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医師を目指す・志した理由とは?現役医学生へのアンケートをもとに解説

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カテゴリ:基礎知識

医学部合格は最難関と言われるため、医学部受験を悩まれている方も多いのではないでしょうか。
なぜ医学部合格を目指そうと思ったのか、なぜ医師を志そうと思ったのか自問自答を繰り返し、迷っている方も多いと思います。
本記事では医学生や医師がなぜ医学部を目指したのか、なぜ医師を志したのか、について詳しく解説しています。
実際の医学生のアンケートをもとに解説している内容もあるため、医学部を目指している方はもちろん、医学部受験を迷われている方や医師になろうか迷っている方は是非参考にしてください。

医学部に入りたいと思ったタイミングとは?

まずはじめに、医学部に入りたいと思ったタイミングについて見てみましょう。
全国の大学医学部医学科所属の医学生に行ったインターネット調査の結果、医学部に入りたいと思った時期は「高校生のとき」が最も多く約50%でした。
次いで約33%、3人に1人の割合で「小学生のとき」、2割弱の割合で「中学生のとき」との結果でした。
将来の進路を考えるタイミングである高校生の時に医学部を選択する方が多いようです。
また、中学生の時よりも、小学生のころから医学部受験を決めていた方が多いようです。

原体験から医師にあこがれて目指す

続いて、医学部を目指そうと思ったきっかけについて見てみましょう。
ひとりひとりきっかけは様々ですが、自身の体験がきっかけで医師に憧れて目指すようになった方は多いようです。

子供のころの経験から医師を目指す

家族や自分が病気になった過去の経験から医師を目指したという人は多いでしょう。
実体験として医療と接する機会があり、間近で病気の治療にあたる医師を見て、あるいは実際に自身の病気を治療してくれた医師に尊敬の念を抱き、憧れ、そのような医師になりたいとの思いから医学部を目指すようになる人は多いようです。

苦悩に直面する機会もある

そのような高い志を持ち、医師になったからこその苦悩もあるようです。
家族を病気で亡くした経験から医師を目指し、夢を叶え医師になったが、治療に向き合うことによる精神的な負担が重く、苦悩に直面する機会が多いようです。
医療の厳しい側面に耐えることができず、思い描いていた道とは異なる道を選択する医師も少なくありません。
高い志を持ち、患者さん一人一人に真摯に向き合う人柄であるが故、厳しい側面に耐えられない苦悩や精神的負担と向き合わなければならない機会もあるようです。

家庭環境の影響で医師を目指す

また、家庭環境の影響から自然と医師を目指した方も多くいらっしゃるようです。

親の背中を見て影響を受ける

医学部受験を目指すきっかけとして親の背中を見て影響を受けた場合、さまざまな形でその影響が現れます。
親の職業や行動、考え方に日常的に触れることによって、医師を目指す決意が固まったり、興味が深まったりする場合が多いです。
親が医師である場合、子供は幼少期から医療現場の話や患者さんとの関わりを耳にする機会が多く、自然と「医師という職業」に対する憧れや興味を持つことにつながります。
また、親が仕事で忙しくしている中でも、患者を助けるために頑張っている姿を見て、「自分も人を助ける仕事に就きたい」という気持ちが芽生えることもあるようです。

医師の家系で目指す

医学部受験を決めたきっかけが家系である場合、その背景には親や親戚が医療現場で活躍していることが影響しています。
医師の家系で育った場合、医学部を目指すことが自然な流れとなる場合が多く、家族の影響が大きなモチベーションとなります。
医師の家系で育った場合、医学部を目指すきっかけは、親や親戚が医師であることによる強い影響や家庭内での価値観の共有、そして医療現場での経験や医師としての姿勢を見てきたことが大きな要因となります。
こうした環境で育った子供は、医学部受験を「自然な選択肢」として捉え、家族の誇りを背負ってその道を歩む決意をすることが多くなっています。

給与が高いという理由で医師を目指す

さらに、医師における給与が高いという理由から医師を目指す人も一定数います。

医師の給与はどれくらい?

医師の給与は国や地域、専門分野、経験年数、勤務先(病院、クリニック、大学など)によって大きく異なります。
研修医(1年目)の場合、院の規模や場所によって異なりますが、概ね月収は30万円~40万円程度が一般的となっています。
また、2年目以降の経験を積んだ勤務医(例えば内科医や外科医など)の年収は、地域や勤務先によって異なりますが、年収は600万円~1,200万円程度が多いです。
医師として10年以上の経験を積んだ専門医(例えば心臓外科医、整形外科医など)の場合、年収は800万円~1,500万円程度で、開業している医師の場合、収入はクリニックの規模や立地に大きく依存しますが、年収は1,000万円~3,000万円以上に達することもあります。
医師の給与は経験年数や勤務先、専門分野に大きく依存しますが、一般的には年収600万円~1,500万円程度が多く、開業医や特定の専門医はさらに高い収入を得ることもあり、給与の高さから医師を目指す人も少なくありません。

アルバイトで医師をする人もいる

また、フルタイムで勤務する勤務医の他に週末や夜間、または一時的な勤務形態で行う医師のアルバイトも存在しています。
例えば、スポット勤務(非常勤医師)は、常勤の仕事を持ちながら、週に数回や特定の日に病院やクリニックで勤務する形態です。
フルタイムで勤務する医師と比較して、柔軟な働き方が可能ですが、収入は常勤医師より少ないことが一般的となっています。
また、当直アルバイトと呼ばれるものもあります。
当直アルバイトは、通常、夜間や休日に病院で患者の対応をする仕事です。
多くの病院では、常勤の医師が当直勤務を行いますが、緊急の場合や忙しい時期には、アルバイト医師を募集することがあります。
特に、内科や外科、救急科などの分野では当直のアルバイトが一般的です。
当直アルバイトの報酬は、病院の規模や勤務時間帯によって異なりますが、高額になることも多く、通常は1回あたり数万円~十数万円程度の報酬を得ることができます。

医師以外の選択肢もある

医師免許は、医療業界での仕事に特化したものと思われがちですが、実際には多くの医師がその知識とスキルを活かして医師以外のキャリアにも挑戦しています。
医師免許を持ちながら医師以外の仕事に就くことは十分に可能であり、実際に医師免許を持っている人がそのスキルを活かして多岐にわたる分野で活躍しています。
医療関連の業界でのコンサルタントやライター、企業の産業医やマーケティング、さらには教育や起業など、医師としてのバックグラウンドが強みとなる職業は多いです。
医師免許を活かしてキャリアの幅を広げたい場合、これらの選択肢を考慮することができます。

成績がトップだったため医師を目指す

ここまで、医師を目指したきっかけとして自分自身の体験や家庭環境における影響についてご紹介してきましたが、学校での成績がトップだったため医師を目指したというパターンもあるようです。

医学部合格に必要な学力とは?

医学部に合格するために必要とされる学力には、非常に高いレベルが求められます。
医学部の入試において、基礎学力が最も重要であるとされています。
特に、理系科目(数学、物理、化学、生物)や英語の学力が高くないと、医学部に合格するのは非常に厳しくなります。
また医学部の入試では、単に単語や知識を丸暗記するだけでなく、応用力や論理的思考力が求められます。
特に、問題解決能力や、抽象的な概念を理解し応用する力が重要であるとされています。

学力以外の能力が求められることも

また、医学部受験は一般的に難易度が高く、入試自体も厳しいため、合格するためには学力以外にも多くの要素が求められます。
医学部の中には、筆記試験だけでなく、面接試験や小論文が課される場合もあります。
特に面接では、医師としての適性や人間性を問われることが多いです。
医療や社会問題、自己PRをしっかりと準備しておくことが大切であり、自分の考えをしっかりと伝える能力も求められます。
また小論文や論述では、医療に関連するテーマや倫理的な問題に対する自分の考えをしっかりと論理的に述べる力も求められます。

医学部に入った後に感じるギャップとは

医学部に入学後のギャップについて、実際どのような声が多く挙げられているのでしょうか。
先ず、最も多かったのが授業の試験が多く授業や試験が難しい事、続いて実習が多く、かなりの学習時間が必要になる事です。
入学して新しい生活環境に慣れない中、実習や実習後のレポート提出等、日々の勉強面の負担がかなり大きい事が伺えます。
また、そのような理由から自由時間が少ない事もあり、他学部の学生との交流が少ない事も挙げられています。

まとめ

医師を目指す人の理由は様々ですが、医師を志す環境の中で最も難易度の高い学力を身につけ医学部受験を突破する事は、大変な努力が必要になります。
これから医学部を目指される方、受験に悩む方、是非、参考にされてみてはいかがでしょうか。

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