医学部面接でよく聞かれる質問10選!対策方法やマナー、失敗しないためのポイントも解説
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カテゴリ:勉強・対策
医学部受験の面接を控えて、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
面接でよく聞かれる質問や対策方法を具体的に知りたくて調べている人もいるでしょう。
本記事では、医学部受験の面接について解説します。
本記事を読むことで、医学部受験の面接について理解を深め、合格に近づくための準備ができます。
また、医学部受験以外にも、面接対策の参考になる内容が含まれているため、医学部受験の面接に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
- 医学部受験の面接の特徴
- 医学部受験の面接でよく聞かれる質問
- 医学部受験の面接の対策方法
医学部受験の面接の特徴
医学部受験の面接は、受験者が医学部に適した人物かどうかを判断するために行われます。
そのため、面接では、受験生の人柄、人間性、将来性などが重視されます。
また、医学部は人の命に関わる仕事であるため、倫理観や道徳心も問われます。
医学部入試の面接を成功させるためには、以下の点を意識して準備することが大切です。
- 志望理由を明確に持つ
- 医師としての将来像を描く
- 医療に関する問題やニュースの知識を身につける
- 人柄を磨く
- 面接練習を積む
医学部入試の面接は、受験生にとって大きなプレッシャーとなるでしょう。
しかし、しっかりと準備をすれば、面接官の印象に残り、合格に近づけます。
医学部受験の面接でよく聞かれる質問
医学部受験の面接でよく聞かれる質問は、下記が挙げられます。
- 受験大学の志望理由
- 入学したらやりたいこと
- 自分の長所と短所
- 中学校や高校時代に頑張ったこと
- 趣味や特技について
- 尊敬する人物
- 目指す医師像
- 最近印象に残った医療ニュース
- どこを併願しているか
- 今まで印象に残った出来事や本
- 浪人や再受験している理由
受験大学の志望理由
医学部受験の面接でよく聞かれる質問の一つに「受験大学の志望理由」があります。
面接を受ける中で志望理由は基本的な質問になります。
以下が志望理由を聞かれたときの回答に必要な内容と、【回答例】になります。
回答に必要なこと
回答に必要な内容は以下の通りです。
- 志望大学の教育方針やカリキュラムについて理解していること
- 志望大学で学びたいことや成し遂げたいことについて明確にしていること
- なぜその大学を志望するのか、その理由を自分の言葉で説明できること
回答例
回答の一例は以下の通りです。
答えやすい回答を用意しておき、柔軟に対応できるようにしておきましょう。
特に、○○大学では、学生一人ひとりの個性を尊重し、その個性を活かす教育を行っています。
また、○○大学では、幅広い分野の学びを経験でき、将来、医師として活躍するために必要な知識と技術を身につけられます。』
この回答の良い点としては、大学の教育方針やカリキュラムに関心を示している点、学生一人一人の個性を尊重する姿勢を評価している点です。
教育方針やカリキュラム、個性の尊重、専門の知識の獲得など、重要な要素を的確に考慮している。
入学したらやりたいこと
医学部受験の面接では「入学したらやりたいこと」
もよく聞かれます。
この質問は、あなたがその大学に入学したら何を学びたいのか、何を成し遂げたいのかを問われています。
自分が成し遂げたいことを簡潔にまとめられるようにしておきましょう。
以下が入学したらやりたいことを聞かれたときの回答に必要な内容と、【回答例】になります。
回答に必要なこと
回答に必要な内容は以下の通りです。
入学したときのことを意識して回答を用意しておきましょう。
- 入学したら何を学びたいのかについて明確にしていること。
- 何を成し遂げたいのかについて明確にしていること。
- なぜそのことを学びたいのか、成し遂げたいのか、その理由を自分の言葉で説明できること
回答例
回答の一例は以下の通りです。
医学部に関連する内容に加えて志望校の特色に合わせた回答を用意しておきましょう。
また、この大学で学んだことを生かして、地域社会に貢献したいと思っています。
具体的には、私は、医学部で医学の基礎知識を学び、病気の原因や治療法を理解したいと思っています。
また、臨床実習で、医師の仕事を体験し、医師としての心構えを学びたいと思っています。
医学部を卒業したら、一般的な内科医として、地域社会に貢献したいと思っています。
また、将来的には、特定の分野に特化した医師として、より多くの患者さんに貢献したいと思っています。』
この回答の良い点としては自身の目標や意気込みを明確に示し、地域社会への貢献意欲や将来の展望に対する意欲を持っていることが伺えるところです。
これらの要素は大学入学後の学びや活動において、意欲的に取り組む姿勢を示しています。
自分の長所と短所
医学部受験の面接で答えに困る人が多いのが、「自分の長所と短所」です。
自分の過去の言動を振り返り、長所と短所を答えられるようにしておきましょう。
回答に必要なこと
回答に必要な内容は以下の通りです。
- 自分の長所と短所を客観的に把握していること
- なぜその長所と短所なのか、理由を自分の言葉で説明できること
- 具体例や経験をあげて説明すること
自分の長所は、他人から褒められたことを思い出したり、過去の成功体験を振り返ったりすると見つけられます。
また、自分の短所は、他人から指摘されたことを思い出したり、自分の失敗体験を振り返ったりすると具体的な出来事から短所として感じることがあります。
回答例
回答の一例は以下の通りです。
具体性を持たせて回答することが大切です。
また、リーダーシップを発揮できる性格です。
将来は、コミュニケーション能力を活かして、患者さんとの信頼関係を築き、リーダーシップを発揮して、医療チームを引っ張っていく医師になりたいと思います。
短所は優柔不断なところです。
選択肢が多いあまり、悩んでしまいなかなか結論を出せない点が自分の短所だと感じています。
しかし、しっかり吟味したうえで決断できるともいえるため、状況判断をしっかりとしてすぐに決断を出すべきなのか、吟味すべきなのかを判断できる力を身に付ける努力をしていきたいです。』
この回答の良い点としては長所の具体的な将来の展望、短所の認識と改善への意欲、自己分析と成長への意欲が伺える点です。
回答者には自己理解があり、将来の目標に向かって主体的に成長しようとする意識を示しています。
中学校や高校時代に頑張ったこと
中学校や高校時代に頑張ったことを医学部受験の面接で聞かれることがあります。
この質問では、あなたがどのような経験をしてきたのか、どのような人材なのかが問われています。
回答に必要なこと
回答に必要な内容は以下の通りです。
- 具体的な活動や取り組みを挙げていること
- その活動や取り組みにおける成長や経験をいえること
- なぜそのことを頑張ったのか、理由を自分の言葉で説明できること
回答例
回答の一例は以下の通りです。
自分の人柄がわかるような回答にすることを意識しましょう。
最初は、走るのが苦手でしたが、練習を重ねるうちに、少しずつ速くなっていきました。
そして、県大会に出場できました。
陸上部で頑張ったことで、努力すれば必ず結果が出ることを学びました。
また、チームワークの大切さも学びました。
私は、陸上部で学んだことを生かして、医師として活躍したいと思っています。』
この回答の良い点としては、頑張ったことによって得られたものを答えている点、今後生かしていくという意欲が見える点
です。
趣味や特技について
趣味や特技についても、医学部受験の面接では非常に多く聞かれる傾向にあります。
深堀をされることもあるので、本当に好きなものや得意なことを回答するようにしましょう。
回答に必要なこと
回答に必要な内容は以下についてです。
- 自分の趣味や特技を客観的に把握していること
- なぜその趣味や特技を好きなのか、その理由を自分の言葉で説明できること
回答例
回答の一例は以下の通りです。
具体的にどのような点が好きなのかを意識して回答しましょう。
読書が好きで、様々なジャンルの本を読みます。
特に、歴史や哲学の本を読むのが好きです。
音楽鑑賞が好きで、クラシック音楽やジャズをよく聴きます。
音楽を聴くと、心が安らぎ、リラックスできます。
趣味や特技は、私の人生においてとても大切なものです。
趣味や特技を通して、忙しく過ぎる日々にストレスを抱えることなく、様々なことを学び、成長できると思っています。
尊敬する人物
医学部受験の面接では、尊敬する人物について質問されることもあります。
あなたの価値観や人柄が伝わるように意識して回答しましょう。
回答に必要なこと
回答に必要な内容は以下の通りです。
- 尊敬する人物について理解していること
- なぜその人を尊敬するのか、その理由を自分の言葉で説明できること
回答例
回答の一例は以下の通りです。
自分と尊敬する人物をしっかりと理解して回答しましょう。
祖母は、とても優しく、いつも私を助けてくれました。
また、祖母は、とても強い女性で、困難に立ち向かっていました。
私は、祖母のような人になりたいと思っています。
そして、祖母のように、困っている人を助けられる医師になりたいと思っています。
目指す医師像
受験する大学に即した人物かを見極めるため、目指す医師像を聞かれることもあります。
この質問では、受験生の医師像を知り、その医師像が志望する大学の教育方針に沿っているかどうかを確認しています。
回答に必要なこと
回答に必要な内容は以下についてです。
- 自分の医師像を明確にすること
- 医師としてどのような役割を果たしたいのか
- どのような患者を助けたいのか
回答例
回答の一例は以下の通りです。
自分が医師になったことを想像して回答しましょう。
医療はすべての人に平等に提供されるべきだと考えており、そのために我々医師が果たすべき役割があると信じています。
具体的には、患者の社会的、経済的背景に関わらず、最高水準の医療サービスを提供することを私の役割と見なしています。
また、医療制度やポリシーについての知識を深め、不公平な医療アクセスの問題に対処するための提言を行うことも重要な役割だと考えています。
私自身が医学の道を選んだのは、このような公平な医療への信念からです。
最近印象に残った医療ニュース
時事問題に関する質問として、最近印象に残った医療ニュースを聞かれることもあります。
あなたの医療に対する関心度や人柄をアピールすることを意識しましょう。
回答に必要なこと
回答に必要な内容は以下の通りです。
- 最近の医療ニュースを把握すること
- ニュースの内容だけでなく、なぜそのニュースが印象に残ったのか
- なぜそのニュースに興味を持ったのか
回答例
回答の一例は以下の通りです。
なぜそのニュースが印象的だったのかを伝えることは、自分の人間性をアピールするチャンスでもあります。
具体的に回答することが大切です。
この基金は、小児難病の子どもたちが治療を受けられるように、薬代を無償で提供するものです。
私は、この基金が立ち上がったことがとても嬉しく、また、このような基金がもっと増えてほしいと思いました。
このニュースに触れて、私は、医療はお金で解決できる問題ではないということを改めて感じました。
私は、医療に携わる人として、一人でも多くの患者に希望を与えられるよう、努力したいと思っています。
どこを併願しているか
意外に答えにくい質問が、どこを併願校としているかです。
あなたの志望校に対する熱意や、他の学校との比較を理解したいという意図があります。
また、志望校の理解度を推し量ることもあるでしょう。
回答に必要なこと
回答に必要な内容は以下の通りです。
- 卒業したあとにその地域の医師になる意思があるか
- 併願校のなかで決めている順位とその理由は何か
- 併願校にも合格した場合はどちらを選ぶのかとその理由は何か
回答例
回答の一例は以下の通りです。
併願校との比較を明確に伝える必要があります。
東京大学は、医学研究で世界をリードする大学であり、私が志望する医師像に最も近いと感じています。
また、東京大学は、私の出身地に近いため、卒業したあとは、地元で医師として働きたいという思いもあります。
京都大学は、第二志望校としています。
京都大学は、伝統と実績を誇る大学であり、私が志望する医師像に近いと感じています。
また、京都大学は、東京大学に比べて、医学部に在籍する学生の割合が少ないため、より多くの研究や臨床経験を積めるのではないかと考えています。
今まで印象に残った出来事や本
今まで印象に残った出来事や本を聞かれることもあります。
面接官は、あなたの人柄や価値観、人生経験を知りたいと思っています。
回答に必要なこと
回答に必要な内容は以下の通りです。
- 自分の印象に残った出来事や本をいくつか挙げること
- その出来事や本を通して、何を学んだか
- 何を感じたか、なぜ印象に残ったのか
回答例
回答の一例は以下の通りです。
内容について深堀されることもあるため、しっかりと準備しておきましょう。
インドでは、貧困や病気で苦しむ人々をたくさん見ました。
その経験を通して、恵まれた環境で育った自分を反省し、自分にも何かできることはないかと考えるようになりました。
そして、医師になって、世界中の人々を助けたいという思いを強くしました。
浪人や再受験している理由
医学部受験の面接では、なぜ浪人しているのか、再受験しているのかを聞かれることもあります。
面接官は、あなたの受験勉強に対する姿勢や、志望度の高さを知りたいと思っています。
回答に必要なこと
回答に必要な内容は以下の通りです。
- 浪人や再受験した理由を明確にすること
- その理由を裏付けるエピソードや経験があれば伝えること
回答例
回答の一例は以下の通りです。
志望度をアピールするチャンスでもあるため、事前準備を怠らないようにしましょう。
不合格になった原因は、勉強不足と、受験に対する心構えの甘さでした。
私は、浪人期間中、勉強をやり直し、受験に対する心構えを改めました。
私は、浪人期間中、とても辛いこともありましたが、その経験を通して、自分の弱さや、努力する大切さを学びました。
私は、この経験を活かして、医学部に合格し、医師になりたいと思っています。
医学部受験の面接の対策方法
医学部受験の面接の対策方法は、下記が挙げられます。
- マナーや元気は当たり前のようにしておく
- 受験校の募集要項やホームページに目を通しておく
- 医療関連や志望校に関するニュースは把握しておく
マナーや元気は当たり前のようにしておく
医学部受験の面接では、マナーや元気は当たり前のようにしておくことが重要です。
面接では、服装や言葉遣い、身だしなみなど、細部にまで気を配ることが大切です。
服装はリクルートスーツを着用し、髪型やネイルは清潔に整えてください。
言葉遣いは丁寧に、敬語を使いましょう。
また、緊張していても元気な様子を見せることが重要です。
面接官に自分のことをアピールするために、明るい笑顔で話しましょう。
また、積極的に質問に答えるようにしてください。
具体的な対策方法
以下に、面接でマナーや元気を意識するための具体的な対策をいくつか紹介します。
- 面接の練習をたくさんする
- 面接官の立場になって、自分の言動を客観的に見る
- 緊張をほぐすための方法を身につける
- 自分の性格や長所をアピールする
面接対策をしっかりと行うことで、医学部受験の合格率を上げられます。
面接は、医学部受験の合否を左右する重要な要素です。
マナーや元気を意識して、本番に臨みましょう。
受験校の募集要項やホームページに目を通しておく
医学部受験の面接では、受験校の募集要項やホームページに目を通しておくことも大切です。
募集要項には、受験校の教育理念やカリキュラム、入学試験の概要などが記載されています。
ホームページには、受験校の沿革や特色、学生生活に関する情報などが掲載されています。
具体的な対策方法
具体的には、次の点について確認しておくとよいでしょう。
- 受験校の教育理念やカリキュラム
- 入学試験の概要
- 受験校の沿革や特色
- 学生生活に関する情報
- 自分の志望理由
これらの情報を事前に確認しておくことで、学校の特徴や自分がその学校に適しているかどうかを判断できます。
また、面接では、医療ニュースについての一般的な知識や、地域医療における課題や時事的なニュースについての理解も問われます。
面接は、医学部受験の合否を左右する重要な要素です。
募集要項やホームページに目を通して、万全の準備を整えて本番に臨みましょう。
医療関連や志望校に関するニュースは把握しておく
医学部受験の面接では、医療関連のニュースや志望校に関するニュースを把握しておくことが大切です。
なぜなら、面接官は医学部生に、社会の変化や医療の最新動向に常にアンテナを張り、自ら学び成長していく姿勢を求めているからです。
また、志望校に関するニュースを把握しておくことで、志望校への理解を深め、なぜその学校を志望するのか、その学校で何を学びたいのかを明確にできます。
具体的な対策方法
具体的には、次の点について確認しておくとよいでしょう。
- 医療技術の進歩
- 医療費の問題
- 医療格差の問題
- 医療倫理の問題
- 医療政策の問題
これらのニュースを把握しておくことで、面接官に医学部生としての素養があることをアピールできます。
また、志望校への熱意のアピールもできます。
医学部入試の面接形式とは?
続いて医学部入試の面接形式についてです。
個別面接
個人面接は、受験生一人に対して一人あるいは複数人の面接官がついて行われます。
自分と面接官だけですので他の面接よりは集中しやすいでしょう。
調査書に基づいて様々な質問が行われますので、落ち着いて自分の事を積極的にアピールしましょう。
調査書と面接での回答が矛盾しないよう、一貫した応答ができるよう練習しておきましょう。
集団面接(グループ面接)
集団面接は、5~10人程度の受験生に対して同時に行われます。
面接官は一人あるいは複数人となります。
受験生全員に向けて共通の質問が行われ、受験生は順番に回答していきます。
他の受験生の受け答えと比較されながらの面接となるためプレッシャーを感じてしまうこともあります。
また、自分が言うつもりだった回答を先に言われてしまってパニックに陥ってしまう等の難点があります。
必ずしも他の受験生と違う回答をしなければいけないというルールはありませんので、焦らずに落ち着いて自分の準備してきた通りにやり遂げるようにしましょう。
また回答が長すぎると自己中心的と悪印象を持たれてしまう可能性もありますので1分程度で簡潔にはっきりと伝えましょう。
集団討論(グループ討論)
集団討論は集団面接のひとつで、面接官から与えられたテーマについて受験生同士で討論を行います。
5~10人程の受験生に対し3~5人程の面接官がついて討論の内容が評価されます。
面接官は多くの場合、口出しはせず討論の行方を冷静に見て評価を下します。
自分の考えを伝える能力、集団の中で役割を果たす協調性、他者の意見を調整する能力等総合的な能力が問われるため非常に難易度が高い面接です。
時間は30分程度設けられ、細かいルールはその時々により異なりますので指示を良く聞いて臨機応変に対応しなければなりません。
一人一人の能力だけが評価されるのではなく、グループの討論全体の流れも評価されますのでグループ全体での協調と自分の能力のアピールを両立させなくては良い評価を得られませんので、事前に練習を重ねて、落ち着いて自分の言葉で臨めるようにしておきましょう。
医学部の面接合格に近づくためには
では、医学部の面接合格に近づくためにはどうしたらよいのでしょうか。
募集事項を細かく読む
先ずは志望大学の募集要項を隅から隅までチェックしておきましょう。
大学ではアドミッションポリシーに基づいて選抜試験を行っていますので、アドミッションポリシーを把握することで大学が重視していることを理解することができます。
また大学のホームページもチェックし、理念や学長の言葉も確認しておくことが大切です。
大学の理念や学長の言葉、大学の特色をしっかり把握し「この大学でなくてはならない志望動機」を述べれるようにしておきましょう。
オープンキャンパスに参加してみる
しかし、募集要項やホームページだけではその大学の雰囲気、良さを掴むことは出来ません。
オープンキャンパスに参加して実際に大学に行き、雰囲気や空気感を感じてみてください。
面接で志望理由を尋ねられた際に、オープンキャンパスで実際に肌で感じた想いや経験からさらに志望度が高まった等熱意を伝えやすくなります。
また実際に大学へ行き、キャンパスを見ることで受験に対するモチベーションアップにも繋がります。
ぜひオープンキャンパスに参加してみてください。
面接に合格するためには
面接に合格するためには、下記の3つも検討しましょう。
- 医学部受験予備校に通う
- 面接対策ができる塾・予備校に通う
- 現役生の場合は学校の先生に対策してもらう
筆記試験から面接まで医進の会ならトータルサポート
医進の会では筆記試験はもちろんのこと、面接までしっかりサポートしております。
経験豊かなプロ講師が生徒さん一人一人の希望、学力に合わせて最短で合格出来るよう個別にカリキュラムを作成し、個別ブースでの1対1の授業できめ細かな指導を行っております。
また小テスト等実施し現在の学力の把握、カリキュラムの見直しも行っております。
授業料は授業コマ数で決定し、予算に応じて授業コマ数を決めることができ、いつでも変更可能です。
また授業以外にもチューターによる無料フォローも行っております。
小論文・面接の対策も無料で受講可能となっておりますので、医学部合格に向けてリーズナブルにトータルサポートいたします。
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06-6776-2934
医学部受験予備校に通う
面接に合格するためには、医学部受験予備校に通うのは一つの方法です。
医学部受験予備校では、面接対策講座を実施しているところが多く、面接官の質問に答える練習や、面接時の態度や表情などの指導を受けられます。
また、医学部受験予備校に通うことで、他の受験生と交流する機会も得られるため、モチベーションを高められます。
医学部受験予備校に通うことをおすすめする人は、以下のとおりです。
- 医学部入試の面接に不安がある人
- 医学部入試に必要な知識や情報を得たい人
- 他の受験生と切磋琢磨しながら面接の練習をしたい人
医学部受験予備校に通うことを検討している方は、予備校選びを慎重に行うようにしてください。
面接対策ができる塾・予備校に通う
面接対策ができる塾や予備校に通うことは、面接を成功させるための有効な方法です。
塾や予備校では、面接の基本的なマナーや礼儀、質問に対する回答の仕方などを学べます。
また、模擬面接を受けることで、自分の面接力を客観的に評価し、改善できます。
面接対策ができる塾や予備校は、大きく分けて2種類あります。
面接対応できる塾・予備校とは?
1つ目は、面接対策に特化した塾や予備校です。
このタイプの塾や予備校では、面接のノウハウに精通した講師が、一人ひとりの面接力を丁寧に指導してくれます。
2つ目は、大学受験や就職活動などの総合的な対策を行う塾や予備校です。
このタイプの塾や予備校では、面接対策の一環として、面接のノウハウを学べます。
面接対策ができる塾や予備校に通うのは、以下の人におすすめです。
- 面接の経験が少ない
- 面接に自信がない
- 面接のノウハウを学びたい
- 模擬面接を受けたい
- 面接を成功させたい
面接対策ができる塾や予備校に通うことで、面接を成功させるための知識やスキルを身につけられます。
現役生の場合は学校の先生に対策してもらう
学校の先生に相談するのも、一つの方法です。
受験生をよく知っており、面接官の視点に立ってアドバイスができます。
また、面接の練習をすることで、緊張を解きほぐし、自分の考えを明確に話せます。
面接対策をする際には、学校の先生に以下の点を相談してください。
- 志望動機
- 医師としての将来像
- 自分の長所と短所
- 医療に関する知識
- 面接練習
おすすめの先生は、医学部受験に詳しい先生です。
学校の先生や予備校の先生に相談するとよいでしょう。
また、医学部に合格した先輩に面接対策をしてもらうのもおすすめです。
まとめ
医学部受験の面接は、医学部にふさわしい人物か否かを見極めるために行われます。
そのため、面接では、受験生の人柄、人間性、将来性などが重視されます。
医学部入試の面接を成功させるためには、志望理由を明確に持ち、医師としての将来像を描き、医療に関する問題やニュースの知識を身につけ、人柄を磨き、面接練習を積むことが大切です。
しっかりと準備をすれば、面接官の印象に残り、合格に近づけます。
この記事を参考にして、医学部受験の面接に臨んでみてください。
この記事の執筆者:医進の会代表 谷本秀樹
大学入試は四谷学院などの大手予備校や多くの医学部受験予備校で、主に生物の集団授業と個別授業で300人以上の受験生を担当。
自身の予備校『医進の会』発足後は、これまで500人以上の生徒の受験と進路指導に携わってきた。
圧倒的な医学部入試情報量と経験値、最適なアドバイスで数多くの受験生を医学部合格に導いてきた、医学部予備校界屈指のカリスマ塾長。