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医学部小論文では何が聞かれる?過去問や対策方法、いつから始めるかも解説

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カテゴリ:入試

医学部を目指す受験生にとって、入試では小論文が欠かせない試験の一つです。
次のセクションでは、医学部での小論文が課される理由、出題傾向、そして課題文の読解について解説したいと思います。
医学部受験に関する情報や対策方法を知ることで、自分に適した勉強方法を見つけ、合格への道を切り開くことができるでしょう。

この記事を読むとわかること
  1. 医学部の小論文の出題傾向
  2. 医学部の小論文頻出テーマ
  3. 医学部の小論文対策方法

医学部で小論文が課される理由とは

医学部において、小論文を課すことには理由があります。
それは、受験生の文章や資料に表現された主張や内容を正しく理解する能力、課題の意図を明確に把握する能力、そして医師にとって必要不可欠な基礎的な知識を有するかどうかを判断するためです。
これらのスキルは、医師として患者や他の医療従事者とコミュニケーションを行い、適切な医療を提供するために不可欠なものであります。

医学部の小論文の出題傾向

医学部の小論文では、現代社会や医療問題、自然科学や人文科学など幅広い分野から出題されることが多いです。
小論文試験では、受験生が専門知識だけでなく、総合的な教養や柔軟な思考力を持っているかどうかを見ることが狙いです。

課題文を読解して論じる

医学部の小論文試験では、課題文が与えられ、読解の上でテーマについて論じることが求められます。
論じる際は、「見解を述べる」場合と「要約・説明を求める」場合があります。
課題文のテーマは、医療に関するものもあれば、幅広い教養を見る目的で自然科学や現代社会論、人文科学の分野まで多彩に扱われます。
これにより、大学は受験生がどれだけ多様な知識や視点を持ち、論理的思考力を持っているかを評価することができます。

大学名 出題年度 字数 出題内容
岩手医科大学 2018年度 600字 石川九揚講演録 『縦に書け、縦に考えよ―縦と横の文化学―』より 「縦」と「横」のイメージに関する考えを自由に述べる。
自治医科大学 2017年度 400~500字 寺田寅彦『寺田寅彦随筆集 第四巻 小宮豊隆編』を読み要約。内容について賛否を書いた上で「科学論文」以外の文章についての考えを書く。
東京医科大学 2019年度 400~600字 子どもと科学者のものの見方について書かれた文章を読み、子どもがある因果関係から他の事象も因果関係に結び付けてしまうことの誤り等を理解して説明する。

図や表を分析して論じる

医学部の小論文入試においては、図や表を分析し、自分の考えを述べる問題が登場することがあります。
これらの問題は、主に統計資料を使用し、人口動態、高齢化、喫煙と病気の関連性、感染症による死亡率などの医療や社会問題を取り上げることが一般的です。
図や表の読み取りは、慣れが必要なスキルです。
対策として、厚生労働統計協会が毎年発行している『図説 国民衛生の動向』を確認してみることがおすすめです。
https://www.hws-kyokai.or.jp/publishing/type/magazine/103-magazine-list/2749-eisei-doko2023.html

これにより、医療や健康に関する多くの統計や図表を学ぶことができ、受験対策に役立ちます。
また、一部の大学では、絵や写真が問題として出題されることがあります。
ただし、これらの問題も他のテーマと組み合わせて出題されることが多いので注意が必要です。

大学名 出題年度 字数 出題内容
日本医科大学 2017年度 600字 提供される図表に基づいて、人口減少に対処するための対策について論じる。
順天堂大学 2019年度 800字 井上孝治氏は、幼い3歳の時に聴覚を失いましたが、その後も彼は写真撮影に情熱を傾けました。彼が撮影した写真を見て、考えを述べる。
産業医科大学 2019年度 指示なし 戸田山和久氏の「学校では教えてくれないサイエンス 『「科学的思考」のレッスン』」からの引用より、「喫煙率」と「肺がん発生率」のデータ間に相関関係がある場合、両者の因果関係の有無を検討する際に注意すべき点について考察する。

与えられたテーマについて論じる

このタイプの問題では、図表や資料が与えられず、テーマのみが指示されます。
受験生はそのテーマを基に自分の見解を述べる形式となります。
医学部の入試では、医療分野のテーマに加えて、社会問題、時事問題、文化など幅広いテーマが扱われることがあります。
課題文が無いため、テーマに関する知識が浅いと、筆が進まないことがあります。
このタイプの問題が出題される大学を志望する場合、日常的に様々なテーマに興味を持ち、知識を深めることが重要です。

大学名 出題年度 字数 出題内容
東北医科薬科大学 2018年度 600字 犯罪被害者および加害者の人権を確保する方法について、意見を述べる。
国際医療福祉大学 2017年度 800字 英国がEU離脱を果たし、トランプ大統領がTPP見直しを主張するなど、自由貿易と保護貿易に関する議論が活発化しています。IMF/GATT体制が形成される第二次世界大戦以降、このような転換点を迎える可能性があります。受験生は、自国の立場から自由貿易と保護貿易について論じます。
杏林大学 2018年度 800字 ことわざ「さわらぬ神に祟りなし」についても論じます。

英文問題が課せられる

英語で記述された課題文が与えられるタイプの小論文も、国公立大学でよく見られます。
医師は英語論文を多く読む必要があるため、英文読解力を測る目的があるとされています。
英文小論文のテーマは多岐に渡りますが、医療分野、自然科学、人文科学、社会科学などの専門性の高い論文が引用されることが一般的です。
英語力が求められるため、注釈を参照しながら論文を読解するスキルが不可欠です。

大学名 出題年度 字数 出題内容
群馬大学 2021年度 300~400字/他に設問あり 本問題では、5ページ半に及ぶ英語の文章を読み、それに基づいた問題に回答する必要があります。そのなかで、感染症の予防策として、強制的なワクチン接種のほか、人権を制限するかもしれない検疫、隔離、移動制限について、自分の見解を論述します。
三重大学 2019年度 500字 スウェーデン出身の環境運動家、グレタ・トゥーンベリ氏が発表したスピーチの文面を熟読し、その主張に同意するか否かを明確に述べます。また、自身が医療分野に携わる立場から、環境問題への取り組みについての考えも併せて述べます。
富山大学 2020年度 400字 医学に関する人工知能(AI)について書かれた英文を熟読し、要約した上で、医療分野におけるAIの稼働について自身の意見を述べます。

医学部の小論文の頻出テーマ3選

医学部の入試では、小論文が重要な試験の一部とされています。
過去の出題傾向から、医学部の小論文で頻出されるテーマが3つあります。
それぞれのテーマに対する対策が必要で、それぞれの問題に対して自分なりの意見や考えをまとめておくことで、入試当日に焦らずに適切な文章を書くことができます。
今回は、医学部の小論文で頻出されるテーマ3選を紹介します。

  • 医師と患者のコミュニケーション
  • 先端医療技術
  • 医師不足の問題

医師と患者のコミュニケーション

まず1つ目のテーマは、医師と患者のコミュニケーションです。
医師と患者のコミュニケーションは、医療の質を向上させ、患者の回復を促進するために非常に重要であると考えられています。
このテーマでは、患者の心理的な側面や病状の理解を深めるための効果的なコミュニケーション方法、コミュニケーションの障壁とそれを克服する方法、医師の対応が患者の治療結果に与える影響などが問われることが多いです。

先端医療技術

2つ目のテーマは、先端医療技術です。
先端医療技術は、医学の最新の知見や研究成果を応用した革新的な治療法であり、多くの疾患に対する治療効果が期待されています。
しかし、高額な費用や倫理的な問題が浮上することもあります。
このテーマでは、先端医療技術の現状や展望、技術の活用法、社会への影響や問題点、倫理的な観点からの論点などが問われることが多いです。

医師不足の問題

最後に、医師不足の問題があります。
医師不足は、特に地方や過疎地での医療の質低下や、働く医師の過労につながっています。
このテーマでは、医師不足の原因や背景、地域格差の問題、解決策や取り組むべき政策、医学生や医師のキャリア形成などが問われることが多いです。

【医学部の小論文対策】何をいつから始める?

医学部の小論文対策は、まずは上記のような頻出テーマについて、自分の意見や考えをまとめることから始めます。また、医学部の入試に関連する最新のニュースや社会問題にも目を向け、問題意識を持つことが重要です。さらに、読解力や英語力、数学力などの基礎学力を高めることで、小論文の解答力が向上します。

【今すぐに!】日々の情報収集

医学部志望の受験生にとって、日々の情報収集は非常に重要です。
まずは、インターネットで医学部に関する最新情報や過去の出題傾向を調べることから始めましょう。

大学別の対策

一般的な大学入試情報サイトや予備校の公式サイトでは、過去問題や合格者の体験談、医学部の小論文や面接に関する情報などが公開されています。
各大学でどのような対策が求められるかをリサーチしておきましょう。

専門科目の対策

さらに、英語や数学、専門科目の知識もチェックしておくことが大切です。
必要ならば、予備校や塾で学習のサポートを受けることを検討しましょう。
情報収集を怠らず、日々勉強に励むことで医学部合格への道が開けます。

【高3の夏休み】過去問を研究する

高校3年生の夏休みは、過去問研究に力を入れましょう。
そうすることで、出題傾向や独自の問題形式を把握することができます。
過去問題を解く際には、まず自分一人で解答を考えた後に、解答・解説を確認して、自分の考え方が正しいか、何が足りなかったのかを見直します。
過去問題の中で繰り返し出題される頻出テーマについては重点的に研究し、解答方法や書き方などの解答力を高めていくことがポイントです。

【高3の夏休み~秋ごろ】基本の書き方を学ぶ

高校3年生の夏休みから秋ごろにかけては、小論文の基本的な書き方や構成を学ぶことが重要です。
一般的に、序論・本論・結論の三部構成が求められますが、大学によっては独自の形式で出題されることもあります。
基本ルールを理解したうえで、医学部の小論文で出題される可能性のあるテーマについて、自分なりの意見をまとめてみましょう。これによって、自分の知識や考え方を明確にし、小論文の完成度を高めることができます。

語彙・表現力の養成

小論文を書く上で、適切な語彙や表現力も大切になります。
日頃から英語や専門用語に触れ、適切な言葉を使って文章を書く力を養うことで、入試での高い評価を狙えます。

【高3秋ごろ~】実際に書く

高校3年生の秋ごろからは、実際に小論文や英語論文を書いてみましょう。
最初は過去問題を使って練習し、徐々に自分でテーマを設定してみましょう。
練習を重ねることで、自分の意見を的確に伝える力や、限られた時間・文量の中で効果的に文章を構成する力が身につきます。
定期的に模試や予備校主催の講座に参加し、実際の入試に近い状況での練習も行いましょう。
これによって、受験本番に対する自信がつき、合格への道が開けるでしょう。

【受験まで】第三者に添削をしてもらう

受験までの間、第三者に添削をしてもらうことも非常に重要です。
添削を受けることで、自分では気づかない誤りや改善点が見つかり、より高い完成度の文章が書けるようになります。予備校の講師や塾の先生、自分と同じ受験生の友人などに添削してもらいましょう。
また、他者の添削結果も参考にすることで、自分自身の文章力や知識の向上につながります。受験までの間、継続的に添削を受け、文章力を磨いていくことが医学部合格への近道です。

【受験まで】書き直し

医学部受験を目指す受験生には、小論文対策が必要です。
小論文対策の最重要ポイントは、繰り返し書くことです。
過去の受験生が書いた小論文を参考にしながら、自分自身で何度も書き直しを行いましょう。

【受験まで】実践

小論文対策を実践的に行うためには、まず過去問を解き、一般的かつ頻出のテーマに慣れることが大切です。
その後、出題される可能性がある最新の医療や社会問題について研究し、それに関連する小論文を書く練習を行いましょう。

講座に参加する

受験までの時間を有効に活用するために、学校や予備校での講座に参加したり、個別指導を受けたりして添削してもらうことも検討してください。
先生や講師のアドバイスは、自分では気づかないポイントを指摘してもらえます。
客観的な視点で自分の文章を評価することで、より完璧に近い小論文作成が可能になります。

小論文を書く際の注意点

小論文を書く際には、まず文章の構成を意識することが大切です。
テーマに沿って論理的に展開し、結論に至るまでの過程を明確に示すことが求められます。
自分の意見を述べる際には、具体的な根拠を示すようにしましょう。
小論文では語彙や表現力も試されます。適切な単語を使用し、文章をリズミカルかつ分かりやすく書くことが望ましいです。
ただし、難しい言葉を使いすぎると逆に伝わりにくくなるため、バランスが大切です。

誤字脱字のチェック・文章として成立しているか

誤字脱字のチェックは、小論文を書く際に重要なポイントです。
誤字脱字が多い文章は、試験官に与える印象が悪くなる可能性があるため、文章を読み返し、間違いがないか確認しましょう。
その際に、適切な接続詞や助詞が使われているか、意味が通じる文節になっているかなど、細部に注意して推敲してください。
誤字脱字のチェックや文章の成立性は、小論文の基本的な要素です。
これらを押さえて、品質の高い小論文を書くことが合格へと繋がります。

字数制限は満たしているか

字数制限は、小論文において重要な条件の一つです。
入試の問題では、指定された字数制限内で文章を完成させることが求められます。
字数に過不足がある場合は、意見が十分に伝わらず、評価が低くなるおそれがあります。
字数制限を満たすためには、文章をコンパクトにまとめ、無駄な部分を省くことが大切です。また、指定された字数に近い文章を書く練習を繰り返すことで、字数制限に慣れておきましょう。

問いに答えられているか

医学部入試では、小論文や面接を通じて受験生の医療知識や社会への理解が試されます。
特に小論文では、出題されたテーマに対して適切に回答することが求められます。

過去問・専門書を活用する

そこで、受験対策として過去問題の解説を参照することや、予備校の講師や専門書籍を活用しましょう。また、英語や数学などの基礎学力も重視されるため、自分の弱点を克服することが大切です。
受験生にとって、問いに的確に答えられているかどうかを確認することは、重要なポイントとなります。

論理的であるか

医学部入試の小論文では、受験生が論理的な思考力を持っているかが評価されます。
課題に対して自分の考えを整理し、適切な知識や事実をもとに、明確な根拠を示すことが重要です。

医療分野・社会問題に対する理解が必要

特に、医療や社会問題に関連するテーマが出題されることが多いため、その時々の最新の情報や総合的な理解が求められます。論理的であることは、医師としての適性を判断される上で、鍵となる要素です。

医師としての適性がある解答になっているか

医学部入試では、受験生が医師としての適性を持っているか判断されます。
医師には、患者の治療だけでなく、病気の予防や健康管理、教育や研究など幅広い役割が求められます。そのため、問題や面接での解答では、専門的知識だけでなく、人間性や倫理観、コミュニケーション能力も評価されます。これらの点を意識して解答するようにしましょう。

小論文対策も行える医進の会

医進の会では小論文対策も行っております。小論文に特化したプロ講師がブースを巡回して対策を行っております。そのため、医学部を目指す方が無料で受けることのできる講座もあり、大変人気となっています。また、それだけでなくもっと本格的に授業を受けたいという方向けに普通の講座もご用意しており、その授業は他の授業と同様で単発で行えますので、急に小論文が必要になったという場合も可能ですし、レギュラーではなくても行うことができますので、受講しやすい環境が整っていると思います。また、レギュラー授業にして、前もった対策を行っておくこともできますし、医進の会では一人一人に合わせたカリキュラムで医学部合格を目指します。少しでも気になられた方は、お問い合わせください。

無料の体験授業・面談はこちら無料電話問い合わせ
06-6776-2934

参考書を選ぶ際のポイント・注意点

参考書を選ぶ際のポイントです。参考書は学力アップには欠かせないもので、その選び方次第で学力の伸び方も変わってきます。以下のことを参考にして選んでみましょう。

目的を明確にして選ぶ

1つ目のポイントは目的を明確にして選ぶという事です。例えば、医学部頻出のテーマが知りたい、小論文の構成を知りたい、問題をひたすら解いていきたい、など目的を持ってそれに合わせた参考書を選ぶことを心がけましょう。小論文の問題集や参考書は沢山あります。そのため、実際に本屋や図書館で少し読んでみるのも良いでしょう。まずは、自分の小論文に対する目的や課題を明確にして、問題集の内容と一致しているかを確認すると良いでしょう。

解きっぱなしにしない

次のポイントは解きっぱなしにしないということです。小論文問題集だけでなく問題集は、解くだけでなくそこからの復習が一番大切になるのです。小論文の問題集を解いたらどうすればもっとよくなるか・また添削してもらい自分の解答のどこがいけなかったかなど復習する癖をつけることで同じ問題でよりいい解答を作り上げることができ、どんどん点数アップに繋がります。

いろんな参考書に手を出しすぎない

3つ目のポイントはいろいろな参考書に手を出しすぎないということです。参考書は1冊を何周もすることが大切だと言われています。そのため、たくさんの参考書を用いて学習をしてしまうと手に負えず、結局意味のない勉強方法になってしまう可能性があります。自分の用途に合わせて参考書を数冊買うのはいいですが、同じ目的の参考書を何冊も買うより、1冊を仕上げるイメージで解いていきましょう。

医学部の小論文対策におすすめの参考書7選!

医学部の小論文対策におすすめの参考書7選をご紹介します。

医学部の小論文 (河合塾SERIES)

著者:広川 徹、鶴田 博之
出版社:河合出版

小論文試験で何が試されるのか、答案作成の基本的な課題など、予備知識を解説します。
小論文を書いたことがない方など初心者におすすめです。

世界一わかりやすい 医学部小論文・面接の特別講座

著者:進学塾ビッグバン小論文・面接科
出版社:KADOKAWA

医学部専門予備校が蓄積したデータとノウハウから、医学部小論文・面接で高得点をとる方法(いわゆる正解)を公開します。
小論文の書き方や面接の注意点など、知識を身につけたい方におすすめです。

医系小論文 最頻出論点20

著者:松本 孝子
出版社:教学社

医学部の小論文で最頻出の医療問題を20の論点に凝縮し、背景知識や課題を明快に解説しています。
入試までに時間がない方や、専門用語を効率的に学びたいという方におすすめです。

小論文これだけ! 医療・看護編

著者:樋口 裕一
出版社:東洋経済新聞社

医学部・看護学部の志望者を対象に、「先端医療」「ターミナルケア」から、「看護のあり方」「高齢者の介護」まで、医学に特化した内容を解説しています。
医療・看護系小論文の基本的な書き方を知りたい方におすすめです。

私立大学医学部小論文入試問題模範文例集

著者:みすず学苑中央教育研究所
出版社:みすず学苑中央教育研究所

私立大学医学部の小論文入試について、最新の傾向分析や過去10年間分の入試問題の模範文例までの実践を網羅しています。
私立大学医学部を目指している方におすすめです。

改訂版 書き方のコツがよくわかる 医系小論文 頻出テーマ20

著者:神尾 雄一郎
出版社:KADOKAWA

医系小論文における20の頻出テーマについて解説しています。トピックごとの詳細な解説に加えて、「合格まであと一歩の答案例」「合格点がもらえる答案例」の2例を提示しています。
何を書くか、どのように書くかの両方を学びたい方におすすめです。

医学部・難関理系大学入試 小論文実践演習~要約問題対策・論証テクニック編~

著者:原田 広幸
出版社:エール出版社

小論文の要約問題の対策や、論証のテクニックについて実践的に解説しています。
合格できるかどうかのライン上にいる受験生や、合格する小論文の書き方を学びたい方におすすめです。

まとめ

医学部入試において、問いに答えられているか、論的であるか、医師としての適性がある解答になっているかは、重要な評価基準です。
受験生は適切な対策を行い、自分の強みや弱点を把握することで、合格に近づくことができます。
また、医師として必要な知識やスキルを身につけることは、医学部を卒業後のキャリア形成にも役立ちます。

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