受講すれば、カリキュラムに沿って勉強を進めることができるため、安心して取り組むことができます。
また、個別指導の夏期講習を受講すれば、自分に合った学習計画を立ててもらうこともできます。
管理下のもと、オリジナルの計画に沿って学習を進められることで質も上がり、大きな効果が期待できます。
中には自己分析や自己管理が得意な人も一定数いると思いますが、特別自信があるというわけでなければ、塾や予備校の夏期講習を有効に活用して質の高い学習を手に入れましょう。
遊ぶことやサボることを選択してしまう
2点目には、遊ぶことやサボることを選択してしまうということが挙げられます。
自分一人で学習を進めていると、どうしても誘惑に負けてしまいそうになる場面に遭遇すると思います。
自宅や学校、自習室など個人学習でも学習環境を変えることはできますが、自分自身は変えられません。
夏期講習は日時が決まっているため、半ば強制的に勉強の機会を提供してくれることになります。
また、先生や他の生徒など第三者が近くにいることも自分への枷となり、誘惑に負けにくくなります。
さらに、1日の中に強制的に学習時間を固定することで、勉強する習慣が身に付くという大きなメリットもあります。
自分を律することが出来なかった経験がある人は、塾や予備校の夏期講習を積極的に利用していきましょう。
夏休みが受験結果を左右する
「夏は受験の天王山」とはよく言ったものですが、これはあながち間違いではありません。
この言葉がよく知られているということは、皆が皆夏を意識しているということです。
つまり言い換えれば、夏休みに遅れを取ったものは容赦なく置いていかれるということでもあります。
受験結果を大きく左右するとされる夏休み。
スタートダッシュに出遅れることなく、確実に実りあるものにしたいですよね。
夏休みに挽回するという気持ちが大事
夏を確実に自分のものにするためには、何よりもマインドが大切になってきます。
夏休み前の時点で遅れを取っていることに焦っている人も大丈夫です。
大切なのは、ただただ焦るだけではなく、その焦りをここで挽回するという気持ちに変換するということです。
気持ちの変換が完了したら、次は行動に移すという作業に入ります。
そうすることで、焦りというマイナスな感情をポジティブな行動に変えることができ、十分な結果を得られることでしょう。
焦りという感情を持っていることは、むしろ良い効果を与えてくれるのです。
強い気持ちと志を持ち、夏休みを制しに行きましょう。
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まとめ
本記事では、受験における夏休みの重要性や夏休み中の取り組み方について詳しく解説してきました。
もちろん日々の積み重ねが何よりも大切であることは言うまでもありませんが、夏休みが終わった後に泣くか笑うかは、夏休み中の過ごし方次第で180度変わります。
夏休み前の準備から気を抜くことなく、強い気持ちを持って、確実に何かを得る。
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