医学部共通テストのボーダー突破のポイントとは?合格するための勉強法についても解説
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カテゴリ:勉強・対策
共通テストのボーダーラインで、自分が目指す大学への合格可能性がわかるのは知っているけど、具体的にどのくらいの得点が必要なのかわからない人は多いと思います。
共通テストのボーダーラインとは、ある大学の合格可能性50%に分かれる得点ラインのことです。
ボーダーラインを確認することで、志望校に合格するために必要な得点の目安を確認できます。
国公立大学医学部と私立大学医学部のボーダーラインを知ることで、受験対策を立てる参考にしてください。
本記事では、国公立大学医学部と私立大学医学部のボーダーラインを紹介します。
- 共通テストのボーダーラインとは
- 国公立大学・私立大学医学部のボーダーライン
- 医学部に合格するための各科目の勉強法
共通テストのボーダーラインとは?
まず、共通テストのボーダーラインとはどのようなものかに加えて、共通テストのボーダーラインを下記の2つに分けて紹介します。
- 国公立大学医学部のボーダーライン
- 私立大学医学部のボーダーライン
ボーダーラインとは?
共通テストのボーダーラインとは、ある大学の合格可能性50%に分かれる得点ラインのことです。
ボーダーラインは、前年度の共通テストの受験者数や平均点、合格者数などをもとに算出されます。
ボーダーラインを確認することで、志望校に合格するために必要な得点の目安を知ることができます。
また、下回っている場合は、志望校合格に向けて勉強量を増やすなど、対策を立てられます。
ただ、ボーダーラインはあくまでも目安ですため、必ずしもボーダーラインをクリアしたからといって合格するとは限りません。自分の現在の学力レベルを測る目安として使いましょう。
国公立大学医学部のボーダーライン
大学名 | 日程 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | 2020年度 |
---|---|---|---|---|---|
愛媛大学 | 前期 | 77% | 76% | 82% | 84% |
旭川医科大学 | 後期 | 76% | 79% | 85% | 88% |
旭川医科大学 | 前期 | 82% | 75% | 82% | 84% |
横浜市立大学 | 前期(一般) | 85% | 83% | 88% | 89% |
横浜市立大学 | 前期(地域枠) | 85% | 83% | 88% | 89% |
横浜市立大学 | 前期(診療科枠) | 85% | 83% | 88% | 89% |
岡山大学 | 前期 | 81% | 80% | 86% | 88% |
岐阜大学 | 後期 | – | 80% | 89% | 90% |
岐阜大学 | 前期 | 76% | 74% | 80% | 85% |
宮崎大学 | 後期 | 80% | 77% | 86% | 87% |
宮崎大学 | 前期 | 75% | 74% | 82% | 84% |
京都大学 | 前期 | 86% | 86% | 90% | 91% |
京都府立医科大学 | 前期 | 79% | 76% | 82% | 84% |
金沢大学 | 前期 | 77% | 77% | 82% | 84% |
九州大学 | 前期 | 82% | 82% | 86% | 89% |
熊本大学 | 前期 | 78% | 77% | 82% | 85% |
群馬大学 | 前期(一般) | 76% | 76% | 83% | 85% |
群馬大学 | 前期(地域枠) | 75% | 76% | 83% | 87% |
広島大学 | 前期 | 80% | 79% | 83% | 84% |
弘前大学 | 前期(一般) | 76% | 75% | 77% | 81% |
弘前大学 | 前期(青森県枠) | 75% | 74% | 75% | 79% |
香川大学 | 前期(一般) | 77% | 76% | 82% | 84% |
香川大学 | 前期(地域枠) | 76% | 76% | 81% | 82% |
高知大学 | 前期(一般) | 76% | 75% | 80% | 83% |
高知大学 | 後期(地域枠) | 75% | 75% | 80% | 80% |
佐賀大学 | 後期 | 82% | 81% | 87% | 87% |
佐賀大学 | 前期 | 76% | 76% | 81% | 83% |
札幌医科大学 | 前期(一般) | 78% | 75% | 84% | 83% |
札幌医科大学 | 前期(先進研修枠) | 77% | 74% | 83% | 84% |
三重大学 | 後期 | 83% | 83% | 88% | 88% |
三重大学 | 前期(一般) | 77% | 77% | 83% | 84% |
三重大学 | 前期(地域枠) | 77% | 77% | 83% | 84% |
山形大学 | 後期 | 82% | 82% | 85% | 90% |
山形大学 | 前期(一般) | 77% | 76% | 80% | 83% |
山形大学 | 前期(地域枠) | 76% | 72% | 80% | 83% |
山口大学 | 後期(全国枠) | 83% | 83% | 85% | 89% |
山口大学 | 後期(地域枠) | 83% | 82% | 82% | 82% |
山口大学 | 前期 | 76% | 75% | 83% | 84% |
山梨大学 | 後期 | 86% | 86% | 87% | 89% |
滋賀医科大学 | 前期(一般) | 78% | 75% | 83% | 83% |
滋賀医科大学 | 前期(地域枠) | 78% | 75% | 83% | 83% |
鹿児島大学 | 後期 | 82% | 80% | 87% | 87% |
鹿児島大学 | 前期 | 76% | 75% | 82% | 83% |
秋田大学 | 後期(一般枠) | 80% | 81% | 86% | 87% |
秋田大学 | 前期 | 76% | 75% | 81% | 87% |
秋田大学 | 後期(地域枠) | 80% | 75% | 75% | – |
信州大学 | 前期 | 76% | 76% | 83% | 85% |
新潟大学 | 前期 | 77% | 77% | 85% | 86% |
神戸大学 | 前期 | 82% | 82% | 88% | 89% |
千葉大学 | 後期(地域枠) | – | – | 91% | 92% |
千葉大学 | 後期(一般枠) | 87% | 86% | 91% | 92% |
千葉大学 | 前期(一般) | 85% | 83% | 88% | 89% |
千葉大学 | 前期(地域枠) | 85% | 83% | 88% | 89% |
大阪公立大学 | 前期(一般) | 81% | 81% | – | – |
大阪公立大学 | 前期(大阪府枠) | 80% | 81% | – | – |
大阪市立大学 | 前期(一般) | – | – | 87% | 88% |
大阪市立大学 | 前期(大阪府枠) | – | – | 87% | 87% |
大阪大学 | 前期 | 85% | 85% | 89% | 89% |
大分大学 | 前期(一般) | 75% | 74% | 80% | 82% |
大分大学 | 前期(地元) | 74% | 71% | 81% | – |
筑波大学 | 前期 | 82% | 81% | 86% | 87% |
筑波大学 | 前期(地域枠-全国) | 82% | 81% | 86% | 87% |
筑波大学 | 前期(地域枠-茨城) | 82% | 81% | 86% | 87% |
長崎大学 | 前期 | 77% | 75% | 83% | 84% |
鳥取大学 | 前期(一般) | 76% | 76% | 83% | 83% |
鳥取大学 | 前期(鳥取枠) | 76% | 76% | 83% | 83% |
鳥取大学 | 前期(兵庫枠) | 63% | 76% | 83% | 83% |
鳥取大学 | 前期(島根枠) | 63% | 76% | 83% | 83% |
島根大学 | 前期(県内枠) | 77% | 76% | 82% | 85% |
島根大学 | 前期(一般) | 77% | 75% | 83% | 85% |
東京医科歯科大学 | 後期 | 89% | 88% | 94% | 95% |
東京医科歯科大学 | 前期 | 86% | 84% | 90% | 91% |
東京大学 | 前期 | 91% | 89% | 92% | 93% |
東北大学 | 前期 | 82% | 81% | 86% | 87% |
徳島大学 | 前期 | 76% | 75% | 85% | 82% |
奈良県立医科大学 | 後期 | 85% | 82% | 88% | 89% |
奈良県立医科大学 | 前期 | 78% | 75% | 83% | 86% |
浜松医科大学 | 後期(一般枠) | 81% | 79% | 90% | 86% |
浜松医科大学 | 後期(地域枠) | 81% | 79% | – | – |
浜松医科大学 | 前期(一般) | 76% | 74% | 80% | 85% |
浜松医科大学 | 前期(地域枠) | 76% | 74% | 82% | 86% |
富山大学 | 後期 | – | – | 89% | 88% |
富山大学 | 前期 | 76% | 76% | 82% | 83% |
福井大学 | 後期 | 83% | 81% | 86% | 88% |
福井大学 | 前期 | 76% | 76% | 81% | 83% |
福島県立医科大学 | 前期(一般) | 76% | 76% | 80% | 80% |
福島県立医科大学 | 前期(地域枠) | 76% | 73% | 80% | 84% |
北海道大学 | 前期 | 82% | 82% | 86% | 86% |
名古屋市立大学 | 前期 | 79% | 77% | 84% | 87% |
名古屋大学 | 後期(地域枠) | 84% | 83% | 89% | 90% |
名古屋大学 | 前期 | 82% | 82% | 87% | 88% |
琉球大学 | 後期 | 79% | 79% | 85% | 86% |
琉球大学 | 前期 | 74% | 75% | 81% | 84% |
和歌山県立医科大学 | 前期(一般) | 78% | 75% | 82% | 83% |
和歌山県立医科大学 | 前期(県民枠) | 78% | 75% | 82% | 83% |
私立大学医学部のボーダーライン
大学名 | 日程 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | 2020年度 |
---|---|---|---|---|---|
愛知医科大学 | 前期 | 76% | 73% | 86% | 83% |
杏林大学 | – | 78% | 78% | 86% | 86% |
関西医科大学 | 共通テスト併用 | 82% | 80% | 87% | 87% |
関西医科大学 | 前期 | 83% | 79% | 87% | 88% |
近畿大学 | 中期 | 84% | 82% | 89% | 89% |
近畿大学 | 前期 | 80% | 74% | 86% | 86% |
国際医療福祉大学 | – | 82% | 82% | 87% | 88% |
埼玉医科大学 | – | 73% | 73% | 84% | 85% |
産業医科大学 | – | 78% | 78% | 83% | 88% |
順天堂大学 | 前期 | 85% | 86% | 91% | 91% |
順天堂大学 | 東京都地域枠 | 85% | 85% | – | – |
順天堂大学 | 新潟県地域枠 | 85% | 85% | – | – |
順天堂大学 | 千葉県地域枠 | 85% | 85% | – | – |
順天堂大学 | 埼玉県地域枠 | 85% | 85% | — | – |
順天堂大学 | 静岡県地域枠 | 85% | 85% | – | – |
順天堂大学 | 茨城県地域枠 | 85% | 85% | – | – |
順天堂大学 | 共通テスト併用 | 83% | 83% | 89% | 89% |
昭和大学 | 北海道・東北・北関東 | – | – | 88% | 88% |
昭和大学 | 東京 | – | – | 88% | 88% |
昭和大学 | 南関東 | – | – | 88% | 88% |
昭和大学 | 中部 | – | – | 88% | 88% |
昭和大学 | 北陸・近畿・中国 | – | – | 88% | 88% |
昭和大学 | 四国・九州・沖縄 | – | – | 88% | 88% |
大阪医科薬科大学 | – | 82% | 80% | 88% | 88% |
帝京大学 | – | 86% | 86% | 92% | 91% |
東海大学 | – | 79% | 80% | 87% | 86% |
東海大学 | 神奈川県地域枠 | 69% | 69% | 87% | 87% |
東海大学 | 静岡県地域枠 | 69% | 69% | 87% | 87% |
東京医科大学 | – | 80% | 80% | 87% | 87% |
東北医科薬科大学 | – | 83% | 82% | – | – |
藤田医科大学 | 前期 | 78% | 77% | 87% | 87% |
日本医科大学 | 後期共通テスト併用 | 85% | 85% | – | – |
福岡大学 | Ⅲ期 | – | – | 88% | 86% |
福岡大学 | Ⅰ期 | 82% | 82% | – | – |
獨協医科大学 | – | 78% | 78% | 86% | 87% |
獨協医科大学 | 栃木県地域枠 | 78% | 78% | – | – |
国公立大学医学部の方がボーダーラインは高いですが、私立大学医学部の中にも国公立大学医学部と同レベルの医学部がありますので油断せずに対策しましょう。
また、前期日程よりも後期日程の方がボーダーラインが高い傾向にあり、合格難易度もさらに高まります。
医学部に合格するための各科目の勉強法
医学部に合格するための各科目の勉強法を、下記の科目ごとに分けて解説します。
- 国語
- 数学
- 理科
- 社会
- 英語
国語
医学部に合格するためには、国語力の向上が必要不可欠です。
そのためには、定期的な文章の読解練習が欠かせません。
読解力や語彙力が必要
読解力を高めるためには、様々なジャンルの文章を幅広く読むことが重要です。
また、読書の習慣を身につけることも有効です。
日常的に本を読むことで、文章に対する理解力が向上し、国語力がアップします。
医学部入試では専門用語が多く出題されるため、専門用語だけでなく、一般的な言葉も含めた幅広い語彙力が求められます。
語彙力を向上させるためには、辞書や単語帳を活用することがおすすめです。
文章構成や表現法の理解も
さらに、基本的な文章構成や表現法を理解することも必要です。
長文読解問題が出題されることが多いため、文章の構成や表現法を理解することが求められます。
自己流の解釈にとらわれず、正しい解釈を身につけることで、問題に対する正確な回答ができるでしょう。
- 様々なジャンルの文章を幅広く読むこと
- 語彙力を向上させるために辞書や単語帳を活用する
- 基本的な文章構成や表現法を理解する
- 語彙力を向上させるために辞書や単語帳を活用する
数学
医学部に合格するために必要な数学力は高く、多くの受験生が苦手とする科目です。
しかし、数学力を向上させるためには、基礎から丁寧に学ぶことが重要です。
基礎力から徹底的に学習
まずは、小学校から中学校で習う基本的な四則演算や代数、幾何学などの基礎をしっかりと理解しましょう。
これにより、凡ミスを防いで得点力を高められます。
問題演習や応用問題にも取り組む
そして、問題演習をじっくりと行うことも大切です。
過去問題や模擬試験を解くことで、自分がどの程度理解しているのかを確認できます。
また、解答がわからなかった場合は、解法を理解するためにも時間をかけて考えるようにしましょう。
数学は応用力が求められる科目でもあります。
そのため、数学の問題を解くだけでなく、自分で問題を作って解くことも重要です。
自分で問題を考えることで、より深い理解ができるだけでなく、応用力も身につきます。
- 基礎をしっかりと理解する
- 問題演習や応用問題にも取り組む
- 自分で問題を作って解く
- 問題演習や応用問題にも取り組む
理科
医学部に合格するために理科を勉強する場合は、基礎から丁寧に学ぶことが大切です。
教科書の基礎知識を幅広く網羅する
高校までの学習で理解できていなかった部分や、忘れてしまった部分を復習しましょう。
基礎がしっかりしていないと、後の学習が難しくなってしまいます。
次に、教科書を一周して各科目の外観を理解することが重要です。医学部入試では、幅広い範囲の問題が出題されます。
そのため、各科目の基本的な知識を身につけることが必要です。
問題演習で応用力をつける
そして、問題演習に取り組みましょう。問題演習を通して、知識の定着や応用力の向上が期待できます。
また、過去問題を解くことで、出題傾向や難易度の把握もできます。
分野ごとに得意不得意を把握し、苦手分野を克服することも大切です。
医学部入試では、全科目において高いレベルの知識が求められます。そのため、得意分野を伸ばすだけでなく、苦手分野を克服することが必要です。
- 教科書の基礎知識を復習する
- 問題演習に取り組み、知識の定着や応用力をつける
- 過去問題を解き、出題傾向や難易度の把握をする
- 問題演習に取り組み、知識の定着や応用力をつける
社会
医学部に合格するためには、社会に関する知識も必要不可欠です。
教科書の内容は一通り理解する
まずは、教科書をしっかり読み、基本的な社会科学の知識を身につけましょう。
また、地理の知識も重要です。地図帳を活用し、地図を読む力を養えると正答率を高められます。
加えて、統計データを使って頭を整理することで、社会現象を客観的に捉えられます。
このタイミングで地理の用語を覚え、地理的な視点から問題を考える力を養いましょう。
共通テスト8割とるための勉強法
共通テストは文章量が増加しており、年度によっては非常に難しい問題に当たることがあります。そのため時間が足りなくなってしまいます。
確実に8割以上とるためには「語彙力」「読解力」「速読力」「計算力」「柔軟な思考力」「比較吟味する力」を身につける必要があります。
- 教科書をしっかり読んで基本的な知識を身につける
- 地理は地図帳を活用しよう
- 共通テストで8割以上とるためには6つの力を身につけよう
英語
医学部に合格するための英語の勉強法について解説します。
単語力をつける方法
そもそも単語力が足りない場合は、単語帳を活用して積極的に単語の暗記を行いましょう。
英単語の語源や意味の関連性を理解すると、単語を覚えやすくなることもあるでしょう。
単語力がないまま読解力やリスニングに取り組んでも、理解できないことが多く遠回りすることになります。
リスニング力を強化する方法
リスニング力を向上させるためには、英語の音声を聞き流すことや英語の映画やドラマを見ることが有効です。
また、過去問題集や模擬試験を活用してリスニング問題の傾向に慣れるとよいでしょう。
読解力を鍛える方法
また、英語の読解力を向上させるためには、英語の長文を読み慣れることが必要です。
興味のある分野の英語の文章を積極的に読むことで、読解力を高められます。
最も重要なのは、継続的な学習と毎日少しずつの取り組みです。
少しずつでもコツコツと学習を続けることで、医学部に合格するための英語力を身につけられます。
- 単語力をつけるためには単語帳を活用しよう
- 過去問題集や模擬試験でリスニング問題の傾向に慣れておこう
- 継続的な学習で読解力を鍛えよう
共通テストのボーダーを突破するための注意点
共通テストのボーダーを突破するための注意点は、下記の3つです。
- 知識系の問題は正答率100%を目指す
- 細かいミスをしない
- 時間に余裕をもって解けるようにする
知識系の問題は正答率100%を目指す
共通テストでは、知識系の問題が全体の約半分を占めています。
そのため、知識系の問題を共通テストのボーダーを突破するためには、知識系の問題は正答率100%を目指すことが重要です。
知識系の問題は問題文を正しく理解し、必要な知識を答えに結び付けられれば誰でも正解できる問題です。
そのため、知識系の問題は練習問題を繰り返し解き、本番に少しでも正答率を上げられるようにしましょう。
知識系の問題を間違えずに解けるようにするには
知識系の問題を正確に解くためには、以下の点に注意します。
- 問題文を正しく理解する
- 必要な知識を答えに結び付ける
- 時間配分を計画的に行う
また、知識系の問題を正答率100%にするための具体的な対策方法は下記のとおりです。
- 教科書や参考書を繰り返し読む
- 問題集を解く
- 問題文を丁寧に読み、自分の言葉で言い換える練習をする
- 問題を解く時間を計測し、制限時間内に解けるように練習をする
- 模試や過去問を解く
- わからない問題は、先生や塾講師に質問する
これらの対策方法を実行することで、知識系の問題の正答率を向上させ共通テストの点数を上げられます。
細かいミスをしない
共通テストでは、問題文が長かったり複雑だったりすることがあります。
そのため、問題文をよく理解していないと、答えを間違えてしまうことがあります。
また、計算ミスや問題の読み間違いなども、細かいミスの代表例でしょう。
細かい凡ミスをしないためには
具体的な対策としては、以下のものがあります。
- 問題文をよく読む
- 慎重に解答する
- 計算をするときは、きちんと計算し、答えを確かめる
- 過去問を解いて、自分の弱点を克服する
- 模試を受ける
細かいミスを防ぐためには、日ごろから問題演習を重ねることも大切です。
問題の傾向や解答方法を身につけられ、自分の弱点や課題を明確にできます。
時間に余裕をもって解けるようにする
共通テストのボーダーを突破するためには、時間に余裕をもって解けるようにすることが重要です。
時間に追われると、焦ってミスをする可能性が高くなります。
そのため、何度か先述していますが時間配分を意識して、問題を解いていくようにしましょう。
時間に余裕をもって解けるようにするには
時間配分をするためには、過去問を解いて自分の解答時間を確認することが大切です。
過去問を解いて、自分の解答時間が長い科目は、重点的に勉強するようにしましょう。
また、問題を解く順番も重要です。
得意な科目から解き始め、苦手な科目は最後に残しておく
と、時間配分しやすくなります。
共通テストでは、制限時間内に解ききれなかった問題は、0点になります。
そのため、時間に余裕をもって解けるようにすることが、共通テストのボーダーを突破するためにはとても重要です。
医学部入試に合格するためには
医学部入試に合格するためには、多くの時間と労力を費やす必要があります。
そのため、独学で勉強するのは非常に難しいです。
効率よく学ぶには、医学部予備校に入学することも検討しましょう。
医学部予備校に入学するメリットは、以下のとおりです。
- プロの講師から効率的に学べる
- 同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる
- モチベーションを維持しやすくなる
- 傾向や対策を最新の情報で学べる
- 医学部受験のノウハウを先輩や講師から学べる
医学部受験は非常に難しいですが、医学部予備校に入学することで、合格する可能性を大きく高められます。
医学部受験を考えている方は、ぜひ医学部予備校への入学を検討してください。
医学部受験対策をするなら医進の会
医学部受験対策をするなら医進の会がおすすめです。医進の会では共通テスト対策から二次試験まで、医学部受験に精通した超一流のプロ講師が徹底的にフォローしているため、2人に1人が医学部に合格という高い合格実績を誇っています。授業時間以外には現役の国公立大医学部生のチューターが生徒の各ブースを巡回しているため、授業時間以外も万全のフォロー体制となっております。
また、医進の会では学力試験対策のみではなく、二次試験で課せられる小論文・面接試験対策の授業も行っております。専門の講師による指導が受けられるため、本番の入試でも自信を持って臨むことができるでしょう。
少しでも気になられた方は、ぜひ医進の会にお問い合わせください。
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まとめ
共通テストのボーダーラインを知ることで、自分が目指す大学に合格するために必要な得点の目安がわかります。
この記事で紹介した国公立大学医学部と私立大学医学部のボーダーラインは、あくまでも目安に過ぎません。
自分が目指す大学や学部の最新のボーダーラインを調べ、それに合わせた勉強計画を立てましょう。
また、勉強計画だけでなく、適切な休息や食事、運動など、バランスのとれた生活を送ることも大切です。
この記事の執筆者:医進の会代表 谷本秀樹
大学入試は四谷学院などの大手予備校や多くの医学部受験予備校で、主に生物の集団授業と個別授業で300人以上の受験生を担当。
自身の予備校『医進の会』発足後は、これまで500人以上の生徒の受験と進路指導に携わってきた。
圧倒的な医学部入試情報量と経験値、最適なアドバイスで数多くの受験生を医学部合格に導いてきた、医学部予備校界屈指のカリスマ塾長。