通信教育で医学部再受験は可能?選び方やコツ・メリットについて解説
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カテゴリ:社会人・編入
今回は医学部再受験を考えている方に向け、通信教育での学習方法や合格に向けた近道、メリットを解説していきます。
通信教育の選び方などについてもご紹介していますので、これから医学部受験を控えている方、通信教育にて再受験を考えている方など是非ご参考にしてみて下さい。
医学部再受験で通信教育を選ぶメリット
初めに医学部再受験で通信教育を選ぶメリットについてご紹介していきます。
時間と場所の制約がない
まず、時間と場所にとらわれないことが大きな利点です。
対面指導では校舎まで通う必要がありますが、通信教育なら通学時間がなく、その分学習時間を確保できます。
これにより、社会人や遠方に住んでいる方も、より効率的に学習が進められます。
費用を抑えられる
通常の医学部予備校では、学費が300〜600万円ほどかかり、金銭面での負担が大きいため、通うのを断念する方も少なくありません。
しかし、医学部予備校の通信教育を選べば、学費を大幅に抑え、さらに交通費や寮費もかからないという利点があります。
自分のペースで学習できる
働きながら医学部受験することを考えると、医学部予備校の夜間の時間割であっても間に合わないことが多いです。
しかし、隙間時間を上手く活用することで効率的に学習する方法もあります。
そこで役立つのが通信講座です。
通信講座を利用すれば、自分の好きな時間に授業を受けられ、医学部受験に必要な範囲に絞ったカリキュラムで学習できます。
医学部再受験向け通信教育の選び方
次に医学部再受験向け通信教育の選び方についてご紹介していきます。
合格実績と指導力
医学部再受験向けの通信教育を選ぶ際、合格実績と指導力は非常に重要な要素です。
合格実績では、再受験生や年齢、学力が近い受験生の合格事例を確認し、合格体験記を参考にすると良いでしょう。
また、受講者数に対する合格率もチェックすることで、より客観的に評価できます。
さらに、志望する医学部の合格実績も確認しましょう。
指導力では、講師の質が重要です。経験豊富なプロ講師や医学部出身の講師が在籍しているか、またその講師の経歴や指導方針もチェックしておくと安心です。
サポート体制の充実度
合格実績や指導力に加えて、サポート体制の充実度も非常に重要なポイントです。
再受験生は現役生とは異なる悩みや課題を抱えていることが多く、手厚いサポートは学習の継続とモチベーション維持に不可欠です。
サポート体制を確認する際、質問対応の体制が重要です。
オンラインチャット、メール、電話など複数の方法で質問でき、回答までの時間や時間帯も確認しましょう。
加えて、単に答えを教えるだけでなく、理解を深めるための丁寧な解説やアドバイスが得られるかも確認ポイントです。
オンライン授業の質
オンライン授業は時間や場所にとらわれずに学習できる大きなメリットがありますが、その質が学習効果に大きく影響するため、慎重に比較検討することが大切です。
まず、講師の質や授業の進め方を確認しましょう。
オンラインでも、講師の熱意が伝わり、飽きさせない工夫がされているかどうかが重要です。
また、受講者の理解度をしっかり確認しながら進める分かりやすい解説が求められます。
一方的な講義だけでなく、受講者の意見を聞いたり、ディスカッションを取り入れるなど、双方向の授業形式であれば、より深く理解を深めることができます。
個別指導の有無
オンライン授業の中には、講義形式のものが多い一方で、一対一の個別指導を行っているところもあります。
再受験生は周囲に受験する人が少ないため、勉強でつまずいたときに質問できる環境が整っていないことが多いです。
また、一人で勉強していると、同じ視点でしか問題を見られなくなることもよくあります。
個別指導があると、わからないことがあればすぐに質問でき、悩みをそのままにせずその都度解決しながら学習を進められます。
さらに、自分がこれまで注目していなかった視点から問題を考えることができるようになるでしょう。
医学部再受験で効果的に通信教育を受けるコツ
次は医学部再受験で効率的に通信教育を受けるコツについてご紹介します。
綿密な学習計画を立てる
医学部再受験生が通信教育を受ける際に重要なのは、綿密な学習計画を立てることです。
通信教育のデメリットのひとつは、自己管理能力が試される点です。
オンデマンド形式であれば、いつでも動画を観ることができる反面、「いつでも見れるからいいや」と思いがちで、つい後回しにしてしまうことがあります。
その結果、学習が思うように進まず、成績が伸び悩むこともよくあります。
また、通信教育では他の受験生との交流が少なく、競争や刺激が得にくいため、モチベーションを維持するのが難しいこともあります。
そこで大切なのは、志望校に合格するためにどのように学習を進めればよいのかを逆算して計画を立てることです。
計画をしっかり立てることで、自分を律し、勉強のペースを乱さず学習を進めることができるでしょう。
質問や相談を適宜行う
通信教育のデメリットには、対面での指導がないことも挙げられます。
これにより、疑問や不明点をすぐに解決できず、理解不足のまま次の学習に進んでしまうことがあります。
特に医学部受験は難易度が高いため、少しの疑問を放置すると、後々大きな理解のズレを生じてしまう可能性があります。
これを防ぐためには、疑問点が生じた際に迅速に質問し、解決することが大切です。
また、通信教育を受けている再受験生は、学校や予備校との関わりが少ないため、受験に関する情報が入りにくいこともあります。
そこで、悩みごとを相談できるチューターや相談員が在籍している塾や予備校を選ぶことをおすすめします。
よくある質問と回答
ここからは、よくある質問と回答をご紹介します。
仕事と両立できるか?
再受験生の中には、社会人として働きながら医学部を目指している方も多いでしょう。
働きながら医学部合格を目指すことは可能ですが、その道のりは非常に厳しくなることは確かです。
現役生でも医学部に合格できるのは、上位層の一部に限られます。
再受験生の場合、勉強から一定のブランクがあり、さらに1日のすべてを勉強に費やすことができないため、追いつくことは難しいと感じることもあるでしょう。
しかし、隙間時間を上手に活用し、効率的に学習を進めることで、合格のチャンスを掴むことも十分可能です。
自分のライフスタイルを見つめ直し、それに合った学習方法を見つけ出すことが重要です。
医学部再受験に年齢制限はあるか?
医学部再受験に年齢制限はありません。高校を卒業していれば、誰でも医学部受験に挑戦することができます。
実際に、40代や50代で医学部に合格し、その後医師として活躍している方もいらっしゃいます。
しかし、再受験生や多浪生にとっては、年齢が高いことで不利になることもあります。
特に、医学部を卒業しても就業年数が限られるという理由で、合格が難しくなることがあるようです。
このため、再受験を考えている方は、志望する大学が再受験生に寛容かどうか調べておくことをおすすめします。
通学制との違いは?
通信制の通学制との違いは、塾や予備校などに直接足を運ぶ必要がないことです。
通学制は、決まった時間に決められた場所で授業を受けなければなりません。
これは、再受験生で働きながら受験勉強を行う方にとっては、仕事で日中は予備校に通うことができないなど困難なことが多いです。
一方で通信制であれば、いつでもどこでも授業を受けることができるため、時間や場所に囚われることはなく、再受験生にとってぴったりの環境であるといえるでしょう。
ですが、強制力が弱いからこそ、自分で計画立てて勉強を進めていく必要があります。
通信教育で医学部再受験するなら医進の会
通信教育で医学部再受験を目指すのであれば医進の会がおすすめです。
医進の会では、完全個別授業のため、わからないところがあればすぐに質問することができるため、わからないところを放置することなくその都度解決することができます。
再受験生は、周りに受験生が少なく一人で勉強する機会が多くなってしまうことで、考え方が凝り固まりがちですが、講師からの解説を教えてもらうことで、視野を広げることができます。
また、授業は月~日曜日の9~23時のなかであれば、自身の好きな時間で授業を組むことが可能です。
授業は、対面式とオンラインのどちらかから選択することができ、働きながら医学部合格を目指す再受験生にとって、時間や場所を効率よく使うことができます。
授業の日程が決まっていても、予定が入ってしまったという場合には、前日までに講師に伝えておくことで振替授業に切り替えることもでき、フレキシブルな対応が可能です。
医進の会では、医学部受験に精通している講師が指導を行っているため、再受験で比較的合格しやすい大学の情報なども教えてもらうことができます。
この記事を読んで再受験に関してや、医進の会に関して気になられた方はぜひお問い合わせください。
まとめ
今回の記事では、医学部再受験を考えている方に向けた通信教育の学習方法やメリットについてご紹介しました。
医学部再受験は決して簡単なものではありません。
仕事や家庭と両立しながらの受験勉強は心が折れてしまうこともあるでしょう。
ですが、近年はインターネットが普及し、いつでもどこでも勉強することができる環境が整いつつあります。
限られた時間のなかでどのように時間を有効活用するのかを考えて勉強に取り組みましょう。