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藤田医科大学医学部は難しい?偏差値や倍率、入試情報・傾向や対策を解説

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カテゴリ:大学情報

藤田医科大学医学部は愛知県豊明市にある私立大学です。
本記事では藤田医科大学医学部の難易度や偏差値・倍率、入試科目について解説しています。
記事内では学費や入試情報、奨学金などについてまとめています。
受験をお考えの方は是非参考にしてください。

藤田医科大学医学部の基本情報


まずは藤田医科大学医学部の基本情報についてご紹介します。

生徒数や定員は?

以下の表は2023年5月1日現在のデータです。

学年
(定員)
1年
(125)
2年
(125)
3年
(125)
4年
(125)
5年
(125)
6年
(125)
合計
(750)
79 74 69 80 69 98 469
53 51 54 46 45 30 279
合計 132 125 123 126 114 128 748

定員は125名で、男女比率はいずれの学年も男性が6割以上となっています。

キャンパスの場所や学科は?

キャンパス所在地 〒470-1192 愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98
交通アクセス 最寄り駅は、名鉄名古屋本線「前後駅」および
名古屋市営地下鉄桜通線「徳重駅」です。
バス
・名鉄バス・名古屋市営バス「藤田医科大学病院」バス停
・豊明市公共施設巡回バス中央循環コース「藤田医科大学病院」バス停(名鉄バスの受託運行)
・東郷・藤田医大バス「藤田医科大学病院」バス停
学科 医学部医学科

最寄り駅からはバスを利用してキャンパスに行きます。
バスの本数が多いため、通学に困ることは無さそうです。

藤田医科大学医学部の特色

藤田医科大学医学部では、単に臨床面のみにとどまらず、研究面でも優れた「優秀な人材の育成」を最大の目標にした医学教育に取り組んでいます。
また、「リサーチマインドの育成」、「グローバル化」、「臨床・研究両面で最先端医療を牽引する力を養う新医療人」を基軸に、カリキュラム改革と世界トップレベルの医学教育を推進しています。
教育においては、学生一人ひとりに対して担当の指導教員を配し、学生生活の悩みや相談にきめ細かく対応する「指導教員制度」のほか、5年次から卒業後2年間にわたり継続的に学生のキャリアデザインを支援する「指導診療科制度」を導入。
初期研修先に関わらず、卒業生にとって本学が精神的な拠りどころとなれるよう取り組んでいます。

藤田医科大学医学部の入試情報


藤田医科大学医学部の入試情報についてご紹介します。

入試スケジュールや合格最低点は?

藤田医科大学医学部の入試スケジュールや合格最低点についてまとめました。

入試日程

2024年度の入試日程は以下のとおりです。

試験区分 募集人員 出願期間 試験日 合格発表日
ふじた未来
高3一般枠
12名 2023年10月2日(月)
~11月2日(木)
※11月6日(月)必着
【一次】
11月12日(日)
【二次】
11月19日(日)
【一次】
11月16日(木)
【二次】
11月22日(水)
ふじた未来
独創一理枠
一般前期 83名 2023年12月11日(月)
~2024年1月26日(金)
※1月29日(月)必着
【一次】
2月4日(日)
【二次】
2月12日(月)または2月13日(火)
【一次】
2月9日(金)
【二次】
2月14日(水)
一般後期 10名 2024年1月23日(火)~2月27日(火)
※2月28日(水)必着
【一次】
3月3日(日)
【二次】
3月14日(木)
【一次】
3月7日(木)
【二次】
3月15日(金)
共テ利用前期 10名 2023年12月11日(月)~2024年1月12日(金)
※1月15日(月)必着
【一次】
共通テスト
【二次】
2月12日(月)または2月13日(火)
【一次】
2月9日(金)
【二次】
2月14日(水)
共テ利用後期 5名 2024年1月23日(火)~2月27日(火)
※2月28日(水)必着
【一次】
共通テスト
【二次】
3月14日(木)
【一次】
3月7日(木)
【二次】
3月15日(金)

一般入試は前期・後期ともに一般枠と地域枠が設けられています。
地域枠に出願できる方は限られているため、事前に出願資格を確認しておきましょう。
一般入試のほかにも、総合型選抜、共テ利用入試が実施されていますので、募集要項を確認し自分に合った入試方法を選択しましょう。

合格最低点

藤田医科大学の直近5年間の合格最低点と最低得点率を以下の表にまとめました。

受験年 合格最低点 最低得点率
2018年 319 53.2%
2019年 312 52.0%
2020年 297 49.5%
2021年 312 52.0%
2022年 366 61.0%

合格最低点は297~366点で推移しています。
2018年からはしばらく下降傾向にありましたが、2021年には上昇し、2022年は366点と今までの合格最低点よりも大幅に高い点数となっています。
合格最低点は近年上昇傾向にあるとみてよいでしょう。

藤田医科大学医学部受験の配点

次に、藤田医科大学医学部の配点についてご紹介します。

共通テスト

藤田医科大学では、前期・後期日程で、共通テスト利用入試を実施しています。
共通テスト利用入試での入試科目は以下の通りです。

科目 概要 配点
国語 現代文のみ 100
外国語 英語〈リスニングを含む〉 200
数学 「数学Ⅰ・数学A」、「数学Ⅱ・数学B」 200
理科 物理・化学・生物から2科目選択 200
合計 700

試験科目は国語、外国語、数学、理科で、合計点は700点です。
国語のみ配点が100点となっています。

二次試験

次に、共通テスト利用入試の二次試験について解説します。

前期 後期
科目 ・面接(40点(5段階評価))
※提出書類は面接評価に含む
・総合問題と口頭試問(300点)
※口頭試問では英語の「聞く力」「話す力」も評価する
・面接(40点(5段階評価))
※提出書類は面接評価に含む

共通テスト利用入試の二次試験は、前期と後期で試験内容が異なります。
前期では面接のみですが、後期ではそれに加えて総合問題と英語を交えた口頭試問が行われます。
また、一般入試前期・後期の一次試験と二次試験科目は共通となっています。
一次試験の学科試験は以下の科目と配点で行われます。

科目 概要 配点
外国語 コミュ英Ⅰ、コミュ英Ⅱ、コミュ英Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ 200点/90分
数学 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B(数列、ベクトル) 200点/100分
理科 物理・化学・生物の3科目から2科目を選択 200点/120分

二次試験は面接が行われます。

一般入試 前期・後期
科目 ・面接(40点(5段階評価))

ふじた未来入試の一次試験はこのようになっています。

科目 配点
英語 100点/90分
数学 200点/90分
小論文 ※50分

一次試験は、英語・数学・小論文が実施されます。
一次選考は英語・数学の200点で行われます。
二次試験は、講義課題、面接で、二次選考はそれらに小論文を合わせた200点満点で行われます。

藤田医科大学医学部の難易度は?


ここでは藤田医科大学医学部の難易度についてまとめました。

藤田医科大学医学部の偏差値

藤田医科大学医学部の偏差値は67.2です。
私立大学医学部の中では、中堅程度の難易度です。
ただし、一般的な学部からみると偏差値は非常に高いため、合格するためには高い水準の学力が必要となるでしょう。

偏差値
2021 64.3
2022 66.9
2023 67.2

以上の表は、直近三年間の偏差値の推移です。
2021年の64.3という偏差値は、過去最低となっています。
しかし、近年はふたたび上昇傾向にあり、合格難易度も上がってきているとみられます。

藤田医科大学医学部の倍率

藤田医科大学医学部の倍率は以下の通りです。

入試名 倍率(2023) 募集人数 志願者数 合格者数
全選抜合計 8.8 120 3,301 358
一般選抜合計 8.8 108 3,134 341
総合型選抜合計 9.7 12 167 17
共テ合計 14.3 15 806 56

全選抜合計は8.8倍となっています。
また、募集人数よりもかなり多く合格者を出しており、全選抜合計では、募集人数の3倍近い合格者が出ています。

他の大学と難易度を比較すると?

次に藤田医科大学を他大学医学部と比較しました。
藤田医科大学は、私立国公立を含めたの大学医学部の全国偏差値ランキングで、69位となっています。
私立大学医学部は、国公立大学医学部と比べて偏差値が低い傾向にありますが、そのなかでも藤田医科大学医学部は低めの位置にあるといえます。

藤田医科大学医学部に入るには?入試傾向と対策


藤田医科大学医学部の入試傾向と対策について科目ごとにまとめました。

英語の傾向と対策

大問数は6題で試験時間は90分です。
解答形式は記述式と一部マーク式です。
語彙・文法問題は例年、〔1〕で短文の空所補充、〔2〕で語句整序が出題されています。
マークシート方式では空所の補充、内容の真偽、内容の説明が、記述式は内容説明と段落挿入箇所英文和訳の設問が出題されています。
また、英文和訳問題が出題されている年もあります。
英作文問題は、英語で書かれた長文に一部和文が含まれており、それを英訳させる形式で出題されます。
問題量が多いため、全体的にある程度の速度で正確な解答が求められます。
語彙・文法問題のほとんどは基本的な問題ですが、2020年度にはコロンやセミコロンといった句読法も問われました。
読解問題は、内容・単語ともにかなり難しいでしょう。
該当箇所を探せば解答できる設問もありますが、全体として内容を把握するのは難しいでしょう。
英作文問題は、和文を英訳するスタイルですが、前後の文脈を踏まえて内容を的確につかむことが求められます。
時間配分は、語彙・文法問題をできるだけ速く解答し、読解問題や英作文問題に時間を残しておきましょう。
英語の対策としては、試験時間に対する分量がかなり多いため、実戦的な長文読解の演習を行っておく必要があるでしょう。
また、英文構造の正確な理解を問われる問題もあるため、文法や構文のポイントを扱った英文解釈(英文和訳)の参考書も利用するとよいでしょう。
大問ごとに難易度に差があるので、解答する順序を工夫しましょう。
語彙・文法問題は短文の空所補充、語句整序という形で出題されるため、基本的な文法の問題集を使って、基本的な英文法をしっかり固めましょう。
例年出題される、英長文に含まれる一部の和文を英訳する問題は、和文自体は素直なものなので、重要構文などをしっかり掴んでおけば対応できるでしょう。
また、場合によっては前後の英文から単語や言い回しを参考にすることもできます。

数学の傾向と対策

大問数は3題で、試験時間は100分です。
解答形式は〔1〕がマークシート方式、〔2〕〔3〕が記述式です。
出題範囲は「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列、ベクトル)」です。
頻出は、微・積分法、三角関数、確率、ベクトル、数列、極限です。
幅広い分野から出題されており、図示問題や証明問題、整数問題や物理学的な背景をもった問題も出題されました。
総合的な知識と、計算力・思考力が問われています。
問題のレベルは、教科書の章末問題や参考書の例題レベルのものが多いですが、中には一度解いた経験がないと難しいものもあるでしょう。
基本レベルのマークシート方式の小問の集合と、標準レベルだが複雑な計算を含む記述式2題に対して、どのように解答時間を配分するかが重要となるでしょう。
数学の対策としては、教科レベルの問題や、入試に頻出される典型的な問題を何度も解くことで、基本事項を確実に定着させておきましょう。
融合問題や、計算量の多い問題を解き、思考力、計算力、応用力、記述力を身につけておきましょう。
図形を用いる問題が頻出で、図示問題も出題されているため、類題を演習しましょう。
また、要領よくグラフが描けるようにしておきましょう。
過去問を読み込み、問題の意味から基本事項へと帰着させる練習を行いましょう。
また、証明問題も出題されるため、正確な論理の記述をする訓練を積んでおく必要があります。
また、小問集合の中にも、計算量が多いものや、時間がかかるものも含まれるため、注意しましょう。
記述式問題2題は、標準レベルの問題が中心ですが、内容を丁寧に把握しないと解き進めるのに気を遣う問題や、ポイントを押さえないと次の段階に進めない小問を含む問題もあります。
過去問演習などで、100分の試験時間の分配に気を使い、合格に足る点数をあげられるよう対策を練っておきましょう。

物理の傾向と対策

大問数は4題です。
力学・電磁気・熱力学から出題されることが多く、年度によっては波動・原子の出題もみられます。
答えのみをかく形式の問題が多く、次の問題の答えにつながることが多いため、途中の過程での簡単なミスは致命的です。
誘導も少なく、大問1題をほぼ自力で解く力が必要です。
解答しやすい問題の見極めも含めた手際の良さが求められます。
難度は高めですが、奇問はみられません。
基本的な物理法則の理解度と応用力が試されるので、まずは教科書を中心に学習し、例題をひとつずつ丁寧に解いていきましょう。
その際、公式を丸暗記するのではなく、ひとつひとつの式の意味を理解し、その式を用いる理由を説明できるようにしておきましょう。
教科書の章末問題がスラスラと解けるようになるまで、繰り返し学習を重ねておくことも大切です。
基礎事項をしっかりと身につける事が必要なため問題演習は欠かせません。
そのため、教科書のレベルの問題を何度も繰り返し解き、基礎力の定着させましょう。
中には面倒な計算を要するものもあるため、日頃から限られた時間内で正確に計算ができるよう練習を積んでおきましょう。

化学の傾向と対策

大問数は5〜7題の構成です。
出題は有機と理論が中心ですが、無機も1、2題は出題されています。
教科書の内容に沿った標準的な問題が大半を占め、高度な思考力や計算力を要する問題は少ないですが、やや応用力を必要とするものが出題されています。
試験時間はやや厳しいですが、問題量・難易度から考えて、基礎事項を整理しておさえていれば対応できるでしょう。
小問集合形式もあれば、一つの事柄を取り上げる大問もある。
実験手順や観察される変化などについても出題されているので、実験用具の扱い方なども正確に把握しておきましょう。
標準レベルの問題集を利用して、できるだけたくさんの問題にあたっておくと効果的です。
試薬の取り扱い方や保存法に関する問題もみられるので、注意が必要です。
有機分野は、理論と並んで大きなウエートを占める分野なので、有機化合物の構造と異性体、性質と反応性については、しっかりまとめておきましょう。
主な化合物の構造式は書くことが出来るようにしておき、反応のしくみを理解し、物質の合成工程については確実に覚えておくようにしましょう。

生物の傾向と対策

大問は4題です。
例年、選択式より記述式の分量が多い傾向にあり、論述問題や計算問題も頻繁に出題されます。
体内環境、遺伝情報、動物の反応、生態、生殖・発生に関する問題の出題が多く、生物・医学分野の最新のことを取り上げた問題もみられます。
藤田医科大学の生物は、比較的難易度が高い問題構成となっています。
例年、論述問題や計算問題、描図問題など多様な出題形式があるため、短時間で要領よく解答していく力が必要とされます。
時間配分の目安として、大問4題であるため1題あたり15分が望ましいですが、論述問題にはより十分な時間を確保しておくことが理想です。
年度によって難易度が異なりますが、基礎学力のみでは解けない問題が出てくる可能性があります。
教科書の内容のだけでなく、どのような問題が出題されようとも対応できるよう、発展的な内容の理解をしておきましょう。
論述問題に字数制限はありませんが、解答欄が小さめであることも多いので、短く的確な記述力が必要とされます。
解答欄の大きさに合わせて適切にアウトプットできるように練習しておきましょう。
多様な論述問題に挑戦し、解答例や教科書を参考にして、その表現や語彙力を知識の中に取り入れていくことが重要です。
繰り返し練習することで、解答欄に合わせて適切な知識をアウトプットすることができるようになるでしょう。
また、過去問研究も非常に大切であり、早い時期から過去問に挑戦し、苦手分野の把握や時間配分の感覚を身につけておきましょう。

藤田医科大学医学部の学費・授業料


藤田医科大学医学部の学費・授業料についてまとめました。

学費・授業料

1年次 入学金 1,500,000円
授業料 2,500,000円
教育充実費 1,800,000円
実験実習教材費 500,000円
初年度納入金総額 6,300,000円
入学時最低納入金 6,300,000円
2年次以降の年額 4,700,000円
6年間の総額 29,800,000円

藤田医科大学医学部の6年間の学費は総額で29,800,000円です。
総額は決して安くはありませんが、私立大医学部の中ではやや安い部類に入ります。
※上記の学費以外に、1年次にその他諸経費がかかります。

奨学金

藤田医科大学医学部で利用できる、藤田医科大学独自の奨学金制度についてご紹介します。

【貸与】学校法人藤田学園奨学金貸与制度
貸与額 年間授業料の全額または奨学金貸与委員会で査定した額
貸与期間 1年間
採用条件 在学中においての不慮の災難等による経済的理由により、修学が困難となった学生のうち、品行方正、学業成績優秀にして他の学生の模範と認められる者
対象学年の制限 2年生以上
申込時期 毎年1月15 日~2月15 日
(事情により変更もある)
返還の方法 卒業後返還の義務あり(無利息)
返還の期間は原則として学部・学校の定める修業年限以内(ただし、医学部医学科の奨学生については10年以内)
他制度併用の可・不可
【貸与】藤田学園同窓会奨学金貸与制度
貸与額 月額6万円を限度として会員育成委員会で査定した金額
貸与期間 1年間
引き続き貸与を希望する者は改めて申請する。ただし、最終学年に限り卒業までの期間とする
採用条件 志操穏健、品行方正、向学心旺盛にして経済的理由により修学困難な者
対象学年の制限 本学学生のうち、6ヵ月以上在学している学生
申込時期 毎年10月1日~10月10日
(事情により変更もある)
返還の方法 卒業後10 年以内に返還の義務あり
ただし、利息は付けない
他制度併用の可・不可
【貸与】医学部成績優秀者奨学金制度
貸与額 年額150万円
貸与期間 2年間
(成績要件を満たせば最長6か年まで延長可)
貸与対象者 一般入学試験【前期】(愛知県地域枠を除く)で入学した10名。
上記とは別に2年修了時に申請手続きをおこなった成績上位5名。
採用条件 • 医師の資格を取得後、直ちに本学大学病院などで医師の業務に従事する意思のある者。
• 2年および4年の修了時に成績上位1/ 3以内に入っていることが継続の条件(ただし、各学年の修了時に奨学生としての適性を欠くと判断された場合は奨学金の貸与を中止する場合がある)。
返還の方法 本学を卒業し医師免許取得後、本学病院又は本学が指定した医療施設で奨学金貸与期間と同期間(ただし上限を5年とする)医師の業務に従事した場合は返還を免除する。
他制度併用の可・不可
【貸与】愛知県地域枠の修学資金制度 ※2024年度入学生用
貸与額 ・本学の修学資金制度(貸与総額900 万円)
①入学年度に年額300 万円
② 2 年次以降は年間120 万円を5 年間
・愛知県の修学資金制度(貸与総額1,110 万円)
①入学年度は月額17 万5 千円
② 2 年次以降は月額15 万円を5 年間
貸与期間 6年間
応募条件 ・愛知県出身者
・2022年3月又は2023年3月に卒業した者、若しくは2024年3月卒業見込みの者(2浪以下、若しくは現役)
・本学を卒業し医師免許取得後、本学又は関連病院(愛知県内)で初期研修(2年)及び後期研修(3年)の5年間勤務し、その後愛知県地域枠医師キャリア形成プログラムに基づき愛知県が指定する公的医療機関において4〜5年間地域医療に従事することを確約できる者
対象学年の制限 愛知県地域枠を志望して入学した者
返還の方法 地域枠入学者は、卒業後(医師免許取得後)本学又は関連病院(愛知県内)で臨床研修・専門研修の5年間勤務し、その後愛知県地域枠医師キャリア形成プログラムに基づき、愛知県が指定する公的医療機関等において4〜5年間地域医療に従事しますので、修学資金の返還は免除されます。
他制度併用の可・不可

私立大医学部の学費は、国公立大医学部と比べると高額です。
そのため、経済的理由で医学部への進学を諦めることがないよう、藤田医科大学医学部には多くの奨学金制度が設けられています。
奨学金制度の利用を検討している受験生は、自分に合った条件の奨学金制度を調べてみてください。

藤田医科大学医学部に合格するなら医進の会


藤田医科大学医学部は全国にある医学部の中では、偏差値が低く合格難易度も低い部類に入ります。
しかし、藤田医科大学医学部と同じ愛知県内にある国公立大医学部を受験する方が、すべり止めとして藤田医科大学医学部を選択する傾向にあるため、ギリギリの学力では藤田医科大学医学部に合格するのは難しいでしょう。
そのため、藤田医科大学医学部を目指している受験生は、優秀な学力を持った受験生に劣らない、学力を定着させておく必要があります。
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医進の会では、プロ講師によるしっかり管理した1対1の個別指導を行っています。
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医進の会は、朝9時から最大で夜23時まで年中無休で徹底してフォローしていますので、気になられた方はお気軽にお問い合わせください。

まとめ


今回は藤田医科大学医学部の偏差値や倍率、入試傾向や対策について解説しましたがいかがでしたでしょうか。
藤田医科大学医学部は、最先端の研究施設設備が揃っていたり、教育体制が非常に充実していることで有名な医学部です。
また、大学病院の先生が講師として授業を行うなど、質の高い教育が受けられることも藤田医科大学医学部の魅力のひとつとなっています。
藤田医科大学医学部へ受験を検討している方は、この記事を参考にし早い時期から受験対策をはじめましょう。

この記事の執筆者:医進の会代表 谷本秀樹

医進の会代表 谷本秀樹
中学入試の希学園の集団授業で600名以上の多くの生徒を受験指導。
大学入試は四谷学院などの大手予備校や多くの医学部受験予備校で、主に生物の集団授業と個別授業で300人以上の受験生を担当。
自身の予備校『医進の会』発足後は、これまで500人以上の生徒の受験と進路指導に携わってきた。
圧倒的な医学部入試情報量と経験値、最適なアドバイスで数多くの受験生を医学部合格に導いてきた、医学部予備校界屈指のカリスマ塾長。

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