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自宅での勉強に集中する方法!集中できない理由や必要性まで解説

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カテゴリ:基礎知識

自宅で勉強をすることは、時間の節約や自分のペースで学習できるのでリラックスして勉強できるという利点があります。しかし、自宅での勉強はリラックスできて、誘惑が多いので自己管理能力が高くないと集中力を保つことが難しいという課題もあります。
この記事では、自宅で勉強に集中できない理由を解説し、それを克服するための具体的な方法を紹介します。
また、どうしても集中できない時の対処法や学習塾のメリットについても触れるのでぜひ参考にしてください。

自宅で勉強に集中できない理由

自宅で勉強に集中できない理由
まずは自宅で勉強に集中できない理由を解説します。
自宅で勉強に集中できない理由として、主に3つの内容を解説します。

気分がリラックスしやすいから

家は勉強する場所ではなく、休息する場所という感覚が染み付いている人は多いでしょう。
家に帰ってくると、自分の部屋に入ってベッドに横になったり、テレビを見たり、お菓子を食べたりすることで、一日の疲れを癒す人もいます。
しかし、このようなリラックスした状態では、勉強に集中することは難しくなります。
「家=リラックスする場所」という感覚が身についてしまっていると、勉強を始めてもすぐに眠気に襲われたり、なんとなく集中できなかったりすると言います。
家で勉強するときは、リラックスモードから脱して、勉強モードに切り替える必要があります。

監視の目が行き届かないことがあるから

家で勉強するときには、学校や塾のように先生や友達の目がありません。
自分だけで勉強を進めることになるため、自己管理能力が求められます。
しかし、自己管理能力が低い人や自制心が弱い人は、家で勉強することが苦手です。
誰も見ていないからと言って、サボったり適当にやったりしてしまうこともあります。
また、周りに同じ目標を持つ仲間がいると、「集中して勉強しないと置いて行かれてしまう」という危機感を持つことができますが、家ではそのような刺激がありません。
家で勉強するときは、自分の目標や計画を明確にしておき、自分を律することが大切です。

スマホやゲームなどの誘惑があるから

家で勉強する最大の敵は、スマホやゲームなどの娯楽です。
これらのものは非常に魅力的で、つい手に取ってしまいます。
しかし、一度始めると時間を忘れて没頭してしまうことも多くあります。
スマホやゲームは脳に快楽物質を分泌させるため、中毒性が高くなります。
その結果、「今日は勉強しなくてもいいや」と投げやりになってしまったり、「もう少しだけ」と言って時間を無駄にしてしまったりします。
家で勉強するときは、スマホやゲームなどの誘惑を遠ざけることが必要です。

自宅で勉強する必要性

自宅で勉強する必要性
学校や塾だけでは十分な学習ができない場合が多いので、自宅で勉強することは成績を伸ばすために重要です。
自宅で勉強することには、以下のようなメリットがあります。

成績を伸ばす人は自宅学習が長い傾向にある

自宅での学習時間が長いほど、算数・数学や国語などの教科の正答率が高くなる傾向が見られます。
自宅での学習時間は、学校や塾での授業内容を復習したり、理解度を確認したりする機会となります。
また、苦手な分野や興味のある分野について、より深く学ぶこともできます。
自宅での学習時間を増やすことは、知識やスキルを定着させるだけでなく、自分の学習目標や計画を立てる能力も養うことにつながります。

勉強時間をより多く確保できる

自宅で勉強することは、時間的な制約が少ないという利点があります。
学校や塾では、授業時間や移動時間などによって勉強できる時間が限られてしまいますが、自宅では自分の都合に合わせて勉強することができます。
また、場所的な制約も少ないという利点があります。
学校などでは教科書や問題集などの教材を持ち運ぶ必要がありますが、自宅ではインターネットや電子書籍などを利用して、様々な情報源にアクセスすることができます。
さらに、方法的な制約も少ないという利点があります。
学校では先生やクラスメートに合わせて勉強する必要がありますが、自宅では自分のペースやスタイルに合わせて勉強することができます。

勉強の習慣化につながる

自宅で勉強することは、勉強を日常的な行動にすることにつながります。
毎日決まった時間や場所で勉強することで、勉強をすることが自然に感じられるようになります。
勉強を習慣化することは、モチベーションを保つことにも効果的です。
勉強を続けることで、自分の成長や成果を感じられるようになります。
また、目標達成のために必要な努力量や方法を見極められるようになります。
さらに、勉強を習慣化することは、勉強を楽しむことにもつながります。
勉強をすることが苦痛ではなく、楽しみになると、より積極的に学びたいという気持ちが芽生えます。
自分の興味や関心に応じて、幅広い分野に触れられるでしょう。

自宅での勉強に集中する方法

勉強に集中する方法
自宅で勉強する重要性、メリットを確認したところで、どのように集中すればいいのでしょうか。
具体的な方法を7点に絞ってご紹介します。
1つずつ実践してみてください。

自宅で勉強するきっかけをつくる

自宅で勉強するためには、学習モードに切り替えるきっかけが必要です。
自宅ではリラックスしたいという気持ちが強くなり、勉強に集中しにくいからです。
同じ場所で同じ行動を繰り返すと、その場所がその行動のトリガーになります。
逆に言えば、違う場所で違う行動をしようとすると、その場所がその行動のブレーキになります。
よって、服を着替える、コーヒーを飲む、音楽をかけるなど、自分に合った方法で気分を変えることが効果的になるのです。
服を着替えることで、自分の役割や目的を明確にします。
コーヒーを飲むことで、カフェインの刺激で脳の活性化や気分の向上が期待できます。
音楽をかけることで、リラックス効果や集中力向上効果が得られます。
自宅で勉強するときは、学習モードに入るためのきっかけを作りましょう。

適切な学習計画を立てる

自宅で勉強するためには、目標や期限を明確にした学習計画が必要です。
学習計画があれば、何をどのくらい勉強すればよいかがわかり、効率的に学習できます。
また、達成感やモチベーションも高まります。
さらに、目標が明確で困難だが達成可能なものであればあるほど、人はパフォーマンスを向上させます。
学習計画を立てるときは、SMART原則(具体的・測定可能・達成可能・関連性の高い・期限のある)に沿って目標を設定しましょう。
例えば「今日は英語の単語帳を30分間暗記する」という目標はSMART原則に沿っています。
この目標は、具体的で測定可能で達成可能で関連性の高い期限のあるものです。
このような目標を設定することで、自分の学習状況や進捗を把握しやすくなります。
自宅で勉強するときは、SMART原則に基づいた学習計画を作りましょう。

スマホやゲームは別室に置く

自宅で勉強するためには、スマホやゲームなどの気分転換用のものは別室に置くことがおすすめです。
スマホやゲームなどは、勉強中に気が散ってしまう原因になるからです。
また、一度手に取ってしまうと時間が長くなりがちです。
スマホ操作の意志力は筋肉のように使えば使うほど疲れてしまうものです。
つまり、スマホやゲームなどに対して意志力を使って抵抗することで、勉強に必要な意志力が減少してしまいます。
対策としてスマホやゲームは勉強部屋ではなく、リビングや寝室などに置いておきましょう。
もし必要な場合は、休憩時間に限定して使ってください。
休憩時間は10分から15分程度が適切です。
休憩時間が長すぎると、再び勉強に集中するのが難しくなります。

勉強部屋には最低限の物しか置かない

自宅で勉強するためには、勉強部屋には必要な物だけを置くことが大切です。
勉強部屋に余計な物があると、視覚的なノイズになり、集中力を低下させるからです。
また、物が多いと探す時間や片付ける時間が増えてしまいます。
人は一度に複数のタスクをこなそうとすると、パフォーマンスが低下しやすいです。
勉強以外の物に注意が向いてしまうと、勉強の効果が減少するのです。
勉強部屋に置く物は、机、椅子、照明、教材、筆記用具、メモ帳などの最低限のものにしてください。
それ以外の物は、収納ボックスやクローゼットなどにしまっておきましょう。
机の上はできるだけ広くしておくと、思考も広がります。

快適な学習環境を整えるポイント

学習効率は「やる気」や「努力」だけでなく、学習環境によって大きく左右されます。近年の認知心理学や環境工学の研究では、照明・温度・音・座り心地といった要素が脳の覚醒レベルやストレス反応に影響し、結果的に集中力を決定づけることが示されています。以下では、科学的根拠を踏まえつつ、集中力を最大限引き出すための具体的な環境整備のポイントを解説します。
明るさは、学習や読書において500〜750ルクス程度が推奨され、視認性が高まり、眼精疲労を防ぎます。暗すぎる環境は網膜への刺激が不足し、脳の覚醒度が低下することが研究で示されているのでおすすめしません。
室温は20~24℃が最適であり温度知覚は集中力に直結し、25℃を超えると作業効率が低下するという研究が多いです。湿度40〜60%は人体が最も快適と感じる範囲で、自律神経が安定しやすいです。乾燥は目の疲れ・喉の刺激を増やし、湿度が高すぎると不快感で集中力が落ちやすいので加湿器などで管理すると安定するでしょう。
長時間学習では、姿勢の崩れが血流低下・筋疲労を引き起こし、脳の集中持続時間が短くなることが知られています。椅子選びの基準として腰をしっかり支えるランバーサポートがあるのか、座面の高さが調節できる、背もたれの角度調整ができる、クッション性などが挙げられます。自分に合った椅子を選ぶことは、快適な学びを続けるための大切な一歩といえます。
自宅学習では生活音などの騒音も多く、雑音は強く注意を奪われます。
騒音は耳栓やイヤホンのノイズキャンセリングがおすすめです。完全に無音になりすぎない方が逆に集中力が高いという研究もありますが、ノイズキャンセリングを活用することで自分の意思で整えられる静けさを手に入れることができます。集中が途切れがちな人ほど、学習効率を大きく底上げしてくれる有効な手段と言えるでしょう。

自習アプリやオンラインツールを活用する

自宅で勉強するためには、自習アプリやオンラインツールを活用することが有効です。
自習アプリやオンラインツールは、学習内容を確認したり、学習時間を管理したり、学習仲間と交流したりする際に役立ちます。
また、楽しく学習できるように工夫されているものも多くあります。
学習内容を反復して復習することで、記憶の定着度が高まります。
自習アプリやオンラインツールを使って学習内容を反復できれば、学習効果も向上するわけです。
自習アプリやオンラインツールには、単語帳アプリ、タイマーアプリ、オンライン授業サイト、オンライン学習コミュニティサイトなどがあります。
自分の学習目的やスタイルに合ったものを選んで使いましょう。
単語帳アプリでは、自分で単語を登録したり、他の人が作った単語帳を利用したりできます。
タイマーアプリでは、ポモドーロテクニックなどの時間管理法を使って学習時間の設定が可能です。
オンライン授業サイトでは、専門家や教師から直接指導を受けられます。
オンライン学習コミュニティサイトでは、他の学習者と情報交換や励まし合いができるでしょう。
このように自宅で勉強するときは、自習アプリやオンラインツールを活用してみてください。

ToDoリストをつくっておく

自宅で勉強するためには、ToDoリストをつくってみてください。
ToDoリストがあれば、一日の学習内容や優先順位が明確になります。
また、ToDoリストをこなすことで達成感や満足感を得られます。
人間は将来の報酬よりも現在の報酬を好む傾向があり、勉強よりも遊びや休息を選びがちです。
しかし、ToDoリストを使って小さな目標を設定し、それを達成すれば小さな報酬を得ることで、遊びや休憩を選びにくくなります。
実際にToDoリストをつくるときは、前日の夜や当日の朝に行いましょう。
ToDoリストは紙やメモ帳に書くか、スマホやパソコンのアプリに入力してください。
また、ToDoリストは具体的かつ現実的に設定しましょう。
例えば、「英語の単語帳を30分間暗記する」、「数学の問題集を10問解く」、「国語のレポートの下書きを作る」などです。
さらに、ToDoリストは優先順位や難易度に応じて並べ替えてください。
ToDoリストを作ったら、一つずつ消化し消していきましょう。
消すことで、自分の成果を確認できるからです。

時間を計りながら学習する

自宅で勉強するためには、時間を計りながら学習してください。
時間を計ることで、学習時間の長さや分配を把握できるからです。
また、時間制限を設けることで集中力や記憶力が高まります。
心理学者のヘルマン・エビングハウスは、「忘却曲線」という概念を提唱しました。
この概念によると、人は学習した内容を時間と共に忘れていく生き物であることが分かります。
しかし、忘れる前に復習することで、記憶の定着度が高まるとも提唱されています。
つまり、時間を計って適切なタイミングで復習することで、学習効果が向上するのです。
時間を計る方法としては、ポモドーロテクニックなどの時間管理法を使うことがおすすめです。
ポモドーロテクニックでは、25分間集中して勉強した後に5分間休憩するというサイクルを繰り返します。
この方法は、集中力の低下を防ぎ、休憩時間に復習や整理を行うことで記憶力を高めます。
また、25分間という時間制限は、やる気や緊張感を生み出します。

自宅学習におすすめの集中力アップグッズ

自宅学習で集中力アップに役立つグッズをご紹介します。
先ずは、音や光などを遮断し、集中できる環境を整えるグッズです。
・耳栓:話し声や生活音が気になり、集中しにくい人におすすめです。遮音性能や装着時の圧迫感などは製品によって異なりますので、自分に合ったものを選びましょう。
・ホワイトノイズマシン:タイピング音や話し声が気になる方や耳栓が合わない方に有効です。一定の音を流すことで環境音をマスキングして、思考の流れを保つことが可能です。
音色はバリエーションがあり、気持ちの切り替えにも役立ちます。
夜間や静かな場所では音量を調整するなどして周りへの配慮も心がけるようにしましょう。
・目に優しいデスクライト:夜に勉強することが多い方は、身に優しいデスクライトへ変更することで、眼精疲労が軽減されます。

次に時間管理サポートのためのグッズです。
・タイマー:時間制限を設けて問題を解く際にはタイマーが便利です。時間配分が身に付いたり、時間短縮できるとモチベーションアップにつながります。
・タイマー付スタディプランナー:「計画が思うように進まない」「時間切れになってしまう」など時間管理が苦手な人には1日・1週間それぞれの流れが把握でき、カウントダウンも一目でわかるようなタイマー付スタディプランナーがおすすめです。毎日計画と実績との差と気づきを書き留め、1週間ごとに見直すことで「どのくらい時間がかかるか」という感覚が身に付いてきます。
・ホワイトボード:自然に目に入る場所にタスクを記入したホワイトボードを設置することで、やるべきことが明確になり、素早い行動ができます。

続いてストレス軽減のためのグッズです。
・チェアクッション:長時間快適に勉強するためにはチェアクッションは重要です。高反発やジェルタイプなどは腰や座骨への負担を軽減します。姿勢矯正クッションなども有効です。
・ホットアイマスク:目の疲れは集中力を妨げます。ホットアイマスクで10分程目の周囲を温める事で血行を促し、眼精疲労を和らげます。
・アロマディフューザー:アロマで緊張や不安を和らげ、リラックスすることも集中力アップに効果的です。

自宅学習では、快適な環境であることが重要です。便利なグッズを活用して、自分に合った快適な環境を整え、疲労やストレスを和らげることで学習効率も高める事ができます。

自宅学習で成果を出す人の共通点

独学では挫折してしまう人の割合が高い一方で、確実に成果を出し、目標達成する人もいます。確実に成果を出す人たちには共通点があります。
1つ目は、明確なゴールを設定していることです。曖昧な目標ではなく、具体的で明確なゴールを設定しましょう。
2つ目は、70%理解できたら次へ進むことです。「100%理解しないといけない」と思うことは挫折してしまう原因となります。完璧に理解するのではなく、何度も繰り返し学習することで理解が深まります。
3つ目は挫折しない小さな習慣を設定しましょう。毎日小さな習慣を達成することでモチベーションが維持でき、継続することができます。
4つ目は、リフレッシュタイムを取り入れ、メリハリをつけることです。学習効率を高めるためにも、集中して学習する時間と休息する時間を設定しましょう。ポモドーロテクニックでは、25分集中して学習し、5分休憩するといったサイクルを4回繰り返し、長めの休憩を取ります。そうすることで集中力が自然と高まり、効率的な学習ができるようになります。
その他、自宅学習でのメリットを活かし、集中出来る環境を自分で作ると学習意欲が高まります。誘惑となる「スマホ」「ゲーム」「マンガ」「テレビ」などは学習スペースには置かないようにし、学習に快適な空間を作りましょう。

自宅での勉強にどうしても集中できないときは?

どうしても集中できないときは
自宅で勉強する場合に、どうしても集中できないことも考えられます。
ここからは自宅での勉強にどうしても集中できないときの対策を解説します。

仮眠をとって疲労回復する

勉強で集中できないときは疲労がたまっている可能性があります。
よって、仮眠を取って疲労回復がおすすめです。
仮眠は、脳や身体の疲れを取り除き、記憶力や判断力を高める効果があります。
またストレスを軽減し、気分をリセットします。
睡眠研究者のサラ・メドニックは、「パワーナップ」という概念を提唱しました。
パワーナップという概念は昼間に短時間の睡眠をとることで、夜間の睡眠よりも高いパフォーマンスを発揮できるという内容です。
実際に仮眠をとるときは、15分から30分程度が最適です。
それ以上長く寝ると、深い睡眠に入ってしまい、起きたときにぼんやりした感じになります。
対策として仮眠をとる前に目覚まし時計をセットしておきましょう。
また、仮眠をとる場所は、暗くて静かな場所が適します。
仮眠をとった後は、水を飲んだりストレッチをしたりして目覚めを良くしましょう。

気分転換でリフレッシュする

自宅で勉強するときに飽きたりイライラしたりしたら、気分転換でリフレッシュしましょう。
気分転換によって勉強によるストレスやマンネリ感を解消し、新たな刺激や発見を得られるからです。
また、気分転換は、創造性や発想力を高める効果もあります。
人間は注意を別の対象に向けることで、元の対象に対する注意力や関心が増すことがあるからです。
気分転換の方法は人それぞれですが、散歩や運動も方法の1つです。
散歩や運動をすることで、血行や呼吸が良くなります。
また、本や音楽や映画などの趣味に没頭することで、楽しみや感動を味わいます。
友人や家族と話せば、心も穏やかになるでしょう。
ただし、気分転換の時間は10分から30分程度が適切です。
それ以上長くすると、勉強への意欲が低下する可能性があるからです。

自宅内で勉強する場所を変える

自宅で勉強するときにモチベーションが下がったら、自宅内で勉強する場所を変えてみましょう。
自宅内で勉強する場所を変えることで、環境の変化によって刺激を受けたり、気分を変えたりできます。
また、自宅内で勉強する場所を変えることで、学習内容と場所の関連性を高めることができます。
具体的には机や椅子の位置や向きを変えることで、視野や視点が変わります。
窓際やベランダなどの明るく開放的な場所で勉強すれば、気分が明るくなるでしょう。
ソファやベッドなどの快適な場所で勉強することで、リラックス効果が得られます。
自宅内で勉強する場所を変える際には、必要な教材や道具を持ち運べるように準備しておきましょう。

場合によっては勉強を終了する

自宅で勉強するときにどうしても集中できない場合は、無理をせずに勉強を終了しても構いません。
どうしても集中できない場合は、体調や精神状態が不安定な可能性があるからです。
そのような状態では、勉強の効果が低く、かえってストレスや負担になります。
また、無理をして勉強し続けることは、健康や生活リズムに悪影響を及ぼすことも考えられます。
近年「睡眠負債」という概念が登場しました。
この概念は睡眠不足が続くと、脳や身体の機能が低下し、健康やパフォーマンスに支払わなければならない「負債」が増えていくということです。
どうしても集中できない場合は、勉強を終了して休息をとりましょう。
例えば、早めに寝て十分な睡眠時間を確保することで、脳や身体の回復を促します。
温かいお風呂に入れば筋肉や神経の緊張をほぐします。
他にも好きな食べ物や飲み物を摂ることで、栄養補給や気分転換をします。
休息をとったら、自分の体調や気持ちをチェックしましょう。
もし回復したら勉強を再開し、回復しなかったら、その日は勉強をやめても良いです。

自宅以外で集中できる場所の活用法

自宅ではどうしても集中できない場合、自宅以外で集中できる場所で学習することもおすすめです。例えば、図書館、有料自習室、コワーキングスペース、カフェなどで学習すると、自宅と異なる環境となるため集中できるのではないでしょうか。
有料自習室やコワーキングスペースでは、静かで集中出来る環境は整っていますが、利用料が発生します。コワーキングスペースでは話し声やタイピング音が気になり集中できない場合もあります。
図書館は、無料で利用でき、資料も豊富です。学習するには快適ですが、席が埋まっていて利用できない場合もあります。施設によっては勉強禁止の図書館もありますので、必ず事前に確認しておきましょう。
カフェでの学習は、ゲームやテレビなどの誘惑がなく、勉強に集中することができます。また、疲れたら、好きな飲み物やケーキなどを頼んでリフレッシュすることもできます。一方で、学習するための場所ではないため、落ち着いて学習できる環境ではない場合が多いでしょう。周りの会話が耳に入り、集中できないことも多いです。また、飲み物など出費もかさみます。カフェによっては、勉強を禁止していたり、長居できない場合もあります。
それぞれメリット・デメリットがありますが共通していることは、交通費がかかったり使用料などの負担があるという点と、公共の場であるためルールやマナーを守り、周りへの配慮を忘れないようにしましょう。

勉強に集中したいときは学習塾がおすすめ

学習塾がおすすめ
勉強に集中したいときは学習塾がおすすめです。
自宅学習では誘惑の多さ、自己管理の難しさ、質問相手の不在などが原因で、勉強に集中することが難しい環境です。そこで学習塾に通うことで、学習塾の静かで落ち着いた環境で集中して勉強に取り組むことができます。同年代で同じように頑張る人がいるためモチベーションも維持しやすく、分からないところは講師やチューターに質問出来るうえに、専門的な指導を受ける事ができます。学習塾に通うと自宅で復習などの勉強時間が長くなり、自己効力感や目標設定もしやすくなります。
また、講師から受験や進路選択に関する情報やアドバイスを得やすく、志望校への合格率も高い傾向があります。
さらに、学習塾では決まった時間や場所で勉強することになるので、自宅での誘惑や気分に左右されずに集中できます。
他にも講師や仲間との関係や競争心が刺激されるので、やる気や目標意識が高まります。
ただし、月謝などの問題もあるため、いくつかの塾を比較して、自分に合う塾を選ぶことが大事です。
自己管理が苦手な人や受験生、受験に向けて、最新の受験情報や効率的な対策を学びたい人には特に塾は有効な手段だと言えます。

家庭学習は課題がつきもの

家庭学習は課題がつきもの
他の家庭では、家庭学習がうまくいっているのかどうか気になる方もいるのではないでしょうか。
そこでここでは家庭学習に関するアンケートを解説しながら、一般的な家庭が家庭学習にどのような課題を感じているのか解説します。
アンケート結果は以下の通りです。

家庭の学習環境について実行できていること(複数回答)
  1. 子どもの寝る時間は6時間以上確保されている・・74.3%
  2. 子どもと週に2回以上学校生活(友達や授業など)について話をしている・・69.1%
  3. 勉強をしているときはテレビや音楽を消している・・45.6%

上記を見ると、家庭学習を充実させることや、勉強に集中できる環境を用意することは、簡単なようで簡単ではないことがわかります。特に「勉強をしているときはテレビや音楽を消している」の項目が家庭学習の課題であることが分かります。親が家庭でできる具体的な対策やサポート方法としては、親が一方的に決めるのではなく、子どもと一緒に家族間の学習ルールを作る、指定した時間はテレビを消したり音量を下げて集中できる時間帯を確保する、命令形ではない声かけを意識する、親自身が学習に関心を持つ姿勢などがあげられます。
しかし家庭によってこれらを実践することが難しい場合や、より学習環境を良くしたい場合は、塾の自習室を利用したり、集中できる学習環境を探したりする必要があります。
(参考:アガルート調査

まとめ

まとめ
自宅で勉強するためには、気持ちの切り替えや計画性、誘惑への対策などが必要です。
また、自分に合ったアプリやツールを活用することも効果的です。
自宅での勉強に集中できないときは、仮眠や気分転換をしてリフレッシュしましょう。
場合によっては、勉強を終了しても構いません。
それでも勉強に集中できないときは、学習塾を利用することもおすすめです。
学習塾では、専門的な指導や仲間との刺激を受けることができます。
さまざまな方法で勉強に集中する方法を検討しましょう。

この記事の執筆者:医進の会代表 谷本秀樹

医進の会代表 谷本秀樹
中学入試の希学園の集団授業で600名以上の多くの生徒を受験指導。
大学入試は四谷学院などの大手予備校や多くの医学部受験予備校で、主に生物の集団授業と個別授業で300人以上の受験生を担当。
自身の予備校『医進の会』発足後は、これまで500人以上の生徒の受験と進路指導に携わってきた。
圧倒的な医学部入試情報量と経験値、最適なアドバイスで数多くの受験生を医学部合格に導いてきた、医学部予備校界屈指のカリスマ塾長。

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