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京都府立医科大学医学部の偏差値・難易度は?学費や入試傾向・対策方法も解説

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カテゴリ:大学情報

京都府立医科大学は、京都府京都市に所在を置く大学です。
本記事では、医学部における特色や学費、入試情報についてまとめているほか、試験での傾向や対策についても丁寧に解説していきます。
京都医科大学医学部への受験を考えている方には役立つ情報ばかりとなっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

京都府立医科大学医学部の基本情報


まずは、京都府立医科大学医学部の定員数やキャンパス、教育における特色などについてご紹介します。

定員数・キャンパス情報

学科 入学定員 現員
1年 2年 3年 4年 5年 6年
医学科 107 120 110 100 121 101 104 656
看護学科 85 87 87 84 85 343
192 207 197 184 206 101 104 999

京都府立医科大学は、広小路キャンパスと河原町キャンパス、そして下鴨キャンパスからなります。
医学科は教養・医学基盤教育を下鴨キャンパス内にある「稲盛記念会館」で学び、専門教育を河原町キャンパスで学びます。
また、看護学科は基本的に広小路キャンパスで学びますが、基礎教養は下鴨キャンパスでも学ぶようになっています。

京都府立医科大学医学部の特色

京都県立医科大学の特徴としては、1学年の間の一年は、下鴨キャンパスで教養講義の講義と実習が行われます。
2学年からは河原町キャンパスで専門教育が始まり、社会医学や臨床医学の講義と実習が行われます。
また、少人数制であることも特徴です。
1学年の人数は107人で、一人一人に丁寧にきめ細かい配慮が提供されています。
1年では早期体験実習を行い、医学に関するモチベーションを高めるように、カリキュラムが組まれています。
専門教育においては、系統講義だけでなく、総合講義を多く取り入れ、一つのテーマにおいても様々な角度から学べるよう講義が用意されています。
またクラス担任制であるため、指導体制がしっかりとしています。

京都府立医科大学医学部の入試情報


次に、京都府立医科大学医学部の入試情報についてまとめてみました。

入試科目と配点

共通テストと二次試験の入試科目と配点についてまとめました。

共通テスト

医学部医学科の共通テスト利用科目・配点は以下の通りです。

教科 科目 配点
国語 「国語」必須 200
地理歴史公民 「地理総合、地理探究」「歴史総合、日本史探究」「歴史総合、世界史探究」「公共、倫理」「公共、政治・経済」から1科目 100
数学 「数学Ⅰ・A」必須「数学Ⅱ・B・C」必須 200
理科 「物理」「化学」「生物」から2科目 200
外国語 「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目 200
情報 「情報Ⅰ」必須 100
1000

医学部看護学科の共通テスト利用科目・配点は以下の通りです。

教科 科目 配点
国語 「国語」必須 200
地理歴史公民 「地理総合、地理探究」「歴史総合、日本史探究」「歴史総合、世界史探究」「公共、倫理」「公共、政治・経済」「地理総合/歴史総合/公共」から1科目 100
数学 「数学Ⅰ・A」必須「数学Ⅱ・B・C」必須 200
理科 「物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎」は「地学基礎」以外から2つ又は、「物理」「化学」「生物」から1科目 200
外国語 「英語」必須 200
情報 「情報Ⅰ」必須 100
1000

二次試験

医学部医学科の二次試験についての利用科目・配点は以下の通りです。
共通テスト

教科 科目 配点
国語 「国語」必須 100
地理歴史公民 「地理総合、地理探究」「歴史総合、日本史探究」「歴史総合、世界史探究」「公共、倫理」「公共、政治・経済」から1科目 50
数学 「数学Ⅰ・A」必須「数学Ⅱ・B・C」必須 100
理科 「物理」「化学」「生物」から2科目 100
外国語 「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目 100
情報 「情報Ⅰ」必須 50

共通テストの各科目の得点は第一段階選抜で使用した得点を2分の1に圧縮します。
第二次学力試験(個別試験)

教科 科目 配点
理科 「物理」(物理基礎・物理)「化学」(化学基礎・化学)「生物」(生物基礎・生物)から2科目 200
数学 「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数学A・B・C」 200
英語 「コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」「論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」 200
小論文・面接 課題に対する論述において調査書とともに面接で活用。面接ではアドミッションポリシーに従い資質適性を評価します。
総計 共通テスト+第二次学力試験 1100

医学部看護学科の二次試験の利用科目・配点については以下の通りです。
共通テスト

教科 科目 配点
国語 「国語」必須 200
地理歴史公民 「地理総合、地理探究」「歴史総合、日本史探究」「歴史総合、世界史探究」「公共、倫理」「公共、政治・経済」「地理総合/歴史総合/公共」から1科目 100
数学 「数学Ⅰ・A」必須「数学Ⅱ・B・C」必須 200
理科 「物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎」は「地学基礎」以外から2つ又は、「物理」「化学」「生物」から1科目 200
外国語 「英語」必須 200
情報 「情報Ⅰ」必須 100

第2次学力試験

教科 科目 配点
総合問題(英語) 資料に基づいて論述させ、基礎学力及び読解力、思考力、表現力を評価 150
総合問題(小論文) 150
面接試験 アドミッションポリシーに従い、資質、適性を評価
総計 共通テスト+第二次学力試験 1300

合格最低点や入試日程

合格最低点については以下の通りです。

学科 2024 2023 2022 2021 2020
医学科 698.5/1050 682.5/1050 616.6/1050 670.5/1050 657.3/1050
看護学科 743.0/1100 731.0/1100 719.0/1100 761.0/1100 811.6/1100

年度によって差はありますが、2022年度から共通テストが始まり、試験傾向なども分かってきたため2023年度からも上昇傾向にあると考えられます。
そのため、最低点ギリギリではなく目標は高めにしておくとよいでしょう。
次に入試日程についてご紹介します。
まずは、医学科の入試日程です。

日程方式 出願受付期間 試験日 合格発表日
一般選抜(前期) 令和7年1月27日(月)~2月5日(水) 令和7年2月25日(火)・26日(水) 令和7年3月7日(金)
学校推薦型選抜 令和7年1月22日(水)~1月31日(金) 令和7年2月8日(土) 令和7年2月12日(水)

続いて、看護学科の入試日程です。

日程方式 出願受付期間 試験日 合格発表日
一般選抜(前期) 令和7年1月27日(月)~2月5日(水) 令和7年2月25日(火) 令和7年3月7日(金)
学校推薦型選抜 令和6年11月1日(金)~11月8日(金) 令和6年11月23日(土・祝) 令和6年12月6日(金)

京都府立医科大学医学部は入学試験の機会がそこまで多くありません。
そのため受けたいと考えている場合は、出願期間などを事前に把握しておきましょう。

京都府立医科大学医学部の難易度は?


次に京都府立医科大学医学部の難易度についてご紹介します。

偏差値

学科 日程方式 共通テ得点率 偏差値
医学科 前期 83% 67.5
看護学科 前期 66%

医学科については共通テスト得点率は83%で偏差値が67.5です。
看護学科については偏差値は不明であり、共通テスト得点率が66%でした。
ただ医学科よりも低い得点率なので偏差値は医学科と比べると低いと考えられます。
国公立医学部の中で67.5という偏差値はかなり高いです。
特に二次試験をしっかりと対策しましょう。

倍率

続いて入試倍率についてまとめます。

学科 入試名 倍率(2024) 倍率(2023)
医学科 前期 2.8 3.5
学校推薦 3.3 4.1
看護学科 前期 1.5 1.3
学校推薦 1.6 1.5
医学部 一般選抜合計 2.4 2.3
学校推薦型選抜合計 1.8 1.9

倍率に関しては、看護学科は2023年度から比べると上がっており、逆に医学科は下がっています。
国公立大医学部としては、京都府立医科大学の倍率は低いといえますが、倍率が低いからといって入試難易度も低いわけではないため、実際に合格するためには学力を十分に身につけておく必要があります。

他の大学と難易度を比較すると?

京都府立医科大学の近くにある他の医学部と難易度を比較してみました。
偏差値・倍率ともに医学科の2024年一般前期入試でまとめました。

学校名 偏差値 倍率
京都府立医科大学 67.5 2.8
大阪公立大学 67.5 3.4
三重大学 65.0 8.0
和歌山県立医科大学 62.5 2.9
滋賀医科大学 65.0 3.8

今回比較する医学部がある大学の中で、一番偏差値が高かったのは京都府立医科大学と大阪公立大学でした。
倍率については比較した大学の中では一番低く、競争率は厳しくないといえます。
しかし、倍率だけで難易度を判断せず、あくまでも倍率は参考程度と心得ておきましょう。
他の近畿の医学部で難関とされるのが、京都大学(72.5)・大阪大学(70.0)・神戸大学(67.5)です。
神戸大学とは同じ偏差値であり、ワンランク上がると京大・阪大のような難関校になることからも、難易度の高さが伺えます。

京都府立医科大学医学部の入試傾向と対策


京都府立医科大学医学部の入試傾向と対策を科目ごとにまとめてみました。

英語の傾向と対策

読解問題3題、英作文問題1題の構成で、読解問題の内、2題は本格的な記述式中心の長文問題で、内容説明や同意表現、空所補充などが中心です。
読解問題の英文は、科学系や哲学的な論説文のほか、エッセーなども出題されています。
傾向としては、筆者が明確な問題意識・主張を持っており、これを論理的に展開していく文章が多く、論旨の流れを的確に把握し、話題の展開を読み取っていく力が試されています。
語彙面では難語も散見され、全体として、要求される知識は質・量ともに相当高度なレベルです。
指定語数は、2018年度以前は150語程度でしたが、2019年度以降は200語程度に増加しています。
医系特有の特殊な語彙・表現の知識は求められておらず、特別な勉強は不要ですが、全般的な言語運用能力に加えて、時事問題を含んだ様々な事柄についての問題意識も問われています。
読解問題は、分量も多く全体に目を配らなければ解答できない出題内容で、試験時間内に解答するにはかなりの英語力が必要となり、専門性・抽象度の高い文章も含まれ、難易度は高いといえます。

➀読解問題
読解問題が出題の中心を占めるだけに、ここで確実に得点できる英語力を養うことが肝心です。
難解で分量の多い文章を読解するためには、地道にレベルを上げていきましょう。
まずは一読して8割くらいはわかるような文章を、全体の流れを意識しながらいくつも読み進めて、徐々に読解力を上げていきましょう。

②英作文問題
テーマ英作文では文法的な正確さも重要ですが、採点者を納得させる内容が書けることが大切なので、読解問題に取り組む場合にも筆者がどのようにして論理をまとめているかに目を向けてみましょう。
入試頻出の重要テーマを集めた参考書を通読し、応用力をつけ、どんな問題が出ても正確にすばやく解答できるようにしておきましょう。

数学の傾向と対策

2025年度入試より、出題範囲は「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・C」となります。
例年、少なくとも1題は数学Ⅲの微・積分法から出題されています。
レベルの高い内容を扱うものも含まれ、複数の範囲の融合問題も多いのが特徴で、全範囲から偏りなく出題されています。
問題の難易度としては、全体的にやや難度の高い問題が出されています。
答えにたどり着くまでに相当な計算力が要求されるものが含まれており、ボリュームがあります。
問題によっては解答量に対して解答用紙のスペースが狭いものもあり、必要な事柄を簡潔にまとめる能力も試されています。
また、問題文や大問の中の各小問が、誘導形式もしくは問題解決のヒントになっているため、問題文の読解力、分析力、洞察力が大変重要になってきます。
一定以上のレベルの問題をいかに多く解くかで差がつくでしょう。
標準以上のレベルの問題集で各項目の出題パターンを整理することで、入試で問われる知識やテクニックを把握できるようになります。
計算力の養成は必要不可欠であり、計算間違いをしないという自信がつくまでしっかり訓練しておきましょう。
これは、問題を多く解くだけでは実現できず、一題一題を大切に解くという姿勢が必要となります。
式変形ひとつにも細心の注意を払い、文字も丁寧に記述することを心がけましょう。
また、図示を求める問題もよく出題されています。
問題に要求されていなくても、ポイントを押さえたグラフや図を解答に利用することは極めて重要となってきます。
図形的能力を高め、計算式だけにならない答案作成を心がけるとよいでしょう。
1題の解答に要する記述量がかなり多いため、120分という試験時間を考えると、簡潔で要領を得た答案をまとめる練習が必要です。
計算式を羅列しただけの答案では解答用紙に入りきらないこともあり、思考過程が採点者に伝わらないです。
そのため、下書きをしてから答案を書く練習を積んでおきましょう。

化学の傾向と対策

出題範囲は「化学基礎・化学」で、無機の各論と有機の実験をテーマにして、理論分野と関連させて様々な角度から応用力・思考力を問う問題が目立ちます。
無機では、化学現象に対して理論的な説明や計算を求める総合問題がよく出題されています。
有機では、未知の化学現象や実験操作について、化学の基礎理論や知識を基にそれらを解明できるかどうかが問われています。
理論では、思考力を試す問題が目立っており、本格的な実験装置や器具の使用法を問う出題もあります。
実験操作や化学現象などに関して、理由などを説明する論述問題が多いのが特徴です。
計算問題も例年出題され、年度によっては描図問題もかなり複雑なものが出題されています。
知識・計算力とともに、科学的・論理的思考力を試す出題形式です。
問題の難易度としては、高度な思考力や応用力が要求されていて、試験時間に関しても、問題の難易度と量に対して十分とはいえません。
無機・理論の分野では、単に細かい知識を問うだけでなく様々な角度から理論と関連付ける総合問題がよく出題されています。
化学結合、気体の法則、溶液、反応の速さ、化学平衡、熱化学、酸・塩基、酸化・還元などの基礎理論を確実に理解し、問題集で数多くの問題演習を積んで応用力をつけていきましょう。
有機では、元素分析からの構造決定というパターンが頻出であり、対象となる化合物は応用的な構造のものも出題されています。
標準~やや応用的なレベルの問題集で徹底的に練習し、構造決定の実力をつけておきましょう。
実験に関しては、かなりの熟知が必要です。
教科書に記載されている実験器具の使用法は確実に復習し、図説なども利用して実験操作・器具の知識を深めておきましょう。
何より重要なことは、授業での実験の中で実際に器具を操作してみることです。
計算問題に関しては、例年数多く出題されていて、煩雑なものが含まれる場合があるため、計算力を高める努力が欠かせません。
論理的に正しいかだけでなく、採点者にもわかるような計算過程の記述ができるようにしておきましょう。

物理の傾向と対策

出題範囲は「物理基礎・物理」で、力学・電磁気で2題を占めています。
残りの1題については、過去には波動・原子、熱力学などから出題されました。
大問ごとに、空所補充の出題か解答の導出過程も記入する出題かが異なっています。
年度によっては、描図問題や証明・論述問題も出題されています。
設問形式や難易度は年度により異なりますが、標準的な計算問題がそのまま出題されるのではなく、応用的な考え方や知識を要するような出題がみられます。
公式を記憶したり、問題パターンを覚えたりするだけの表面的な学習では対処できないでしょう。
教科書を中心に基本事項の徹底理解を図ることが大切です。
表面的な理解で公式を適用するだけの学習では対処できない問題が出題されています。
公式を導く過程や物理量の定義などの理解を十分にしておきましょう。
また、論述問題では用語を正しく用いる必要があるため、定義をきっちりと押さえておきましょう。
基本事項の理解を徹底するには、教科書傍用や標準的な問題集を完全にこなすようにするとよいでしょう。
その上で、標準~やや難レベルの入試問題集に取り組んで応用力をつけましょう。
とりあえず数をこなすのではなく、問題の背景や得られた結果の示す意味もよく考えてみる習慣をつけておきましょう。

生物の傾向と対策

字数指定のない論述問題中心の出題です。
計算問題が出題されることもあり、計算の方法や根拠を書かせることもありました。
出題範囲は「生物基礎・生物」で、例年取り上げられる題材であるヒトを含めた脊椎動物の細胞、生殖・発生、遺伝情報、体内環境、動物の反応、代謝が中心です。
全体の出題傾向をみると、生殖・発生、遺伝情報の出題であっても進化や系統を絡めるなど、複数分野が融合・混合されて出題されることが多いです。
難易度に関しては、近年では手が付けられないような難問はほとんど出題されなくなりましたが、骨のある本格的な考察問題が揃っています。
論述問題が非常に多いこともあり、不正確な理解では得点できない問題が多く出題されています。
動物生理学や遺伝学といった医学に深く関わる内容について、基礎的な事柄を正確に理解し、正しく表現できる力が要求されています。
教科書では取り扱われない事項について、教科書の知識に基づいて考察させる出題も多いため過去問などを利用した練習が必要となります。
その際、体内環境、動物の反応、遺伝情報、代謝といった頻出分野については詳細な事項も重点的に整理しておきましょう。
論述問題の対策として、短時間にポイントを押さえた論述ができる文章力を身につけることが必要です。
日頃の学習の際に、なぜそうなるのか、どのような利点があるのかなどを意識して、用語の暗記や模範解答の丸暗記にならないように心がけましょう。
同じテーマが繰り返し出題されることもあるため、過去問演習や、ややハイレベルな問題集を用いた演習を十分にしておきましょう。

京都府立医科大学医学部の学費・奨学金


京都府立医科大学医学部の学費や奨学金についてまとめてみました。

学費・授業料

まずは、入学金や授業料についてです。

入学料 学科 医学科 看護学科
京都府内在住※ 282,000円 169,200円
京都府外在住 493,000円 282,000円
授業料 年額535,800円(年に2回前・後期の区分による納入)
学外実習費用等 入学時 120,000円(医学科のみ)

※入学者本人が入学年の前年の4/1以前から引き続き京都府内に住所を有する場合に適応されます。
上記の他に学生教育研究災害傷害保険制度への加入の際の保険料と教科書代・白衣、看護服代、実習費などがかかります。

奨学金

次に奨学金制度についてです。

日本学生支援機構奨学金 独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)」の奨学金です。成績が極めて優秀で、経済的理由により修学が困難な人に給付または貸与されます。
毎年4月に「定期募集」があります。秋に「二次募集」がかかることがあります。また、生計維持者の事故や入院、失職により家計状況が急激に悪化した場合、「家計急変採用(通年募集)」があります。
給付型奨学金と貸与型奨学金の2種類があり、貸与型奨学金は無利子と有利子があります。
京都府立医科大学NIM奨学金 医学科卒業生からの寄付をもとにして、医学部医学科各学年の成績優秀者に奨学金を交付します。
ENT M Dr.浅野登&暉子奨学基金 次世代を担う医師の育成を図るため、向上心がありながら経済的理由により修学が困難な学生に、必要な学資金(奨学金)を大学在学の期間支給することで、修学援助を行う制度です。
京都府地域医療確保奨学金 京都府内の指定された地域医療機関で一定期間勤務することで返還が免除されます。京都府立医科大学医学部医学科学校推薦型選抜の合格者は、この京都府地域医療確保奨学金の貸与を必ず受けることとなります。
(参考:貸与額月額15万円、貸付利率年10%)
京都府看護師等修学資金 京都府内の指定の医療機関等などで看護師等として一定期間勤務することで返還が免除されます。

上記の他に、民間の奨学金等もありますので、奨学金制度の利用を検討している受験生は事前に調べておきましょう。

京都府立医科大学医学部に合格するなら医進の会


京都府立医科大学医学部は1学年107人と少人数制であり、一人一人をしっかりとみることができるため指導体制もしっかりしています。
ただ、少人数制であるが故、難易度は高くなってしまいます。
近年では、整形外科に特に力を入れているということもあり、スポーツドクターなどを目指す方にも人気が高まっていることもあるため、レベルが高くなっています。
そこでおすすめなのが医学部受験予備校医進の会です。
医進の会は、個別授業で生徒一人一人に合わせたカリキュラムを担当講師が組んでいきます。
授業は勿論、自習時間の過ごし方、勉強の仕方などもフォローしています。
授業とは別に、現役の国公立大学の医学生が質問対応を行っています。
勉強のわからないことはもちろんですが、実際に受験を行い医学部に通っている学生の体験談などを聞くことができます。
受験生の時の1日の過ごし方や勉強時間・勉強方法、対策、医学生になってからの過ごし方など参考になる話がたくさんあるはずです。
個別ブースでの生徒と講師の一対一の授業、休憩スペースなど環境の良さはもちろんですが、スタッフ一丸となり医学部合格までサポートしていきます。
少しでも気になられた方は、お気軽にお問い合わせください。

まとめ


今回は、京都府立医科大学について解説しましたがいかがだったでしょうか。
京都府立医科大学は、医学部の中でも歴史が古く、国公立大医学部の中でも序列上位に位置しています。
臨床に取り組む熱心な姿勢や、幅広い教養と基礎教育、医学教育との連携を大切にしていることも魅力のひとつとなっています。
この記事で京都府立医科大学の基本情報や入試対策についてなど、受験生に役立つ情報をまとめているので是非参考にしてみてください。

この記事の執筆者:医進の会代表 谷本秀樹

医進の会代表 谷本秀樹
中学入試の希学園の集団授業で600名以上の多くの生徒を受験指導。
大学入試は四谷学院などの大手予備校や多くの医学部受験予備校で、主に生物の集団授業と個別授業で300人以上の受験生を担当。
自身の予備校『医進の会』発足後は、これまで500人以上の生徒の受験と進路指導に携わってきた。
圧倒的な医学部入試情報量と経験値、最適なアドバイスで数多くの受験生を医学部合格に導いてきた、医学部予備校界屈指のカリスマ塾長。

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