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医学部の推薦入試で合格するためには?出願条件や受験科目を徹底解説

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カテゴリ:入試

医学部の一般受験は浪人生との勝負になり、高校3年間で浪人生に負けない学力を身につけるのは極めて難しいです。
そこで現役生ならではの推薦受験を考えている方も珍しくありません。
大学によって医学部の推薦入試は様々です。
今回は医学部を推薦入試で受ける方に、医学部推薦入試がどのようなものなのか、推薦を設けている各大学を紹介しつつ対策の仕方や推薦入試の注意点について詳しく解説します。
ぜひ自身の入試に役立ててください。

この記事を読むとわかること
  1. 医学部推薦入試とは
  2. 医学部の推薦入試対策
  3. 医学部の推薦入試の注意点


今回の記事を動画で解説しています!

医学部推薦入試とは

医学部にも推薦入試があります。
高校の成績が良い人におすすめの試験形態です。
一般入試(前期・後期試験や大学個別試験)との併願が可能な場合もありますので、出願条件を満たすと受験のチャンスを一回増やす事ができます。
ここでは、その推薦入試における種類について解説します。

学校推薦型選抜とは

学校推薦型選抜とは、旧推薦入試とも呼ばれます。
大学や医学部などが優秀な学生を選び入学させる方法です。
大学側の出願要件などの条件を満たした学生が、高等学校長の認可を得て入学することができます。
この推薦型選抜は9割以上の大学で実施されており、全国各地で行われています。
学校推薦型選抜は主に指定校推薦、公募型推薦、地域枠推薦の3つがあります。
主に私立で行われる指定校推薦は人気の大学の場合受験者が殺到し、高校内で事前選抜が行われることもあります。

総合型選抜とは

総合型選抜とは以前「AO入試」とも呼ばれていた方式です。
この総合型選抜の特徴として、自己推薦での入試のため大学側のアドミッション・ポリシーと出願条件を満たした上で誰でも出願できる点です。
高校学校長の推薦書が不要な場合も多く、学校推薦型選抜よりも比較的出願が簡単に行えます。

学校推薦型選抜と総合型選抜の違い

学校推薦型選抜と総合型選抜の違いを表にしてみました。
大きな違いは3点あり、いずれも学校推薦型選抜では高校での成績が重視され、総合型選抜では高校での実績ではなく大学の求める人物像と合致することが重要な要素となります。

学校推薦型選抜 総合型選抜
受験期間 出願から合格まで3か月 2か月から半年
受験資格 高校で一定の成績 大学が求めている学生像
選考方法 高校での実績 志望大学への入学意欲

医学部推薦入試の出願条件について解説

医学部の推薦に興味はあるが、出願条件についてよくわからない人は多いでしょう。
ここでは医学部の推薦入試における出願条件について項目ごとに詳しく解説します。

必要な評定平均は?

国公立大学は4.3以上(A評価以上)、私立大学の場合は3.5〜4.3が目安とされています。

医学部推薦入試では「評定平均」が指定されているケースが殆どです。

評定平均とは高校時代の成績平均を表し、現役生で私立大医学部志望者ならば高1〜高3の1学期まで、国公立大医学部志望者ならば高1~高3の2学期までを指します。
浪人生の場合は高校3年間全てを対象とするのが一般的です。

評定平均の確認方法

評定平均は高校の学業の積み重ねですので、自分の評定平均がどれくらいなのかは担任の先生に早めに確認しておく事が大切です。
浪人生の場合は卒業してから一定期間の間、「調査書」や「成績証明書」などを出身高校で発行する事が可能です。
自身の卒業高校のサイトなどを確認してみてください。

現役生の場合

現役生の場合、学内で評定平均を算出した後に書類を揃え出願する流れになりますが、学内選考があることがあります。
多くの場合学校長との面接であったり、評定順位の高い方から優先的に公募の枠を埋めていったりする形になります。
特に評定順位はすぐに変わる事がなく、これまでの自分の授業態度や課題提出の可否によって決まります。
そのため推薦を考えている方は普段の授業姿勢を大切にしましょう。

浪人生の場合

浪人生の場合はすでに学内の評定は決まっています。
志望校の出願に必要な書類は全て自分で揃える必要があります。

特に成績関連の証明となる「調査書」の発行は1〜2週間ほどかかる事もあり、直前になってから書類を揃えていると出願に間に合わないケースがあります。
このような事態を防ぐためにも早めに志望校の出願条件を確認しておきましょう。

資格取得などの条件は?

大学によっては評定平均とともにいくつかの条件を課している事があります。

国公立大学 私立大学
評定平均のボーダー A(4.3)段階以上 約3.5〜4.3
試験科目 書類選考・小論文・面接 書類選考・学力試験・適性検査・小論文・面接
出願要件 高校の評定平均を中心に、年齢や出身地など基本的な情報を扱う 高校の評定平均や自身の年齢や住所など基本的な情報を扱う。推薦書の記入が必要。

例えば地域枠推薦を行っている大学では、出身地域が限定されることもあります。
また、各種検定のスコア提出が必要な大学もあるので注意が必要です。
例えば東京大学の総合型選抜では、コンテスト等で優秀な成績を修めたことを証明する資料もしくは極めて高い英語力を示す資料の提出が求められます。
京都大学では国際科学オリンピックに日本代表として世界大会に出場している事が条件になります。
医学部推薦では出願条件に自分が合致するかどうかを事前に募集要項で確認しておく事が大切です。

医学部推薦入試の特徴

医学部の推薦入試では小論や面接の他に共通テストを出願条件にしているところなど、様々な試験を受ける必要があります。
主な入試の特徴を、ここでは国公立大学と私立大学に分けて解説します。

国公立大学

国公立大学医学部は私立大学に比べ、高い評定平均と共通テストを利用する事が大きな特徴として挙げられます。
また一部の大学では極めて優秀なコンテスト・資格の成果を提出する必要があります。
そのため競争率は低いですが非常に狭き門となっています。
ここでは評定平均のボーダー・試験科目・出願要件について詳しく解説します。

評定平均のボーダーは?

国公立大学の医学部推薦入試で用いられる評定平均のボーダーは「A(4.3)段階以上」と高い評定を求められます。
そのため高校の成績によっては受験できないこともあります。
また、一般入試では卒業年度が問われないため現役生・浪人生の区別なく試験を受ける事ができますが、国公立の推薦入試については、浪人生は一浪までといった制限も課されています。

試験科目は?

国公立大学の推薦入試では、書類選考・小論文・面接が課される事が多いです。
大学によってはこれに加えて一般受験のように学力を問う論述問題や科目試験を課す大学もあります。
また国公立大学医学部に多いのが共通テストを利用するというものです。
主に第一段階選抜(足切り)、最終的な合否判断、単に出願条件とする場合など利用の仕方は大学によって異なります。
推薦だからといって勉強をおろそかにすると共通テストでつまずいて試験を受けられないということになるので注意しましょう。

面接や小論文があることに注意

また医学部では推薦でも一般でも面接を課す大学が多いです。
医師としての適性や受験生の人柄などを測るために行われます。
小論文を課す大学では医療系のものが選ばれる事が多いです。
どのような選考をするのかは大学によって大きく異なり、一概には言えないため志望校の選考方法は必ず調べておくようにしましょう。

出願要件は?

高校の評定平均を中心に、年齢や出身地など基本的な情報を扱います。
このあたりは一般入試と変わりません。
ですが地域枠推薦を行う大学では出身地域を限定している大学もあります。
東京大学や京都大学では各種検定やコンテストの資料提出を必要としています。
このような大学では出願条件でかなり難しい条件を課している場合があるので、事前に確認した上で出願するようにしましょう。

私立大学

私立大学医学部は国公立大学と比べるとやや評定平均のボーダーが下がります。
しかし適性検査や学力試験などで受験者の学力を図る事が多く、学業優秀であることが必要とされます。
また一部の大学では国公立大学と同等の評定平均を求める大学もあります。
ここでは私立大学医学部の評定平均のボーダー・試験科目・出願要件について詳しく解説します。

評定平均のボーダーは?

私立大学医学部が求める評定平均は約3.5〜4.3である事が多いです。
国公立大学ほど高い評定平均のボーダーを課しているわけではありませんが、それでも高校の成績を必要としていることは確かです。
一部の大学では国公立大学と同様に高校での評定平均をA以上(4.0以上)としている大学もあります。
また評定平均だけでなく、特定の科目の成績や偏差値を考慮に入れる大学もあります。
推薦入試を考える場合は授業姿勢も考えて勉強に取り組む事が大切です。

試験科目は?

私立大学医学部では書類選考・学力試験・適性検査・小論文・面接などが課されます。
通常の一般受験よりも受験の手間がかかる事が特徴です。
総合型選抜では、集団討論やプレゼンテーションを課す大学もあります。
適性検査を課す大学は比較的多く、明治・順天堂・中央・東邦・日本医科・帝京・近畿大学など他にも様々な大学で行われています。
学力試験の科目や出題内容は大学や推薦方式によって大きく異なります。
受ける選考の要項は必ず目を通しておくようにしましょう。

出願要件は?

私立大学医学部の出願要件は国公立大学と変わらず高校の評定平均や自身の年齢や住所など基本的な情報を扱います。
また推薦書の記入が必要となります。
自己PRや人物像を自身でまとめることになります。
どんな人物像をもとめているか(アドミッション・ポリシー)は大学によって異なるのでよく確認しておきましょう。
また推薦入試の出願要件は現役か一浪までの大学が殆どですので、浪人生とのハンデは少ないと言えます。

国公立大学と私立大学の違い
  1. 高い評定平均と共通テストを利用する
  2. 適性検査や学力試験などで受験者の学力を図る

推薦入試を設けている医学部

推薦枠を設けている大学の医学部は数多く存在します。
ここではその一例として、国公立大学と私立大学に分けて主要な大学の医学部推薦入試について表でまとめつつ解説します。
他にも推薦試験を行っている大学はありますので、より詳しく知りたい方は大学のホームページなどで確認してみてください。

国公立大学

以下は国公立大学における、推薦を設けている医学部の参考(2024年度)です。

大学名 推薦方式名 募集人数
東京大学 学校推薦型選抜 3名程度
東京医科歯科大学 特別選抜(学校推薦型選抜) 5名
名古屋大学 学校推薦型選抜 15名
京都大学 特色入試(学校推薦型選抜) 5名
大阪大学 学校推薦型選抜 5名程度
筑波大学 学校推薦型選抜推薦入試 44名
秋田大学 学校推薦型選抜II一般枠 20名
金沢大学 KUGS特別入試学校推薦型選抜II 15名
信州大学 学校推薦型選抜II(地元出身者枠) 10名
※長野県内高等学校出身者のみ
和歌山県立医科大学 学校推薦型選抜(一般枠) 6名程度
※和歌山県内の高校出身者のみ
岐阜大学 学校推薦型選抜II(一般枠) 27名
三重大学 学校推薦型選抜 10名
佐賀大学 学校推薦型選抜II(一般枠) 20名

最難関校は枠が限られている

このように国公立大学の推薦枠は非常に限られている場合と、特に東京大学や京都大学では枠がそもそも3名や5名と非常に限られており、尚且つ出願要件も高く設定されています。

地方大学は枠があり、入りやすい

その一方で地方大学では出身が限られる大学が存在します。
また募集人数も比較的多く、十分に合格できる可能性があると言えるでしょう。
入試名も大学によってバラバラで、ほとんどは学校推薦型選抜とされていますが大学によっては個別の名称をつけている場合があります。

学校によって異なるため最新情報を得ておく

また国公立大学医学部では、地域枠や総合型選抜しか実施していない大学もあります。
加えて公募推薦では大学によって出願要件が大きく異なるので、志望校の募集要項は詳しく確認しておきましょう。

私立大学

以下は私立大学における、推薦を設けている医学部の参考表(2024年度)です。

大学名 推薦方式名 募集人数
東京医科大学 学校推薦型選抜(一般公募) 20名
東京女子医科大学 学校推薦型選抜(一般推薦) 23名
聖マリアンナ医科大学 学校推薦型選抜(一般公募制) 25名
近畿大学 推薦入試(一般公募) 25名※併願可
岩手医科大学 学校推薦型選抜(公募制) 12名
埼玉医科大学 学校推薦型選抜(一般公募枠) 14名
帝京大学 学校推薦型選(公募制) 15名
愛知医科大学 学校推薦型選抜(公募制) 20名
関西医科大学 一般枠学校推薦型選抜試験 10名※併願可
兵庫医科大学 学校推薦型選抜(一般公募制) 13名
久留米大学医学部 学校推薦型選抜(一般)A日程 10名
産業医科大学 学校推薦型選抜
(A・B・Cブロック)
25名以内
※全国を地域によって3ブロックに分け、各ブロックで選抜
福岡大学 学校推薦型選抜(A方式推薦) 40名
※地域型推薦10名都付属校推薦最大8名含む

国公立大学よりも枠が広い

私立大学医学部は全体的に募集人数が国公立大学に比べて多いです。
ただし推薦方式名からもわかるように大学によって選抜方法が大きく異なるので志望校の要項はよく確認しておきましょう。
また指定校推薦、地域枠、総合型選抜のいずれかのみ実施
する大学もあります。
このように私立大学医学部の公募推薦では出願要件や選考方法が大きく異なります。
注意して出願するようにしましょう。

医学部推薦入試がおすすめの人

医学部推薦入試がおすすめなのはどのような人なのでしょうか。
詳しく解説します。

高校の評定平均が高い人

高校の評定平均が高い人ほど有利となり、募集要項で指定されている評定平均よりも大きく上回っていると合格はしやすいでしょう。そのため高校1年生から真面目に授業に取り組み、定期テストで高い点数をとれるよう頑張っておく必要があります。

志望校へのこだわりやエリアのこだわりがない人

志望校へのこだわりやエリアのこだわりがない人は地域枠推薦入試がおすすめです。地域枠は出身地や出身高校の所在地に制限があったり、勤務地や一定期間勤務することが条件に指定されているため他の推薦枠よりも競争率が低くなる傾向にあります。一部の大学では、近隣県であれば出願できる場合もありますので、こだわりがない人は地域枠推薦入試を検討してみるとよいでしょう。

面接や小論文が得意な人

多くの医学部では入試で面接と小論文が課せられます。そのため、面接や小論文が得意な人は推薦入試に向いているといえます。面接はコミュニケーション能力や人柄をみることが目的となるため、明るく元気に受け答えのできる生徒は、好印象を持たれやすいでしょう。小論文は与えられたテーマについて、試行錯誤して記述する能力が必要になるため、自分の意見を論理立てて表現するのが得意な人は有利だといえます。

医学部の推薦入試対策

医学部の推薦入試の対策はどのようにすべきでしょうか。
ここでは大きく小論文・面接と学校生活の2つの観点から詳しく解説します。

共通テスト対策

国公立大学医学部では大学入学共通テストを利用することが多いため、共通テストのような形式が得意で、80%以上は安定してとれる方は推薦入試がおすすめです。対策としては、過去問を繰り返し解いて、出題傾向を把握しておきましょう。模擬試験にも積極的に取り組むとよいでしょう。
大学によって大学入学共通テストの利用の仕方は異なりますので、以下に詳しく解説します。

第一選抜に必要な場合

第一段階選抜とは通称「足切り」とも呼ばれています。
共通テストで大学が指定した割合の得点以上をとった受験生だけが個別試験に進むことができるようにする仕組みであり、大学で指定されている得点を下回ってしまった場合は不合格となります。

選抜には用いられないが必要な場合

選抜には用いないですが、受験生の基礎学力をみるために出願条件として共通テストの受験が必須となっている大学もあります。合否判定の際に共通テストの成績が用いられなくとも、油断せずにしっかりと対策をしておく必要があります。

最終の合否判断になる場合

最終的な合否判断として、共通テストの得点を用いる大学もあります。成績が近い受験生数人を絞り込むために、最終的に共通テストの成績が合否判定に用いられる場合があるため、共通テストでは高い点数をとることが望ましいです。

小論文・面接の対策

医学部では受験生の適性を知るためにほとんどの大学で小論文が課されます。
テーマに基づいて自由に論述するものから課題文に即した意見論述など大学によって多彩な問題が出題されます。
中には英文読解に近い問題を出題する大学もあります。
志望校の過去問が入手できる場合は出題傾向を把握し、それに沿う問題演習を何度も行いましょう。
また推薦入試は面接も課されます。
よく質問される志望動機や将来の展望については自分の言葉で正確に回答できるようにしておきましょう。
また高校や予備校の先生などに模擬面接を行って面接に慣れておきましょう。
そうすることで本番でも緊張せずに話す事ができます。

学校生活も怠らない

推薦の方式に関わらず、ほとんどの医学部推薦入試では評定平均がとても重要になります。
たとえ私立専願で比較的低い評定平均な大学であっても、自身の評定平均は高ければ高いほど有利に働きます。
推薦入試を考えるならば、高校1年生からの定期試験や授業姿勢を重視して成績を積み重ねていく事が重要です。

医学部の推薦入試の注意点!

医学部の推薦入試を受ける際に、特に注意すべきポイントを3つ紹介します。

  • 出願要件のチェック
  • 選考方法
  • 出願スケジュール

出願要件のチェック

まず大切なのは、大学が定める出願要件を満たしているかを確認することです。
国公立大学医学部の評定平均はA評定(4.3)以上、私立大学医学部ならば3.5〜4.3が目安になります。
この評定平均を満たしていない場合は出願する事ができません。
高校生活を通じて必要な評定を収められるように普段の定期試験などに取り組んでおく事が大切です。
また出願締め切りは大学によって異なるので、必要な書類をそれまでに揃える必要があります。
浪人生の場合は書類を揃えるのに時間がかかるので前もって揃えておく必要があります。

選考方法

選考方法は大学によって異なります。
ほとんどの場合、書類選考・学力試験・適性検査・小論文・面接のいずれか、もしくは全てが課される大学が多いです。
また選抜方式によってはグループディスカッションやプレゼンテーションを課すこともあります。
国公立大学の一部には、学業以外の課外活動で優秀な成績を求められる場合もあります。
自分が受験する予定の大学でどのような選考方法が行われているのか、事前に募集要項を調べておく必要があります。
前もって選考方法を知っておく事で志望校に合わせた対策も早くから始める事ができます。

出願スケジュール

私立大学医学部の推薦型選抜では、出願は10月・選考は11月頃となります。
国公立大学医学部の公募制推薦では11月〜12月にかけて選考が行われます。
どちらも1ヶ月程度で合否発表となります。
そのため、もし落ちてしまった場合でも一般受験の出願に十分間に合うスケジュールとなっています。
ただし共通テストの出願のみこれらの時期に重なりますので、もし国公立大学を受けようと考えている方は推薦型選抜を受ける際に要項を取り寄せておく必要があります。
ただ時期の遅い大学では合格発表が2月になることもあるので注意が必要です。
ただ合格発表は年内がほとんどになるケースが多いので、一般選抜より早く合否がわかります。

医進の会なら推薦入試にも対応


医進の会では推薦入試対策も行っております。
近年、推薦入試で合格することがかなり増えてきているため、数学・英語・理科を指導するのと同じく、小論文や面接も大切な強化ポイントです。
医進の会では小論文・面接対策専門の講師による指導が受けられ、願書を出す際の自己推薦文の書き方から面接の実技の指導も、挨拶の仕方から適宜行っていきます。
その結果、本番の入試でも自信を持って、自分の考え・意見を明確に伝えることが出来るでしょう。
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まとめ

今回は医学部の推薦入試について解説しました。
特に医学部の推薦入試では他学部の推薦入試に比べるとかなり難しい上に、募集人数も少なく設定されている狭き門です。
そのため担任の先生や予備校などによく相談した上で、十分な対策を立てる事が大切です。
今回解説した内容を踏まえつつ、自分の志望校の募集要項などによく目を通した上で受験に臨みましょう。
皆さんが第一志望に合格することを心から祈っています!

この記事の執筆者:医進の会代表 谷本秀樹

医進の会代表 谷本秀樹
中学入試の希学園の集団授業で600名以上の多くの生徒を受験指導。
大学入試は四谷学院などの大手予備校や多くの医学部受験予備校で、主に生物の集団授業と個別授業で300人以上の受験生を担当。
自身の予備校『医進の会』発足後は、これまで500人以上の生徒の受験と進路指導に携わってきた。
圧倒的な医学部入試情報量と経験値、最適なアドバイスで数多くの受験生を医学部合格に導いてきた、医学部予備校界屈指のカリスマ塾長。

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