2024年度医学部受験日程!志望校選びから試験日から合格発表のスケジュール
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カテゴリ:入試
医学部受験は、多くの高校生にとって最大のチャレンジです。
国公立や私立、地域や科目、日程や合格発表など、様々な要素を考慮しなければなりません。
しかし、情報が多すぎて混乱してしまうこともあります。
そこで、この記事では、2024年度の医学部受験に関する最新情報を分かりやすくまとめてお伝えします。
志望校選びの参考にしてください。
- 医学部受験日程や合格発表日
- 志望校選びの注意点
- 一押しの医学部がある大学
目次
2024年度国公立医学部の受験日程・合格発表
現時点で判明している2024年度の国公立大学医学部の受験日程、合格発表についてご紹介します。
北海道・東北
北海道、東北の医学部の受験日程です。
大学名 | 前期日程 | 後期日程 |
---|---|---|
北海道大学 | 入試:2月25日 合格発表:3月8日 |
なし |
旭川医科大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月7日 |
入試:3月12日 合格発表:3月22日 |
札幌医科大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月8日 |
なし |
弘前大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月9日 |
なし |
東北大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月6日 |
入試:3月12日~13日 合格発表:3月20日 |
秋田大学 | 入試:2月26日 合格発表:3月7日 |
入試:3月12日 合格発表:3月21日 |
山形大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月7日 |
入試:3月12日 合格発表:3月20日 |
福島県立医科大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月9日 |
なし |
前期日程はどの大学でも実施しているので、前期日程で受験を検討している場合は各県の大学を比較してみましょう。
関東
次は関東の国公立大学医学部の試験日程です。
大学名 | 前期日程 | 後期日程 |
---|---|---|
東京大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月10日 |
入試:3月12日~13日 合格発表:3月20日 |
筑波大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月8日 |
なし |
群馬大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月7日 |
なし |
千葉大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月9日 |
入試:3月12日~13日 合格発表:3月21日 |
山梨大学 | なし | 入試:3月12日~13日 合格発表:3月21日 |
横浜市立大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月9日 |
なし |
山梨大学のように前期日程を実施しない大学もあるので、ご注意ください。
中部
中部の医学部の受験日程です。
大学名 | 前期日程 | 後期日程 |
---|---|---|
新潟大学 | 入試:2月25日~27日 合格発表:3月8日 |
なし |
富山大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月8日 |
なし |
金沢大学 | 入試:1月14日~15日 合格発表:3月9日 |
なし |
福井大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月9日 |
なし |
岐阜大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月7日 |
なし |
名古屋大学 | 入試:2月25日~27日 合格発表:3月9日 |
入試:3月12日 合格発表:3月21日 |
名古屋市立大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月6日 |
|
三重大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月8日 |
入試:3月12日 合格発表:3月22日 |
中部の医学部は後期日程を実施するケースが少ないのでご注意ください。
中国・四国
中国・四国の医学部の受験日程です。
大学名 | 前期日程 | 後期日程 |
---|---|---|
広島大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月8日 |
なし |
山口大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月6日 |
入試:3月12日~13日 合格発表:3月21日 |
岡山大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月7日 |
なし |
島根大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月6日 |
なし |
鳥取大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月6日 |
なし |
徳島大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月6日 |
なし |
香川大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月6日 |
なし |
愛媛大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月6日 |
なし |
高知大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月7日 |
なし |
後期日程があるのは山口大学のみとなっています。
九州・沖縄
九州・沖縄の医学部の受験日程です。
大学名 | 前期日程 | 後期日程 |
---|---|---|
九州大学 | 入試:2月25日~27日 合格発表:3月8日 |
なし |
佐賀大学 | 入試:2月25日~27日 合格発表:3月6日 |
入試:3月12日 合格発表:3月21日 |
長崎大学 | 入試:2月25日~27日 合格発表:3月8日 |
なし |
大分大学 | 入試:2月25日~27日 合格発表:3月6日 |
なし |
宮崎大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月8日 |
入試:3月12日 合格発表:3月21日 |
鹿児島大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月7日 |
入試:3月12日 合格発表:3月21日 |
琉球大学 | 入試:2月25日~26日 合格発表:3月8日 |
入試:3月12日 合格発表:3月22日 |
九州・沖縄では後期試験を実施する大学が多いです。
2024年度私立医学部の受験日程・合格発表
次に私立大学医学部の受験日程や合格発表の日程をご紹介します。
北海道・東北
北海道・東北の私立大学医学部の受験日程です。
大学名 | 1次試験 | 2次試験 |
---|---|---|
岩手医科大学 | 入試:1月17日 合格発表:1月23日 |
入試:1月26日~27日 合格発表:2月1日 |
東北医科薬科大学 | 入試:共通テストの日程 (共通テスト利用の場合) 合格発表:2月27日 |
入試:3月6日 (共通テスト利用の場合) 合格発表:3月12日 |
共通テスト利用の場合の試験日程が特殊になるので再確認しておきましょう。
関東
関東の私立大学医学部の受験日程です。
大学名 | 前期日程 | 後期日程 |
---|---|---|
自治医科大学 | 入試:1月22日~23日 合格発表:1月23日・26日 2次試験:1月31日 合格発表:2月9日 |
|
獨協医科大学 | 入試:1月21日~22日 合格発表:1月26日 2次試験:1月30日もしくは31日 合格発表:2月7日 |
|
埼玉医科大学 | 入試:2月2日 合格発表:2月8日 2次試験:2月11日 合格発表:2月15日 |
入試:3月2日 合格発表:3月8日 2次試験:3月10日 合格発表:3月14日 |
国際医療福祉大学 | 入試:1月17日 合格発表:1月21日 2次試験:1月24日~29日 合格発表:2月3日 |
なし |
杏林大学 | 入試:1月19日 合格発表:2月1日 2次試験:2月8日または9日 合格発表:2月15日 |
なし |
慶応義塾大学 |
個別試験:2月19日 合格発表:3月4日 |
なし |
順天堂大学 |
A方式⇒個別試験:2月3日 B方式⇒個別試験:3月4日 合格発表:3月11日 |
なし |
昭和大学 | 入試:1月21日 合格発表:2月1日 2次試験:2月7日 合格発表:2月15日 |
入試:2月25日 合格発表:3月6日 2次試験:3月10日 合格発表:3月14日 |
帝京大学 | 入試:1月20日 合格発表:1月31日 2次試験:2月5日または6日 合格発表:2月9日 |
入試:2月24日 合格発表:3月5日 2次試験:3月9日または10日 合格発表:3月13日 |
東京医科大学 | 入試:1月19日 合格発表:1月31日 2次試験:2月5日または6日 合格発表:2月9日 |
入試:2月23日 合格発表:3月5日 2次試験:3月9日または10日 合格発:3月13日 |
東京慈恵会医科大学 | なし | 入試:2月25日 合格発表:3月6日 2次試験:3月10日または11日 合格発表:3月14日 |
東京女子医科大学 | なし | 入試:2月24日 合格発表:3月6日 2次試験:3月10日または11日 合格発表:3月14日 |
東邦大学 | 入試:1月20日または21日 合格発表:1月31日 2次試験:月4日または5日 合格発表:2月9日 |
入試 2月24日または25日 合格発表:3月5日 2次試験:3月9日または10日 合格発表:3月13日 |
日本大学 | 入試:1月20日 合格発表:1月31日 2次試験:2月4日または5日 合格発表:2月9日 |
入試:2月24日 合格発表:3月5日 2次試験:3月9日または10日 合格発表:3月13日 |
聖マリアンナ医科大学 | 入試:1月20日 合格発表:1月31日 2次試験:2月4日または5日 合格発表:2月9日 |
入試:2月24日 合格発表:3月5日 2次試験:3月9日または10日 合格発表:3月13日 |
東海大学 | 入試:1月20日 合格発表:1月31日 2次試験:2月4日または5日 合格発表:2月9日 |
入試:2月24日 合格発表:3月5日 2次試験:3月9日または10日 合格発表:3月13日 |
様々な大学があり、入試日程もそれぞれで異なるので、志望校の日程を密に確認しておきましょう。
中部
中部の私立大学医学部の受験日程です。
大学名 | 前期日程 | 後期日程 |
---|---|---|
金沢医科大学 | 入試:1月30日または31日 合格発表:2月6日 2次試験:2月12日または13日 合格発表:2月15日 |
入試:3月1日 合格発表:3月5日 2次試験:3月11日 合格発表:3月13日 |
愛知医科大学 | 入試:1月16日 合格発表:1月25日 2次試験:1月31日または2月1日 合格発表:2月8日 |
なし |
藤田医科大学 | 入試:2月4日 合格発表:2月9日 2次試験:2月11日または13日 合格発表:2月14日 |
入試:3月3日 合格発表:3月7日 2次試験:3月14日 合格発表:3月15日 |
中部地方の私立大学医学部はすくないため、同エリアでの進学を希望する場合は選択肢が限られます。
中国・四国
中国・四国の私立大学医学部の受験日程です。
大学名 | 前期日程 | 後期日程 |
---|---|---|
川崎医科大学 | 入試:1月21日 合格発表:1月23日 2次試験:1月29日または1月30で指定された日程 合格発表:2月1日 |
なし |
中国・四国の私立大学医学部は1大学のみとなります。
九州・沖縄
九州・沖縄の私立大学医学部の受験日程です。
大学名 | 前期日程 | 後期日程 |
---|---|---|
久留米大学 | 入試:2月1日 合格発表:2月7日 2次試験:2月13日 合格発表:2月21日 |
入試:3月8日 合格発表:3月12日 2次試験:3月16日 合格発表:3月19日 |
産業医科大学(A方式) | 入試:2月12日 合格発表:2月16日 2次試験:3月12日 合格発表:3月19日 |
なし |
福岡大学 | 入試:2月2日 合格発表:2月8日 2次試験:2月14日 合格発表:2月22日 |
九州・沖縄の私立大学医学部も大学数が少なく、日程も複雑なケースがあるので、事前に調べておく必要があります。
志望校選びの注意点
さまざまな大学に医学部がありますが、志望校選びでの注意点があります。
2つの内容を解説しますので、志望校選びの際の参考にしてください。
- 居住地で受験校を決めない
- 理系科目の受験の負担を考慮する
居住地で受験校を決めない
まず、居住地で受験校を決めないことが重要です。
医学部は全国に約80校ありますが、そのうちの半数以上が関東地方に集中しています。
関西地方や九州地方などでは、医学部の数が少なく、選択肢が限られてしまいます。
また、自宅から通える範囲で受験校を絞ってしまうと、自分の学力や志向に合わない学校を選んでしまう可能性もあります。
医学部は6年間という長い期間を過ごす場所です。
自分の将来の夢や目標に向かって勉強するためには、自分に合った教育環境やカリキュラムが整っている学校を選ぶことが大切です。
居住地にとらわれずに、全国の医学部を調べてみましょう。
理系科目の受験の負担を考慮する
次に、理系科目の受験の負担を考慮することが必要です。
医学部の入試では、国語・数学・英語に加えて、理科・社会の各科目から2〜3科目を選択して受験することが一般的です。
しかし、理系科目は高校で習う内容が多く、理系科目の勉強に時間がかかることが予想されます。
また、理系科目は出題範囲が広く、難易度も高い傾向にあります。
そのため、理系科目の受験には十分な準備が必要です。
理系科目の受験をする場合は、自分の得意・不得意や興味・関心を考えて、科目選択を慎重に行いましょう。
また、理系科目の勉強に割く時間や方法も計画的に決めてください。
2024年2月1日は1次試験に重複大学が5校
2024年2月1日は私立大学医学部で4大学の試験日が重複しています。
重複する大学が多い場合は、志望校選びにも影響します。
そこで大事になるのが、出願方法です。
例として杏林大学について取り上げます。
杏林大学の2次試験日は出願時に選択可能
杏林大学の場合は、2次試験日を出願時に選択することができます。
杏林大学の2次試験日は、2月8日または9日のいずれかです。
もし、他の4校の1次試験に合格した場合は、杏林大学の2次試験日をずらすことで、併願することが可能です。
ただし、杏林大学の1次試験に合格した場合は、他の4校の2次試験と重なる可能性があります。
その場合は、自分の志望度や合格確率を考えて、どちらの2次試験を受けるかを決める必要があるでしょう。
獨協医科大学や帝京大学は複数日受けるべきか?
獨協医科大学や帝京大学は、医学部の受験日程が複数あり、試験日自由選択制や連続受験制などの制度があります。
試験日自由選択制や連続受験制を利用することで合格の可能性を高めることができますが、どのように受験するかは自分の目標や状況によって異なります。
試験日自由選択制や連続受験制のメリット
これらの制度を利用するメリットは、以下の通りです。
- 自分のコンディションに合わせられる
- 他の大学との受験日を合わせられる
- 2日間で感触を合わせられる
試験日自由選択制を利用すると、自分の都合や体調に合わせて受験日を決めることができます。
また、他の大学の入試との兼ね合いも考慮が可能です。
連続受験制を利用すると、1日目の結果に関係なく、2日目に挑戦することができます。
また、1日目の反省や感触を生かして、2日目に改善できます。
試験日自由選択制や連続受験制のデメリット
これらの制度を利用するデメリットは、以下の通りです。
- 難易度や出題傾向が異なる
- 体力が必要
試験日自由選択制を利用すると、他の受験者と同じ試験内容ではない場合があり、難易度や出題傾向が異なることが考えられます。
連続受験制を利用すると、2日間連続で試験に臨むことになります。
そのため、体力や精神力の消耗が大きくなります。
また、2日目の試験内容は1日目と同じではないため、対策を変えなければなりません。
複数日受けることで合格チャンスが高まる可能性はありますが、それに見合うだけの準備や体力が必要です。
また、他の大学の入試との兼ね合いも考慮する必要があります。
自分の目標や状況に応じて、最適な受験プランを立てましょう。
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2024年度一押しの医学部がある大学は?
医学部は、国公立大学と私立大学がありますが、どちらも入試難易度は非常に高く、偏差値も高いです。
また、私立大学の場合は、学費も高額になります。
そのため、医学部を目指す受験生は、自分の目標や能力に応じて、志望校を選ぶ必要があります。
偏差値が高い順に並べると、旧帝大や難関私立大学が上位にランクインしています。
特に東京大学などは、偏差値だけでなく、教育水準や研究力も高く評価されています。
また、山梨大学などは、地方にある国立大学ですが、偏差値が高く人気があります。
偏差値や例年の倍率から考えると、国公立大学であれば、秋田大学や山形大学、徳島大学などがおすすめです。
私立大学であれば、川崎医科大学、獨協医科大学などもおすすめになります。
ただし、偏差値や倍率だけではなく、将来的な面など総合的な判断で志望校を選んでください。
まとめ
医学部受験は難しいですが、しっかりと準備すれば夢を叶えることができます。
志望校選びや日程調整などは自分に合った方法で行いましょう。
勉強を進めるにあたって、志望校の受験日程を把握することが大事です。
ご紹介した各大学の受験日程をもとに、学習計画を見直してみましょう。
この記事の執筆者:医進の会代表 谷本秀樹
大学入試は四谷学院などの大手予備校や多くの医学部受験予備校で、主に生物の集団授業と個別授業で300人以上の受験生を担当。
自身の予備校『医進の会』発足後は、これまで500人以上の生徒の受験と進路指導に携わってきた。
圧倒的な医学部入試情報量と経験値、最適なアドバイスで数多くの受験生を医学部合格に導いてきた、医学部予備校界屈指のカリスマ塾長。