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医学部卒業までの年数、卒業できる年齢は?最短で医師になれる年数を解説

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カテゴリ:基礎知識

医学部に進学するにあたって、年齢に迷われている方も多いと思います。
社会人や留学生など、年齢層の異なる方が医学部に進学することも珍しくありません。
もちろん年齢に関係なく、医学部に進学することは可能です。
本記事では、医学部に進学する際の年齢に関する疑問や悩みについて解説します。
最短で卒業できる場合や、多くの医学部生が卒業する年齢、医師になるまでに時間がかかる理由などにも触れるため、年齢に関する悩みや不安を解消する参考にしてください。

この記事を読むとわかること
  1. 医学部生の年齢層
  2. 医学部生の卒業年齢
  3. 医師になるまでにかかる時間と流れ
  4. 医学部合格のためにできること

医学部生の層は何歳?

医学部を卒業する人たちの年齢を知るためにも、まず、医学部生の層は何歳くらいが多いのかを下記に分けて解説します。

  • 浪人生や留年の人が多い
  • 年齢が高くても編入で入学可能

浪人生や留年の人が多い

医学部の学生の年齢層は、19歳から20歳が最も多く、22歳以上が一部を占めています。
医学部全体を見ると、現役生と1浪生が71%を占め、2浪生から3浪生が11%、再受験生が9%、編入生が6%となっています。

現役生は少なく浪人生が多い

医学部受験は難関であり、特に私立大医学部の現役合格者は少ないです。
そのため、多くの医学部生は浪人や留年を経験しています。
中には、20代後半や30代で医学部に入学する人もいます。
医学部生は、再受験生や浪人生、編入生との交流に悩むことがありますが、実習形式の授業が多いため、学生同士で関係を築く機会は豊富です。
また、相性のよい学生同士は自然と仲良くなれます。

8~10年で治療ができる

医師免許を取得するまでには、大学入学から最低でも6年以上かかり、その後2年以上の研修医としての実務経験を積む必要があります。
医師として患者の治療を行うまでには、最短でも8年から10年以上の時間が必要です。

年齢が高くても編入で入学可能

年齢が高くても医学部に編入することは可能です。
医学部生の平均年齢は22歳以上がその大部分を占めていることはお伝えしました。
これには、社会人経験を活かして医学部に編入する人が増えていることが背景にあります。

書類や面接、コミュニケーションで有利

まず、社会人経験があることで、出願書類や面接でアピールできることがあります。
また、社会人経験で身につけた経験や能力を医学の分野で活かせるでしょう。
加えて、社会人経験者はコミュニケーション能力が高い傾向にあります。
医師はコミュニケーション能力が重要なため、社会人経験を活かして患者と良好な関係を築くきっかけになるのも利点です。
親近感や信頼感を得やすく、安心感を与えられます。
また、年齢を重ねることで、より多くの経験や知識を身につけられます。
これらの経験や知識は、患者の治療に役立てられるでしょう。
そして、患者との関係を築くことは、医学的な気づきを得るためにも重要です。
患者と気軽で信頼のおける関係になれば、患者は医師に自分の症状や悩みを相談しやすくなります。

適切な治療につながる

その結果、医師は患者の病状をより正確に把握し、適切な治療を行えます。
このように年齢が高い人だからこそのメリットがあることから、医学部に編入するという選択肢は一般的によく検討されるものと言えるでしょう。

医学部を卒業する年齢は?

では、医学部を卒業する年齢はおよそどのくらいになるのでしょうか。
ここからは、下記の4つのパターンに分けて年齢を紹介します。

  1. 最短で卒業できた場合
  2. 多くの医学部生が卒業する年齢
  3. 最短で医師になれた場合は何歳?
  4. 医師になるまでには10年かかることも

最短で卒業できた場合

大学医学部 6年間
医師国家試験
初期臨床研修 2年間
後期研修(専門研修) 3~5年間

留年することなく、順調に最短期間で卒業できた場合、卒業までは何年かかるのでしょうか。
ここでは医学部を卒業するまでの最短年数と医師になるまでの最短年数について解説します。

医学部を最短で卒業できるのは6年

医学部を卒業するまでの最短年数は6年です。
日本のどの医学部も最低必要年数を6年とし、その前提でカリキュラムが組まれています。
医学部にストレートで合格した場合、入学時の年齢は18歳です。
もし、6年間順調に進級できていた場合、医学部卒業時の年齢は24歳になります。
ただし、正式に医師となるにはさらに最低2年かかります。
医学部卒業後に医師国家試験に合格し、2年間の臨床研修を修了する必要があるからです。

医師国家試験に合格できない場合

医師国家試験に合格できなかった場合でも、研修医として働き続けることはできます。
そのため、医学部を卒業した後にも医師になるための道は残されています。

ただし、医学部入試は非常に難易度が高いため、現役生で合格することは簡単ではありません。
また、医学部では勉強量が多いため、留年する人も少なくはないでしょう。
そのため、実際の卒業生の年齢は24歳よりも高い場合が一般的には多いです。

多くの医学部生が卒業する年齢

実際のところ、何歳くらいで医学部を卒業する場合が多いのでしょうか。
医学部卒業生に多い年齢について解説します。

一般的には24~26歳

一般的に、医学部を卒業する年齢は24歳から26歳くらいです。
しかし、国家試験に合格するために浪人や再受験をした場合、医学部を卒業する年齢は27歳から29歳くらいになることもあります。
また、医学部を卒業した後、すぐに研修医として働き始めるのではなく、研究者や教員としてキャリアを積む人もいます。
このような場合、医学部を卒業する年齢は30歳以上になることもあるでしょう。
医学部を卒業する年齢は、個人の事情によって異なります。
しかし、一般的には24歳から26歳くらいが卒業する年齢の平均値と考えても良いでしょう。

最短で医師になれた場合は何歳?

医師になるには、医学部を卒業して医師国家試験に合格する必要があります。
医学部は6年制となっているため、現役で医学部に入学してストレートで卒業した場合、24歳で医師免許を取得できます。
また、医学部を卒業した後も、2年間の初期研修が必要です。
初期研修を終えた時点で26歳になるため、最短で一人前の医師になれるのは26歳です。

浪人などをした場合の卒業年齢

医学部受験で何年か浪人をした場合、医学部卒業時、また卒後研修終了時には何歳くらいになっているかの目安を表にまとめました。

タイミング 現役 2浪 5浪
学部入学時 18歳 20歳 23歳
学部卒業時 24歳 26歳 29歳
初期研修終了時 26歳 28歳 31歳
後期(専門)研修終了時 29~31歳 31~33歳 34~36歳

これはあくまでも、留年せず、各種試験に順調に合格出来ていた場合の年齢を示しています。
当然ながら、入学時の年齢に伴って卒業時の年齢は上がっていきます。
また、医学部ではその内容の難度と履修量の関係から留年することも珍しくはありません。
学部在籍中に留年した場合や研修に行くための試験、あるいは医師国家試験などに1度で合格出来なかった場合でも年齢は上がっていきます。
人によっては海外留学などで休学することもあります。
現役合格していた場合でも、それによって卒業年齢が26歳、研修終了時の年齢が30代半ばになっていることも大いにあり得るでしょう。

医師になるまでには10年かかることも

留年や受験の失敗を繰り返すと、医師になるまでには10年以上の時間がかかることもあります。

また、専門医になるためには、さらに3〜5年間の研修を受ける必要があります。
そのため、専門医になるには、最低でも10年以上かかることになるでしょう。
もちろん、専門医を目指さない場合でも、医者として働くことは可能です。
しかし、専門医になると、より高度な診断や治療を行えるため、より多くの患者を助けられるのが利点です。

医師になるまでに時間がかかる理由とは

医師になるまでに時間がかかる理由は、下記が挙げられます。

  • 留年が多い
  • 大学が6年制
  • 医師国家試験がある
  • 海外の医学部では?

留年が多い

医師になるまでに時間がかかる理由の1つは、留年が多いことです。
医学部では、膨大な量の医学知識を習得し、それを臨床で応用できる能力を身につけなければなりません。
そのため、医学部の授業は、他の学部に比べて難易度が高く、また、医学部の学生は、授業以外にも、実習や研究など、多くの課外活動に取り組まなければなりません。

よくある医学の留年要因

医学部で留年する原因は、主に以下のものが挙げられます。

  • 勉強についていけなかった
  • 単位を落とした
  • 試験に不合格になった
  • 病気や怪我で休学した
  • アルバイトや部活動に熱中しすぎて勉強がおろそかになった
  • 医学部を辞めたくなった

また、留年率を高くしているのは下記の背景要因も考えられるでしょう。

  • 専門科目の難易度が高い
  • 進級の規定が厳しい

医学部では、医学に関する幅広い知識と技術を身につける必要があります。
そのため、勉強量も多く、単位を取得するのが難しいです。
また、医学部では、進級の規定が厳しく設定されています。
加えて、国公立では落とした単位の科目だけを取得できれば問題ありませんが、私立ではすべての科目を再取得しなければならないハードルの高さも挙げられるでしょう。

大学が6年制

医学部は、学校教育法第八十七条において6年制と定められています。

医学部が6年制と決められている理由

医学部が6年制になっているのは、医師として必要な知識や技術を身につけるために十分な時間が必要であるためです。
実際、学校教育法第八十七条の第2項では「医学を履修する課程、歯学を履修する課程、薬学を履修する課程のうち臨床に係る実践的な能力を培うことを主たる目的とするもの又は獣医学を履修する課程については、前項本文の規定にかかわらず、その修業年限は、六年とする。」と記載があります。
医学部に限らず、臨床での高い実践能力が求められる場合に修業年数を6年と定められているのです。
人体や命を扱うにあたって、それは決して軽々しいものであってはならず、しっかりとした知識の定着と技術力が求められていることが伺えます。
医学部では、解剖学、生理学、病理学、薬理学、病理学、内科学、外科学、小児科学、産婦人科学、精神医学などの幅広い科目を学びます。

診察や治療も体験する

また、臨床実習では、病院で患者さんの診察や治療を体験します。
医学部を卒業した後も、研修医として2年間、さらに専門医として5年間の研修を受ける必要があるのも現状です。
研修医では、実際の患者を診察し、治療を行いながら、医師として必要な経験と技術を身につけていきます。
医師になるには、大学で6年間、研修医で2年間の合計8年間の教育・研修を受ける必要があります。
そのため、医師になるまでに時間がかかるでしょう。

医学部はかつて4年制だった?

第二次世界大戦以前は、当時の法令で大学は3年、医学部は4年とされていました。
そして戦後、1947年に新たに公布された学校教育法において、大学の学部は4年、医学部は6年と改められました。

医師国家試験がある

医師になるまでに時間がかかる理由はいくつかありますが、その中でも意外にハードルが高いのが「医師国家試験」です。

医師国家試験の難易度は?

医師国家試験は、医師として必要な知識と技術を有しているかどうかを認定する試験であり、合格率は全体で見ると約90%と高く見えます。
しかし、大学別に見てみると90%を下回り、80%前半という年度もちらほらあり難易度は非常に高いです。
またこの数値の基本は新卒や留年生を含んだ数値であり、実際には既卒となると国公立で「57.9%」、私立で「62.7%」、総計で見ても「55.2% 」と高くはありません。

そもそも医師国家試験とは?

医師国家試験は、医学部で学んだ知識と技術を総動員して解答する試験です。
そのため、医学部で学んだ知識をすべて理解し、臨床研修で実践的な技術を身につけておく必要があります。
毎年出題される問題が異なるため、常に最新の医学知識を身につけておかなければ卒業までの年齢を国家試験の合格とすると遅くなるでしょう。

海外の医学部では?

海外の医学部では、卒業年齢は国によって異なります。
各国ではどうなっているか見ていきましょう。

アメリカの医学部事情

アメリカでは4年制大学を卒業した後、メディカルスクールに入学し、4年間の医学教育を受けます。
卒業後、3~6年間のレジデント(初期研修医)を経て、医師免許を取得します。
アメリカのハイスクールは卒業年齢が17歳なので、最短で28歳で医師になれる計算です。
アメリカの大学に医学部はなく、メディカルスクールは日本でいうところの大学院にあたります。
また、このメディカルスクールを受験する際はMCATという試験が入試前に別途課され、その試験で好成績をおさめる事が求められます。
メディカルスクールの合格率は10%以下とも言われるので、日本以上に狭き門となっているようです。

イギリスの医学部事情

イギリスでは国公立大学の医学部が大半を占めており、大学によって異なりますが基本的には5年制となっています。
日本と同様に高校を卒業した後、医学部に入学し、5年間の医学教育を受けます。
卒業後、2年間のレジデントを経て、医師免許を取得するため、最短で23歳で医師になることができます。
また、イギリスの大学では留年が認められていない
医学部も多いため、進級できずに退学になる学生も多いようです。

オーストラリアの医学部事情

オーストラリアで医師になるには、高校卒業後すぐに5〜6年制の医学部に通う方法と、学士号の取得者を対象とした4年制のメディカルスクールに通う方法があります。
高校卒業後すぐに医学部に通う場合、5〜6年間の医学教育を受けることになります。
医学部を卒業した後は、1年間のレジデントを経て、医師免許を取得することができれば、最短で24歳で医師になれるでしょう。
このように、海外の医学部では、日本の医学部よりも卒業年齢が早いことが多いです。

医学部では6年間で何を学ぶ?

医学部では、6年間で医師になるために必要な知識と技術を学びます。
一般的な大学医学部のカリキュラムと授業内容について説明します。
1年次は、入学して間もないため一般教養を中心に学びます。
大学によっては早期体験実習などに参加します。
2年次では、初期医学に関する授業が始まり、本格的な医学教育がスタートします。
2年次からは学年が上がるにつれて、医療・医学に関する専門的な授業が増えていきます。
5年次からは、外部の実習施設での臨床実習が始まります。
臨床実習では、実際の医療の現場で患者と関わることで診察や治療などを学びます。
実践的に医療を学ぶことができ、医学部のカリキュラムにおいて必須科目となっています。
最高年次である6年次には、附属病院などで臨床実習に参加し、卒業研究や卒業試験の勉強に取り組みます。
そして、6年次の最後に国家試験を受験することになります。
そのため、通常のカリキュラムをただこなすだけでなく、並行して国家試験の対策をする必要があります。

医師になるまでの4ステップ

医師になるまでの流れを、今回は大きく分けて4ステップで解説します。

  1. 医学部受験に合格する
  2. 医師国家試験に合格する
  3. 臨床研修を受ける
  4. 後期研修を受ける

医学部受験に合格する

医学部受験に合格してから医師国家試験前までの道のりは、以下のとおりです。

  • 医学部入学
  • 医学部での6年間の勉強
  • 医師国家試験への挑戦

医学部入学には、医学部受験に合格する必要があります。
医学部受験は、大学受験の中でも難関な試験であり、高校3年間の勉強に加えて、医学部受験のための勉強が必要です。
医学部受験の勉強は、高校の教科書の内容を深く理解し、医学部入試に必要な知識を身につけることが重要です。
医学部に合格したら、6年間の医学部生活が始まります。
医学部では、解剖学、生理学、病理学、薬理学、微生物学、免疫学、病態学、臨床医学などの科目を学びます。

医師国家試験に合格する

6年間の医学部生活を終えたら、医師国家試験を受験します。
医師国家試験は、医学部6年間の学習内容を問う試験です。
合格率は一般的に約90%と高い数値ですが、80%前半という年度もちらほらあり難易度は非常に高いです。
医師国家試験は、6科目(内科、外科、小児科、産婦人科、精神科、公衆衛生学)で構成されています。

医師国家試験の試験形式

各科目には、選択式と記述式の試験があります。
そのため、医師国家試験に合格するには、医学部での勉強で学んだ知識を十分に理解し、試験に臨む必要があるでしょう。
医師国家試験に合格するためには、早いうちから試験対策を始めることが大切です。
試験対策では、過去問を解いたり、模擬試験を受けたりなどが必要でしょう。

臨床研修を受ける

臨床研修(初期研修)は、医師になるための最後のステップです。
2年間の研修期間中に、様々な診療科をローテーションし、幅広い知識と技術を身につけられます。
臨床研修では、患者さんの診察や治療を行い、医師としての技量を向上させられます。
また、医療チームの一員として、他の医師や看護師と協力して、患者さんの治療にあたることもあるでしょう。

臨床研修の流れやローテーション

臨床研修の流れは、以下のとおりです。

  1. 研修医登録
  2. 初期研修プログラムの選択
  3. 研修プログラムの開始
  4. 研修プログラムの修了

臨床研修では、以下の6つの診療科をローテーションします。

  • 内科
  • 外科
  • 小児科
  • 産婦人科
  • 精神科
  • 公衆衛生学

臨床研修を修了すると、晴れて医師として一人前の診療を行えます。

後期研修を受ける

後期研修は、臨床研修を修了した医師が、さらに専門的な知識と技術を身につけるために行う研修です。
後期研修は、2年間から5年間で、専門医資格を取得するために必要な研修です。
後期研修では、特定の診療科に所属し、専門的な知識と技術を身につけられます。
また、後期研修では、研究や教育などの活動にも参加できます。
後期研修の流れは、以下のとおりです。

  • 後期研修プログラムの選択
  • 研修プログラムの開始
  • 研修プログラムの修了

後期研修プログラムの選択は、臨床研修を修了した後、希望する研修プログラムに応募することで行われます。
研修プログラムの開始は、毎年4月から始まります。
後期研修を修了すると専門医資格を取得でき、より高度な診療を行えるでしょう。

医学部受験に合格するには

医学部受験に合格するには、下記の3つを踏まえた十分な対策がおすすめです。

  • 参考書を使って受験対策を行う
  • 大手予備校で対策を行う
  • 医学部予備校に入る

それぞれ詳しく解説します。

参考書を使って受験対策を行う

医学部受験に合格するには、参考書を活用して受験対策を行うことが重要です。

参考書には、医学部入試に必要な知識や問題がわかりやすく解説されているため、効率的に勉強を進められます。

参考書の選び方は非常に重要

医学部受験参考書は、年齢や学力に合わせて選ぶことが大切です。
高校1年生や2年生の場合は、基礎的な知識を身につけるための参考書がおすすめです。
高校3年生の場合は、より高度な知識や問題を扱った参考書を活用しましょう。
医学部受験参考書を活用して受験対策を行う際には、以下の点に注意しましょう。

  • 自分の学力レベルに合った参考書を選ぶ
  • 計画的に勉強を進めていく
  • 定期的に復習を行う
  • 模試を活用して自分の実力を把握する

医学部受験は、とても難しい道のりですが、参考書を活用して受験対策をすることで、合格への可能性が大きく広がります。

独学だけで試験合格は難しい

独学で医学部受験合格はかなり難しい戦いです。
不可能ではありませんが、実際に独学で合格されるのは合格者のほんの数%未満とされており、大多数の方が予備校などに通って受験をしています。
その理由としては、試験自体が難しいためです。
現役生であれば、学校の授業で入試の内容をすべて理解をするのは難しい場合もあります。
また、教科数も多いため、どのように時間を使うかが重要になってきます。
そのため、予備校などに通って医学部の対策を行うことが多いようです。

大手予備校で対策を行う

医学部受験に合格するには、大手予備校で対策を行うことも効果的です。
大手予備校では、人気・有名講師が、広く一般的な大学受験の授業を一方通行で教えてくれます。
また、大手予備校では、医学部受験に必要な最新の情報を一部入手できます。
高校1年生や2年生の場合は、大手予備校に通うことで、医学部入試の全体像を把握できるのも利点です。
また、基礎的な知識を身につけるための授業を受けることで、受験勉強のスタートダッシュを切れます。
高校3年生の場合は、大手予備校に通うことで、より高度な知識や問題を学べます。
また、模試や演習授業を受けることで、自分の実力を把握し、合格に向けての対策を立てられるでしょう。

医学部予備校に入る

医学部受験に合格するには、医学部予備校も非常に有効な選択肢の一つです。
医学部予備校では、医学部受験に必要な知識と技術を効率的に身につけられます。
また、医学部受験の経験豊富な講師から指導を受けられるため、医学部受験の合格率を高められるのも利点です。
医学部受験に関わる最新の多くの情報を容易に入手出来ます。

医学部受験予備校は2種類ある

医学部予備校は、高校生向けの予備校と、浪人生向けの予備校があります。
高校生向けの予備校では、医学部受験に必要な基礎知識を身につけられます。
浪人生向けの予備校では、医学部受験の対策をより深く行えるでしょう。

医学部受験の選び方

医学部予備校を選ぶ際には、予備校の合格実績や講師陣の質をチェックすることが重要です。
また、予備校の授業料や通学時間なども考慮する必要があります。
医学部受験は、とても難易度が高い試験です。
しかし、医学部予備校に通うことで、医学部受験の合格率を高められます。
医学部受験を目指している方は、医学部予備校への入学を検討してみてはいかがでしょうか。

医学部受験対策は医進の会


医学部の受験対策は医進の会です。
医進の会は医学部受験予備校ですので、ノウハウを持っており医学部に最短距離で合格することを可能にします。
現役生・浪人生ともに対応可能な1対1の完全個別指導でプロ講師がひとりひとりにあわせた授業進行や内容で進めていきます。
また、チューターは国公立医学部現役生の医学部生で勉強のことはもちろん、学校生活についても教えてくれるため、モチベーションにも繋がり、ミニ授業や質問対応では、苦手分野を克服することができます。
さらに、アシスタントからは小テストが行われており、基礎力の養成に役に立ちます。
また、小論文対策や面接対策など、時間を取って入念に行うので、自分一人ではなかなか難しい対策が必要な医学部試験も医進の会では、心配ありません。
このように医進の会には医学部に合格する環境が整っております。
少しでも興味を持たれた方は、無料体験授業・無料面談随時おこなっておりますので、是非お気軽にお問い合わせください。
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まとめ

医学部では、基礎的な医学知識や臨床実習を通して、医師として必要な技術や知識を身につけられます。
医学部に進学するためには、高校時代からの努力が必要です。
適切な勉強法を身につけ、医学部受験に向けての準備をしっかりと行うことが大切です。
医学部に興味がある方は、ぜひ本記事を参考にして、医師としての夢に向かって歩みを進めてください。

この記事の執筆者:医進の会代表 谷本秀樹

医進の会代表 谷本秀樹
中学入試の希学園の集団授業で600名以上の多くの生徒を受験指導。
大学入試は四谷学院などの大手予備校や多くの医学部受験予備校で、主に生物の集団授業と個別授業で300人以上の受験生を担当。
自身の予備校『医進の会』発足後は、これまで500人以上の生徒の受験と進路指導に携わってきた。
圧倒的な医学部入試情報量と経験値、最適なアドバイスで数多くの受験生を医学部合格に導いてきた、医学部予備校界屈指のカリスマ塾長。

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