コラム - 大阪の医学部予備校

HOME コラム一覧 大学情報 昭和大学医学部の偏差値や学費は?倍率や受験情報、対策方法についても解説

昭和大学医学部の偏差値や学費は?倍率や受験情報、対策方法についても解説

  • 公開日
  • 更新日

カテゴリ:大学情報

昭和大学医学部は東京都品川区にある私立大学です。
本記事では昭和大学医学部の学費や難易度、偏差値や倍率について詳しくまとめています。
記事内では詳しい対策方法や入試傾向に関してもまとめているため、詳しく知りたい方や受験を考えている方は是非参考にしてください。

昭和大学医学部の基本情報


昭和大学医学部の生徒数や定員、特色についてご紹介します。

生徒数や定員は?

初めに生徒数と定員数をまとめました。

学科 入学定員 収容定員 募集定員 在学生数
医学科 129名 735名 129名 746名

生徒数と募集人数は上記のとおりです。
在学生数は746名で入学定員は129名です。

キャンパスの場所や学科は?

キャンパス名 学部 所在地
旗の台キャンパス 医学部(2~6年次)
歯学部(2~4年次前期)
薬学部(2~6年次)
〒142-8555
東京都品川区旗の台1-5-8
洗足キャンパス 歯学部(4年次後期~6年次) 〒142-8515
東京都大田区北千束2-1-1
横浜キャンパス 保健医療学部(2~4年次) 〒226-8555
神奈川県横浜市緑区十日市湯町1865
富士吉田キャンパス 全学部(1年次) 〒403-0005
山梨県富士吉田市上吉田4562

富士吉田キャンパス以外は、駅やバス停から徒歩で歩ける距離なので比較的アクセスが良好ですが、富士吉田キャンパスは下車した後、車かタクシーで15分で少し遠いですが、全寮制となっているため、通えないという心配はいりません。
また、昭和大学医学部では、旗の台キャンパスと、富士吉田キャンパスを利用します。
これらのキャンパスのほかにも、昭和大学図書館や、昭和大学上條記念館、薬用植物園などの、いくつかの施設があります。

昭和大学医学部の特色

昭和医学専門学校の起源とともに始まった医学部は、昭和から平成にかけて多くの医師を輩出してきました。
令和になっても、学是である「至誠一貫」を具現化できる医師を養成していくことを目標としています。
医学部の学生は卒業時に、「プロフェッショナリズム」、「コミュニケーション能力」、「患者中心のチーム医療」、「専門的実践能力」、「社会的貢献」、「自己研鑽」、「アイデンティティー」の7つの基本的能力を身につけることが期待されています。
「至誠一貫」の精神に基づき、人間性豊かで患者中心の医療を実践できる医師になるためには、「プロフェッショナリズム」の育成が極めて重要と考えられています。
このため、「プロフェッショナリズム」教育を6年間のカリキュラムを通して強化しています。
また、昭和大学の特色であるチーム医療教育にも力を入れており、4学部の教員が協力して「患者中心のチーム医療」を担う能力の育成に取り組んでいます。
昭和大学附属病院では、診療参加型臨床実習を通じて、「専門的実践能力」を養成する最適な環境が整っています。
また、地域医療実習を通じて地域医療を実践し、「社会的貢献」の精神を育みます。
医学や医療の進歩は日進月歩であるため、学生には「自己研鑽」の姿勢が不可欠です。
アクティブラーニングを前提にしたカリキュラムで、学生が生涯にわたって「自己研鑽」の姿勢を身につけるサポートをしています。
富士吉田キャンパスでは、全寮制のもとで歯学部、薬学部、保健医療学部の学生と同室で1年間を過ごし、「コミュニケーション能力」を向上させ、「患者中心のチーム医療」の担い手としての素地を養います。
寮生活や学生生活全般を通じて、「アイデンティティー」が形成されると考えています。
また、海外での研修機会を提供し、「国際性」も養うようにしています。
昭和大学医学部を卒業した学生が、多様なニーズに応える優れた医療人として成長できるようなサポートが充実しています。

昭和大学医学部の入試情報


昭和大学医学部の入試情報についてご紹介します。

入試スケジュールや合格最低点は?

昭和大学医学部の入試スケジュールと合格最低点をまとめました。

入試日程

受験区分 出願期間 試験日 合格発表日
Ⅰ期 12/6~1/10 一次2/2 二次2/10・11どちらか 2/13
Ⅱ期 2/1~2/14 一次3/2 二次3/9 3/11

Ⅰ期・Ⅱ期で全ての日程が異なるため自分が受ける試験のそれぞれの日程を確認しておきましょう。
一次試験を終えて二次試験までの期間と、合格発表までの期間が短いので、二次試験における対策を早めにしておく必要があります。

合格最低点

次に合格最低点について試験区分別にまとめました。

入試名 合格最低点
一般Ⅰ期 231/400
新潟県地域枠 108/400
静岡県地域枠 189/400
茨城県地域枠 202/400
一般Ⅱ期 130/200

合格最低点は上記のとおりです。
地域枠と一般を比べると、一般入試の方が高い点数が求められることが分かります。
新潟県地域枠では三割弱の点数をとることが出来れば、合格することが出来ています。
それに比べて一般入試では約六割の得点が最低でも必要となっています。

昭和大学医学部受験の配点

昭和大学医学部受験の配点について解説します。

共通テスト

昭和大学医学部では、2022年度より大学入学共通テスト利用選抜を実施していません。

一次・二次試験

昭和大学医学部の一次・二次試験の配点は以下の通りです。

一次試験 二次試験(Ⅰ期) 二次試験(Ⅱ期)
科目 英語 数学または国語 理科2科目 小論文 面接 面接
配点 100 100 200 20 100 100

昭和大学医学部は、一次試験で数学または国語を選択して受験できることが特徴となっています。
ほとんどの医学部では数学が必須となっているため、数学が苦手な受験生には狙い目だといえます。
二次試験ではⅠ期のみ小論文が課せられています。
そのため、どのような内容が出題されるのかなど、傾向について事前に調べて対策をしておきましょう。

昭和大学医学部の難易度は?


昭和大学医学部の難易度についてまとめました。

昭和大学医学部の偏差値

昭和大学医学部の偏差値は以下の通りです。

日程 偏差値
Ⅰ期 67.5
新潟県地域枠 67.5
静岡県地域枠 67.5
茨城県地域枠 67.5

昭和大学医学部の偏差値はいずれの枠も67.5程度となっています。
この数値は私立大医学部の中でも、やや上位に入る部類です。
そのため、昭和大学医学部の難易度は高めだといえます。

昭和大学医学部の倍率

昭和大学医学部の倍率は以下の通りです。

試験区分 募集人員 志願者数 合格者 倍率
2023 一般選抜Ⅰ期 83 2674 234 11.4
一般選抜Ⅱ期 18 1015 19 53.4
2022 一般選抜Ⅰ期 82 2475 237 10.4
一般選抜Ⅱ期 20 1442 28 51.5
2021 一般選抜Ⅰ期 75 2761 257 10.7
一般選抜Ⅱ期 20 1581 23 68.7

過去3年間の昭和大学医学部の倍率はⅠ期は10.4~11.4倍、Ⅱ期は51.5~68.7倍で推移しています。
Ⅰ期の志願者数は増減を繰り返していますが、Ⅱ期は年々減少している傾向にあります。
しかし、Ⅱ期の倍率は非常に高い数値であるため、競争率はかなり激しく油断はできません。

他の大学と難易度を比較すると?

昭和大学は私立大学の中では上位レベルで、国公立も含めた全国の医学部を持つ大学の偏差値ランキングでは82校中38位で中間程度の位置にいます。
東京都内にある大学の医学部偏差値ランキングでは7位で、東京大学や慶應義塾大学などを含む上位6校のすべり止めとして受験する生徒が数多くいるため、受験難易度はかなり高いでしょう。

昭和大学医学部に入るには?入試傾向と対策


ここでは、昭和大学医学部の入試傾向と対策についてまとめました。
是非、勉強をする際には参考にしてみてください。

英語の傾向と対策

大問数は3題で、試験時間は数学もしくは国語と合わせて140分です。
解答方式は選択式と記述式です。
読解問題は例年1題の出題でしたが、2020〜2022年度は2題出題されました。
読解問題以外では、文法・語彙問題・発音問題・会話文問題も大問で出題されています。
読解問題の英文は、医療・生物をテーマにしたやや高度な内容のものも見られますが、難解な語の多くは注が付けられています。
設問内容は年度によって異なるが、近年は空所補充、同意表現、内容説明、内容真偽などが中心となっています。
文法・語彙問題では、空所補充、語句整序などが出題されており、会話文問題は空所補充形式です。
解答は選択式が中心であるが、英文和訳、空所補充、内容説明、要約などが記述式で問われています。
2022年度は和訳に加え、解答欄に収まる長さでの内容説明や100字程度での要約が出題されており、記述重視の傾向が顕著なので注意しましょう。
全体的には標準的な難度と言えるでしょう。
読解問題を攻略することが得点のポイントとなるでしょう。
素早くかつ確実に解答するためには、ある程度の速読力が要求されます。
読解問題では、内容把握問題の比重が大きくなっています。
パラグラフ・リーディングと全体の文脈把握を意識し、慣れてきたら速読速解を心がけましょう。
また、医学部入試で頻出の医学・生物関連の英文にも慣れておきましょう。
語彙・熟語は、標準レベルのものは単語帳を利用するなどしてマスターし、年度によってはかなり難しい単語の意味を問う問題もみられるため、読解問題に取り組む際には、分からない語句を必ずチェックしておきましょう。
アクセント問題の出題もあるため、アクセントの規則を覚え、アクセントや発音で頻出の単語をマスターしておこう。

数学の傾向と対策

大問数は4題で、試験時間は英語と合わせて140分です。
解答方式は記述式です。
出題範囲は「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B」です。
頻出項目は、微・積分法、数列、三角関数、確率(確立分布を含む)、ベクトルです。
例年必出である微・積分法の範囲では、極限、無限級数、接線、定積分で表された関数、面積、回転体の体積などが頻出です。
近年では、証明問題や図示問題は出題されていません。
難度としては、基本的・標準的な問題が多いですが、過去にはかなりの思考力や計算力を要する問題も出題されているので、注意が必要です。
小問集合形式では基本的・標準的な問題が多いので、教科書の例題や章末問題を繰り返し解き、基本事項を理解するとともに、公式や定理を正しく使えるようにし、迅速かつ確実な計算力を養成しておきましょう。
そのためには、日頃から面倒な計算も最後まできちんと行い、見直しや検算をする習慣を身につけることが大切です。
定積分の計算を円の面積に帰着させることもよくある手法であるので、こういった工夫にも慣れておきましょう。
また、自分の計算ミスの傾向を把握し、失点を防ぎましょう。
小問集合形式でに出題もあることから、幅広い範囲から出題されているため、全分野にわたって欠けるところのない学習が必要となります。
まずは確実に基本問題を解けるようにし、その上で過去の出題傾向を分析して、頻出項目や類似問題を重点的に学習することが有効でしょう。
特に頻出分野である微・積分法は、標準的な入試問題集などで十分に学習しておきましょう。

物理の傾向と対策

大問数は4題で、試験時間は理科2科目140分です。
解答方式は記述式です。
出題範囲は「物理基礎・物理」です。
力学、熱力学、波動、電磁気の各分野からバランスよく出題されています。
2018・2020・2022年度は原子からの出題がありました。
波動では光、電磁気ではコンデンサーの出題が多いです。
年度によっては、描図問題や論述問題が出題されることもあります。
2020~2022年度は特に高難度の問題はありませんでしたが、例年、考え方の工夫や煩雑な計算が必要な設問が含まれているため、難しいと言えます。
標準的な問題も多いですが、論述や描図問題も慣れていないと難しく感じるでしょう。
計算問題を解くときは、単に解答を求めるだけでなく、解法を要領よくまとめて記述できるように練習しておくことが大切です。
また、数値計算問題も出題されているので、普段から計算力をつけておくことはもちろん、有効数字の扱いや、近似計算の仕方についても習熟しておきましょう。
標準的な入試問題集を1冊仕上げるとよいでしょう。
また、大問により難易度に差があることがあるので、確実に点を取れる問題から手をつけられるように、時間配分に留意しましょう。
近年は論述問題が出題されることもよくあるので、物理の各項目について、断片的にではなく体系的に学習するように心がけましょう。
教科書の例題、問題集の中の重要問題を学習する際は、その解法の骨子となっている論理の流れをしっかりつかむことが大切です。
さらに、論述では、出題者がどのような答えを求めているかを考えることで必要なキーワードや要素が見えるでしょう。
日頃から、質問に対して意図を汲んだ答えを出すトレーニングを積むよう心がけましょう。

化学の傾向と対策

大問数は4題で、試験時間は理科2科目140分です。
解答方式は記述式です。
出題範囲は「化学基礎・化学」です。
例年、理論と有機がよく出題されています。
理論は計算問題が中心で、有効数字が指定される問題も多くみられ、無機は理論と絡めて出題されることが多いでしょう。
有機では、糖やアミノ酸など生命化学に関する問題がよく出題されています。
空所補充問題や計算問題が多く、化学式や化学反応式を書かせる問題もみられます。
過去には論述問題が出題されたこともあります。
全体的に基本~標準レベルの問題が中心ですが、一部で教科書の範囲を超える知識が問われることがあります。
理論は出題の中心であり、どの分野からも偏りなく出題されているので、苦手分野が残らないよう計画を立てて学習を進めておきましょう。
「化学基礎」分野に比べて「化学」分野の出題率が高いため、一つの単元を発展的な内容まで掘り下げるよりも、すべての単元にわたって基本から標準レベルの問題演習を行うのが大切です。
無機、有機ともに、教科書の範囲を超える知識が問われることがあります。
トリプトファン、グルタミンなどのアミノ酸、アミノ酸の代謝、糖の代謝や核酸とDNA、リン脂質、糖の誘導体、グリコーゲン、アミノ酸の等電点に関する問題が過去には出題されました。
出題の大半は標準的な問題ですが、高得点を狙うならば、知識問題対策が必要となります。
有機分野は例年、理論に次いで出題率が高いです。
高分子を含めて、有機の全分野から出題されています。
脂肪族ではエチレン、アセチレン、エタノール、芳香族ではフェノール、アニリン、サリチル酸などについて、これらの物質の合成や、誘導される化合物の反応系統図を自分で作成し、物質の名称や構造式、性質、反応名などを書き込んで学習すると、出題の流れに沿った学習ができます。
また、天然高分子、合成高分子についても、一通りの学習を終えておくことが必要で、特に天然高分子の範囲は、できるだけ深く学習しておきましょう。
無機分野は他の2分野に比べて設問は少ないが、理論分野と関連づけて出題されています。
性質の似た元素をまとめて、単体や化合物の性質を覚えていきましょう。
周期表と関連づけて、同族元素の類似性や結合の分類を理解すると効果的です。
気体の製法、沈殿生成反応、金属と酸の反応については化学反応式を書けるよう練習しておきましょう。
暗記が中心となる単元なので、表やカードにまとめることも効果的です。
基本的な問題が解けるようになったら、時間配分を意識して過去問演習を行おいましょう。
計算問題では、立式と計算過程の記述、有効数字を意識した解答を練習しておきましょう。
また、論述問題対策として、キーワードを骨組みに、自分の言葉で表現する練習を積んでおくと、知識の整理にもなるため有効です。

生物の傾向と対策

大問数は4題で、試験時間は理科2科目140分です。
解答方式は記述式です。
出題範囲は「生物基礎・生物」です。
医学との関連が強い体内環境、動物の反応、細胞、生殖・発生、代謝、遺伝情報からの出題が比較的多いですが、生態、進化・系統などからの出題もみられ、出題内容は幅広いでしょう。
また、字数制限のある論述問題が多いので、論述力を鍛えることが必要です。
記述・論述・選択などバランスのとれた出題であり、計算問題や描図問題もよく出題されています。
コロナの影響で、2021年から易化しています。
今後、難化する可能性はありますが、特別な対策というよりは、基本を大切にした丁寧な学習が重要です。
まず教科書が大切であることは言うまでもありません。
教科書を精読しながら、基本的な用語と、図説などの教材で、教科書には出ていない図表や詳細な知識もマスターしましょう。
出題の傾向として描図問題が特徴的なので、重要な図はチェックしておきましょう。
論述問題は、近年はそれほど字数も多くなく、高度な内容が要求されることもあまりありません。
日頃から考え方を重視した学習を心がけるとともに、標準的な問題集から20~50字前後の論述問題をピックアップし、簡潔な文章を書く練習を重ねておきましょう。
書いたものを先生に添削指導してもらうことも有効です。
今後、出題が難化することも考えられるので、生物学について学習意欲のある受験生であれば、教科書や図説の内容をマスターしたあとに、大学の教養課程レベルの生物教科書を活用するのも有効でしょう。

国語の傾向と対策

大問数は4題で、試験時間は理科2科目140分です。
解答方式は記述式です。
例年、評論が出題されています。
医学・医療に関する文章が多く、そのほか、身体論や文化論が出題されています。
ただし、医学に関する文章でも、医学上での知識を問う設問は少ないでしょう。
設問としては、文脈を追う空所補充の問題が多く、本文に即した内容説明、理由説明の設問が選択式で出題されていいます。
一方で、記述問題は漢字の書き取りが出され、60字、100字といったやや長めの内容説明問題、文脈に符合する節や一文を考える設問も出題されています。
難易度はやや難でしょう。
選択式の内容説明の設問は、本文の流れと選択肢を照らし合わせることで正解にたどり着くものが多い一方、長文の記述問題は本文のキーセンテンスを把握したうえで、それらを制限字数内にまとめるという作業が必要で、難しいものもあります。
全体的には、論理的思考力が試される設問が多いでしょう。
長文を読みこなす読解力が必要です。
医学を含め哲学・思想・科学など幅広く新書に当たりましょう。
将来、医師になる受験生には医学以外のさまざまな事柄にも興味を持ち、患者を一人の人間として大切に扱う医師になってほしいという大学側の意図を汲み、現代に生きる論客の文章に当たることが知見を広げることにつながります。
文章を読む際には文脈をとらえながら、筆者の意図することを自分なりに言い換える練習をするとよいでしょう。
また、短い文章を扱って内容説明を記述で求める設問が複数みられるため、共通テストの過去問を使って、選択肢に頼らずに自分で解答を考える練習をすると力がつきます。
また、国公立大学二次試験対策用の問題集で、記述式の問題に当たることも勧めます。
私立の医科大学や医学部で国語が出題される大学は多くはないため、医学に関しての話題を知る意味でも、看護・医療系の大学の国語の過去問や小論文などの問題に当たることを勧めます。

昭和大学医学部の学費・授業料


昭和大学医学部の学費と授業料についてまとめました。

学費・授業料

昭和大学医学部の学費と授業料は以下の表の通りです。

年次 入学金 授業料 教育・施設充実費 合計
1年次 150万円 300万円 0円 450万円
2年次以降 300万円 150万円 450万円
6年間合計 150万円 1800万円 750万円 2700万円

1年間の授業料は300万円です。
初年度の入学金は150万円で、2年次以降は教育・施設充実費が150万円となります。
1年間にかかる学費は合わせて450万円で、6年間の合計学費は2,700万円となっています。
授業料と教育・施設充実費については、半期ごとに半額ずつ納入する形です。
また、一般選抜入試(Ⅰ期)において上位成績で入学した学生については、初年度の授業料が全額免除されますので、納入は入学金のみとなります。

奨学金

昭和大学医学部生が活用できる、主だった奨学金制度をご紹介します。

タイプ 備考
学校法人昭和大学奨学金 無利子・
貸与型
人物・健康・学業成績が良好であり、経済的な理由から奨学金が必要な生徒が対象です。
昭和大学医学部特別奨学金 給付型 大学院に進学し、その後も昭和大学に教育職員として在籍する必要があります。15名以内。
昭和大学父兄互助会奨学金 無利子・
貸与型
在学中に学費負担者が不測の事態に陥ったため、経済的に学業の継続が難しくなった生徒が対象です。学部から4名まで。
昭和大学被災者就学支援
高須奨学金
給付型 入学時あるいは在学時に災害救助法適用地域に在住で、災害によって家計状況が急変した学生が対象です。
昭和大学シンシアー奨学金 給付型 2~4年次の学生が対象です。他の奨学金を支給されておらず、医学部特別奨学金を目指すことも要件に含まれます。

これら以外にも、日本学生支援機構や地方公共団体、民間育英団体などによる様々な奨学制度あるいは教育ローンが活用できます。

昭和大学医学部に合格するなら医進の会


昭和大学医学部は、立地が首都圏であり、また全国の医学部で見たときにやや上位よりの中堅レベルであることから、より優秀な受験生がすべり止めとして集中する可能性が高いです。
合格最低点が6割ほどと言っても油断は出来ません。
また、一次試験で十分な結果を出していたとしても、面接の評価によっては受からない可能性もあります。
医進の会には、教科ごとそれぞれ専門の講師がいるほか、二次試験での小論文や面接についてもそれに特化した講師が所属しております。
また、実践的な面接練習も可能です。
たとえば英語では、昭和大学の出題文に類似した文章題に集中的に取り組んだり、化学であれば暗記しやすく系統立った授業に加え、現役医大生のチューターに有用な暗記の方法を教えてもらうこともできます。
苦手を底上げし得意を伸ばし、実際の受験にあたって、他の受験生たちと渡り合うのにどういう戦略をとるかということも、相談することが可能です。
昭和大学医学部を目指すなら、生徒の得意・不得意に合わせた丁寧な指導が強みの医進の会はいかがでしょうか。
二次試験の小論文や面接も、1人で悩まず講師と一緒に考えて対策を立てられます。
入学のご相談や無料の体験授業も随時受け付けております。

まとめ


今回は昭和大学医学部の特徴や入試情報、学費などについて見てきましたが、いかがでしたか?奨学金も種類が多く、大学に定着するのであれば特に手厚いサポートが受けられることも伺えましたね。
入試においても、すべり止め受験の上位者とも対等な点数を取れると、ひとまずは安心と言えそうです。
特に理科系教科は各分野から偏りなく出題される傾向が強いので、苦手は極力作らず、もしあれば基礎から強化して底上げを図りましょう。

この記事の執筆者:医進の会代表 谷本秀樹

医進の会代表 谷本秀樹
中学入試の希学園の集団授業で600名以上の多くの生徒を受験指導。
大学入試は四谷学院などの大手予備校や多くの医学部受験予備校で、主に生物の集団授業と個別授業で300人以上の受験生を担当。
自身の予備校『医進の会』発足後は、これまで500人以上の生徒の受験と進路指導に携わってきた。
圧倒的な医学部入試情報量と経験値、最適なアドバイスで数多くの受験生を医学部合格に導いてきた、医学部予備校界屈指のカリスマ塾長。

記事一覧はこちら