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働きながら医者になれる?通える医学部はどこなのか、受験方法や費用について解説

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カテゴリ:基礎知識

大学受験において、最難関と言われている医学部ですが、働きながら医学部を目指している方もいるのではないでしょうか。
記事内ではどのような学習をしていくのか、必要な費用はどのくらいなのかなどをご紹介していきます。
働きながら医学部を目指す方は是非参考にしてみてください。

働きながら医者になる・医学部に入る方法

はじめに、働きながら医者になる・医学部に入る方法について、解説していきます。

共通テストなどの一般入試

まず、医学部を受験する場合、共通テストと個別試験の成績を総合して合否が決められます。
そのため、共通テストで高得点を取ることが、合格するためには必要不可欠ということです。
共通テストの得点率の目安として、平均的な国公立医学部で80%となっています。
そのため、かなりの難易度と言えるでしょう。

外検入試を取り入れるのも一つの手

上記の通り、共通テストはかなりの難易度の為、英検やTOEFLなどといった外検を活用するという方法もあります。
どのように活用されるかというと、出願資格や得点として加点されます。
ただ、外検の有効期限が入試日から遡って2年以内であることがほとんどなので注意が必要です。

学士編入試験

また、学士編入試験を利用するという方法もあります。
学士編入試験とは、4年制大学を卒業した方が利用できる制度で、試験に合格すると医学部2、3年次に編入することができます。
選抜方法は、書類審査、学科試験、小論文・面接のステップが一般的です。

働きながら医学部合格を目指すための勉強法

次に、働きながら医学部合格を目指すための勉強法についてご紹介していきます。

習慣化をするために朝イチで勉強時間する

勉強を習慣化させるために、朝から勉強時間を作ることが良いとされています。
朝に勉強をするメリットとして、集中力が高められる、記憶が定着しやすいため暗記科目の学習に適している、脳が冴えているなどがあげられます。

スキマ時間の有効活用を意識する

働きながら膨大な勉強時間を作るためには、スキマ時間を有効に使うことが大切です。
移動時間や休憩の際に少しでも知識を身につける必要があります。
単語帳やまとめノートを持ち歩いたり、スマホのアプリを活用してみても良いでしょう。
また、学習と仕事のメリハリをつけ、継続して無理のない生活を送れるようなスケジュールを組むことも大切です。

働き方を見直す

勉強時間を確保するためには、まずは働き方を見直してみることが重要です。
残業時間を出来るだけ減らし、定時に退社することやコロナウイルスの蔓延により一気に増加したリモートワークを利用することも一つの手です。
リモートワークのメリットとしては、通勤時間がないので、その分の時間を勉強に費やすことができます。
とにかく、働きながら勉強するとなると、時間の確保が一番の課題になりますので、無駄な時間を作らないようにすることが合格のカギとなります。

働きながら医者を目指すなら金銭面は要チェック

医学部は、受験をするにあたって膨大な費用がかかります。
お金のことなので事前に計画をしっかり立てて、困らないようにしましょう。

塾・予備校の費用

医学部専門の塾や予備校に通う場合、年間授業料は少人数制のコースで50万円〜500万円、個別指導で80万円〜600万円とされています。
通常の塾や予備校と異なり高額ですが、サポートが手厚かったり、医学部受験に詳しい講師がいるため普通の塾や予備校よりも合格への近道を教えてもらえるなど、医学部専門の予備校や塾を選ぶメリットもいくつかあります。

教材費・模試の費用

医学部受験での教材費は5〜60万円、模試代は1回あたり5,000円〜10,000円あたりが相場です。
大手の予備校では模試代は授業料に既に含まれている場合もありますが、ほとんどの場合別途受験料が必要になります。

入試に必要な費用

入試の際に必要な費用の受験料は、国公立大学の大学入試共通テスト3教科以上で18,000円、2次試験で17,000円です。
私立大学では、医学部の一般入試で6万円前後が相場になっています。
また、私立大学では入学金がかかります。100万円・150万円・200万円のいずれかが一般的です。

交通費や宿泊の費用

そのほかにも、遠方の大学を受験する場合、交通費や宿泊する費用もかかります。
例えば、大阪から東京の往復の費用は交通費だけで約3万円になっています。
このように、遠方に受験に行くだけでもそこそこの費用がかかってしまいます。

働きながら医学部に通いたいなら大学選びも重要

働きながら医学部に通いたいなら、大学選びもしっかりしなければなりません。

夜間の医学部は存在しない

働きながらとなると、夜間の医学部があればいいのですが、医学部は必修科目も実習も多いので、残念ながら夜間の医学部は存在しません。

大学院なら夜間もある

大学院なら、夜間の医学部も存在します。
今明らかになっているのは全国の医学部で2校だけあり、鳥取大学と久留米大学の医学部大学院は夜間に対応しています。

夜間の大学院なら鳥取大学か久留米大学がおすすめ

夜間の大学院なら鳥取大学か久留米大学がおすすめです。
鳥取大学大学院は幅広い分野から専攻を選択できます。
鳥取大学医学部付属病院と連携しているので、実習施設も充実しています。
久留米大学大学院では、基礎医学、社会医学、分子生命科学、バイオ統計学、臨床看護学を学べます。
ただ、医学部の大学院に通っても、医学部で6年間勉強して学士課程を卒業しないと医師免許を取れないので、大学院に通って医学を学んでも医師にはなれません。

働きながら医学部受験対策するなら医進の会

働きながら医学部合格となると様々な工夫やサポートが必要不可欠になります。
現役生や浪人生の方よりも時間を効率的に使って学習をしなければなりません。
そんな中、医進の会は1対1の個別授業であることや、授業科目やコマ数を自由に選択、オンライン型の授業も用意されているので、働きながらでも無理なく学習を進められます。
個別指導のため、担当講師が入試までの期間を見据えて授業開始時から一人ひとりに合わせた完全オーダーメイドのカリキュラムを作成するので、学習にブランクがある方でも安心して受験勉強をスタートできます。
また、自習も個別のブースを使っていただけるので、集中して勉強することができます。
公式のHPでは時間割のモデルプランと料金などもご紹介していますので、ご覧ください。

まとめ

働きながら医学部を受験することは決して容易ではありません。
なにより時間がないので、合格の為には現役生や浪人生とは少し異なり、色々な工夫が必要になってきます。
そのため、効率的な勉強方法をすることが必須になります。
そうした方々にはぜひ医進の会を知っていただきたいです。
本気で合格を目指す方々に医進の会は全力でサポートを尽くします。
少しでも不安を減らし、合格を確実にしたい方は予備校や塾を活用することも考えてみてください。

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