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医学部受験の合格率!各大学や高校別合格者数を地域別で徹底分析

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カテゴリ:大学情報

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「医学部受験は難関」などとよく聞くものです。
しかし、大学ごとの合格率などをご存じでしょうか。
大学によって医学部の合格率が異なります。
そこで、今回は医学部がある大学の合格率を大学ごとにご紹介します。
また、高校別の合格者数や大学別の医師国家資格試験の合格率もまとめました。
医学部の合格率を知りたい場合はぜひ、参考にしてください。

各大学の医学部合格率

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医学部受験を考えるうえで、「合格率」は多くの受験生が気にする指標の一つです。ただし、医学部の合格率は大学ごとに算出の前提が異なり、数字だけで難易度を単純に判断することはできません。募集人数や志願者数、受験方式の違いなどが、合格率に大きく影響します。
そのため、合格率を見る際には、計算方法や国立・公立・私立の違い、受験者の傾向などを併せて理解することが重要です。
以下では、医学部合格率の基本的な考え方を整理したうえで、大学種別や男女別の傾向、最新年度の合格率データについて順に解説していきます。

医学部合格率の計算方法と注意点

医学部の合格率は、志望者数に対する合格者数の割合で表されます。たとえば、志望者が1,000人で合格者が100人の場合、合格率は10%となります。ただし、この数字は大学や年度によって前提条件が異なるため、単純に比較することはできません。
特に注意したいのは、「志望者数」の定義です。大学によっては、一次試験の受験者数を母集団とする場合もあれば、二次試験まで進んだ受験者数を基準にしている場合もあります。この違いだけでも、合格率は大きく変わります。
また、大学が公表する合格率と、予備校が発表する合格率の違いにも注意が必要です。大学公表の合格率は全受験者を対象とする一方、予備校の合格率は在籍生や講座受講者など、一定の学力層に限定されていることが多く、数値が高く見えやすい傾向があります。
そのため、合格率を見る際は数字だけに注目せず、母集団の範囲や算出基準を確認したうえで、偏差値や入試傾向なども含めて多角的に判断することが重要です。

国立大学

令和4年度の国立大学医学部の合格率を一覧にしました。

大学名 受験者数
合計
合格者数
合計
入学者数
合計
合格率
北海道大学 311 98 97 31.50%
旭川医科大学 307 100 95 32.60%
弘前大学 410 113 112 27.60%
東北大学 360 120 119 33.30%
秋田大学 354 126 124 35.60%
山形大学 537 121 113 22.50%
筑波大学 443 122 121 27.50%
群馬大学 258 112 108 43.40%
千葉大学 337 130 121 38.60%
東京大学 351 102 102 29.10%
東京医科歯科大学 361 122 101 33.80%
新潟大学 429 137 133 31.90%
富山大学 247 109 106 44.10%
金沢大学 239 114 111 47.70%
福井大学 358 113 110 31.60%
山梨大学 313 141 125 45.00%
信州大学 396 124 120 31.30%
岐阜大学 494 111 107 22.50%
浜松医科大学 361 125 114 34.60%
名古屋大学 157 112 112 71.30%
三重大学 389 125 125 32.10%
滋賀医科大学 324 97 95 29.90%
京都大学 253 110 110 43.50%
大阪大学 273 102 102 37.40%
神戸大学 262 112 112 42.70%
鳥取大学 261 104 104 39.80%
島根大学 527 104 102 19.70%
岡山大学 413 115 112 27.80%
広島大学 635 121 118 19.10%
山口大学 312 108 107 34.60%
徳島大学 215 116 114 54.00%
香川大学 359 111 109 30.90%
愛媛大学 481 111 110 23.10%
高知大学 421 115 111 27.30%
九州大学 269 112 110 41.60%
佐賀大学 340 108 102 31.80%
⾧崎大学 427 123 120 28.80%
熊本大学 460 108 108 23.50%
大分大学 233 103 100 44.20%
宮崎大学 366 107 103 29.20%
鹿児島大学 311 112 110 36.00%
琉球大学 460 114 112 24.80%

上表のように、国立大学医学部の合格率は30%前後が多くなっています。

公立大学

令和4年度の公立大学医学部の合格率を一覧にしました。

受験者数
合計
合格者数
合計
入学者数
合計
合格率
札幌医科大学 298 103 103 34.60%
福島県立医科大学 451 139 130 30.80%
横浜市立大学 207 93 91 44.90%
名古屋市立大学 173 99 97 57.20%
京都府立医科大学 281 109 107 38.80%
大阪公立大学 156 96 95 61.50%
奈良県立医科大学 529 120 113 22.70%
和歌山県立医科大学 256 102 100 39.80%

公立大学医学部の合格率は20%台から60%台とばらつきがみられました。

私立大学

令和4年度の私立大学医学部の合格率を一覧にしました。

受験者数
合計
合格者数
合計
入学者数
合計
合格率
岩手医科大学 2,312 287 126 12.40%
東北医科薬科大学 1,760 361 100 20.50%
自治医科大学 2,093 160 123 7.60%
獨協医科大学 3,336 234 121 7.00%
埼玉医科大学 3,909 226 130 5.80%
国際医療福祉大学 3,913 427 140 10.90%
杏林大学 3,290 438 117 13.30%
慶應義塾大学 1,239 220 110 17.80%
順天堂大学 3,359 302 138 9.00%
昭和大学 3,714 293 128 7.90%
帝京大学 6,898 238 116 3.50%
東京医科大学 2,568 367 121 14.30%
東京慈恵会医科大学 1,708 251 105 14.70%
東京女子医科大学 700 133 110 19.00%
東邦大学 2,348 257 120 10.90%
日本大学 2,879 269 125 9.30%
日本医科大学 3,150 214 123 6.80%
北里大学 2,147 372 120 17.30%
聖マリアンナ医科大学 2,949 189 115 6.40%
東海大学 2,915 205 112 7.00%
金沢医科大学 4,882 214 111 4.40%
愛知医科大学 2,790 442 116 15.80%
藤田医科大学 2,982 421 120 14.10%
大阪医科薬科大学 2,527 322 112 12.70%
関西医科大学 3,569 410 127 11.50%
近畿大学 3,438 280 112 8.10%
兵庫医科大学 1,711 244 112 14.30%
川崎医科大学 1,558 257 127 16.50%
久留米大学 2,203 189 116 8.60%
産業医科大学 1,138 126 105 11.10%
福岡大学 2,637 281 110 10.70%

私立大学医学部の合格率は全体的に低い傾向にあります。

私立医学部の合格率が低い理由と対策

私立医学部の合格率は、国公立医学部より低く見えることが多いですが、その主な理由は志願者数の多さにあります。多浪生や再受験生が集まりやすく、さらに多くの受験生が複数校を併願するため、延べ受験者数が増え、合格率が実態以上に低く算出されやすくなります。募集定員が限られている大学が多いことや、入試方式が多様である点も影響しています。
ただし、合格率の低さがそのまま難易度の高さを示すわけではありません。合格率は受験構造の影響を強く受ける指標であるため、数字だけで判断するのは注意が必要です。
私立医学部で合格を目指すには、各大学の出題傾向や配点を把握し、得意科目を軸にした戦略を立てることが重要です。併願校選びや入試方式を工夫し、確実に得点できる分野を作ることが、合格への近道となります。

男女別の医学部合格率と受験傾向

医学部受験では、男女別に受験傾向や合格者構成に一定の違いが見られます。一般的には、男性は数学や理科といった理系科目、女性は国語などの文系科目を得意とする傾向があるとされますが、これはあくまで統計的な傾向であり、個人差が大きい点には注意が必要です。
また、医学部の男女比は大学によって大きく異なります。私立大学では、男子の割合が高い大学として慶應義塾大学が挙げられ、男子比率は約75.3%となっています。一方で、女子の割合が高い大学としては聖マリアンナ医科大学があり、女子比率は約65.3%とされています。このように、大学ごとの受験者層や合格者構成には明確な違いがあります。
数年前に医学部入試における女子差別問題が明らかになって以降、入試制度の見直しや是正が進められてきました。その影響もあり、近年は女子学生の合格者割合が改善され、医学部へ進学する女子の比率は以前より増加傾向にあります。
現在では、男女による一律な有利・不利を語ることは難しく、合否を左右するのは性別ではなく、学力や受験戦略、大学との相性であるといえます。男女別のデータは傾向を知る参考情報として捉え、自身の実力や志望校選びに活かすことが重要です。

最新年度の医学部合格率ランキング

ここでは、国公立大学・私立大学を合わせた医学部合格率のうち、最新年度における上位5校を紹介します。なお、合格率は「受験者数に対する合格者数」の割合で算出されています。

受験者数
合計
合格者数
合計
入学者数
合計
合格率
名古屋大学 157 112 112 71.30%
大阪公立大学 156 96 96 61.50%
名古屋市立大学 173 99 97 57.20%
徳島大学 215 116 114 54.00%
金沢大学 239 114 111 47.70%

このランキングを見ると、合格率の高い大学はいずれも国公立大学であることが分かります。国公立医学部は原則として併願が制限され、募集区分も比較的シンプルなため、受験者数が抑えられやすく、合格率が高く出やすい傾向があります。
一方、私立医学部は併願が可能で、入試方式や募集区分も多岐にわたるため、延べ受験者数が増えやすく、合格率は低く算出されがちです。さらに、この年度(令和4年度)は共通テストが難化した影響で、国公立医学部への出願者数が例年より少なかった可能性も指摘されており、合格率が相対的に高くなった要因の一つと考えられます。
このように、医学部合格率ランキングは大学の実力差だけでなく、併願構造や年度ごとの受験動向によって大きく変動します。ランキングはあくまで参考指標として捉え、難易度や自分との相性を判断する際は、偏差値や入試傾向とあわせて総合的に見ることが重要です。

医学部受験における高校別合格者

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次は医学部受験における主要高校別に合格者をまとめました。
なお、合格者数は国公立大学のみとなっています。

北海道・東北

北海道・東北の令和5年度の医学部受験の合格者です。

学校 卒業生数 「医学部|医学科』合計
仙台第二 308 48
札幌南 314 47
北嶺 126 28
弘前 234 21
福島(県立) 269 21
秋田 263 20
立命館慶祥 325 19
旭川東 231 18
札幌北 310 18
青森 274 17
山形東 236 17
札榥西 308 16
安積 260 12
八戸 236 11
仙台二華 230 10
帯広柏葉 271 9
函館ラ.サール 112 9
盛岡第一 275 8
仙台第一 313 8

仙台第二や札幌南は卒業生に対しての医学部合格者の割合が高いです。

関東

関東の令和5年度の医学部受験の合格者です。

学校 卒業生数 「医学部|医学科』合計
桜蔭 231 50
海城 302 45
開成 393 38
渋谷教育学園幕張 349 30
前橋(県立) 267 28
豊島岡女子学園 332 25
聖光学院 229 25
東京学芸大附 308 24
麻布 295 24
水戸第一 316 23
日比谷 314 23
筑波大附駒場 160 22
早稲田 315 22
土浦第一 310 21
浦和(県立) 353 21
栄東 498 21
駒場東邦 229 21
浅野 257 21
市川 423 20
横浜翠嵐 356 20
巣鴨 221 18
江戸川学院取手 412 16
栄光学園 178 16
広尾学園 269 15
湘南 356 15
中央中教 119 14
前橋女子 275 14
女子学院 214 14
高崎 271 13
東邦大付東邦 310 13
筑波大附 242 13
宇都宮 279 12
283 12
大宫 350 11
国立 318 11

関東では私立高校を中心に満遍なく医学部への合格者が見られます。

甲信越

甲信越の令和5年度の医学部受験の合格者です。

学校 卒業生数 「医学部,医学科」合計
新潟 357 41
松本深志 275 25
長岡 306 14
甲府南 231 14
長野(県立) 276 13
駿台甲府 327 12
甲陵 118 10
新潟明訓 353 9
諏訪清陵 221 8
吉田 235 6
上田 312 6
屋代 277 6

甲信越の高校では国公立大学医学部の合格者は少ない傾向ですが、私立大学医学部への進学も考えられます。

北陸

北陸の令和5年度の医学部受験の合格者です。

学校 卒業生数 国公立大 「医学部|医学科」
金沢泉丘 394 31
富山中部 276 24
金沢大附 122 23
藤島 344 22
片山学園 95 15
高岡 276 13
高志 241 9
武生 298 7
小松 313 6

北陸では国公立大学医学部に合格者を輩出する高校が少ない結果となっています。

東海

東海の令和5年度の医学部受験の合格者です。

学校 卒業生数 「医学部|医学科』合計
東海 382 100
352 53
南山 405 36
旭丘 354 34
浜松北 397 32
岐阜 357 31
岡崎 396 30
高田 569 27
静岡 318 25
四日市 313 19
時習館 316 16
伊勢 273 15
一宮 349 13
名古屋 457 12
磐田南 325 11
涓水東 271 8
向陽 356 8
明和 354 8
317 7
大垣北 311 6
多治見北 236 6
菲山 283 5
岡峋北 352 5
刈谷 388 5
瑞陵 355 5
愛知淑徳 265 5
三重 595 5

東海の高校では医学部に100名や50名など多数の生徒を合格させている学校もあります。

近畿

近畿の令和5年度の医学部受験の合格者です。

学校 卒業生 医学部医学科 合計
洛南 426 76
220 65
東大寺学園 212 58
西大和学園 355 50
清風南海 301 46
智辯学園和歌山 253 42
大阪星光学院 198 41
四天王寺 406 41
高槻 249 33
甲陽学院 207 33
白陵 180 32
洛星 211 31
天王寺 352 31
北野 348 30
膳所 388 29
大阪教育大附池田 160 20
須磨学園 423 19
大阪教育大附天王寺 157 16
大阪桐蔭 619 16
清風 590 16
堀川 241 15
西京 274 13
茨木 314 13
奈良 357 13
三国丘 313 12
長田 316 11
金襴千里 171 10
神戸 344 10
嵯峨野 315 9
姫路西 274 9
淳心学院 129 9
六甲学院 169 9
奈良学園 188 9
彦根東 306 7
洛北 266 7
開明 276 7
甲南女子 177 7
奈良学園登美ヶ丘 143 7
近畿大跗和歌山 342 7
桃山 342 6
神戸大附中教 125 6
小野 310 6
淹川第二 284 6
大手前 349 6
明星 341 5
加古川東 310 5
雲雀丘学園 314 5

近畿の高校も私立を中心に国立大医学部の合格者が幅広く存在します。

中国

中国の令和5年度の医学部受験の合格者です。

学校 卒業生数 「医学部医学科」合計
岡山白陵 164 32
広島大附福山 197 32
岡山朝日 346 31
広島学院 187 27
広島大附 197 21
米子東 314 19
ノ—トルダム清心 174 16
松江北 263 13
修道 273 13
基町 353 12
宇部 233 12

中国地方の高校では公立高校からも国立大学医学部に合格者を輩出しています。

四国

四国の令和5年度の医学部受験の合格者です。

学校 卒業生数 「医学部|医学科」合格
愛光 246 59
高松 314 25
松山東 355 21
土佐 291 21
徳島市立 313 17
徳島文理 90 13
城東 269 8
丸亀 272 7
高知学芸 251 6

四国の高校でも公立校と私立高校からバランスよく国公立大学医学部に合格しています。

九州・沖縄

九州・沖縄の令和5年度の医学部受験の合格者です。

学校 卒業生数 「医学部|医学科」合計
久留米大附設 190 69
ラ・サール 200 66
熊本 398 56
青雲 185 55
鶴丸 315 38
修猷館 434 34
昭和薬科大附 201 34
大分上野丘 315 27
宮崎西 345 23
小倉 262 20
福岡大附大濠 624 18
明治学園 162 17
沖縄尚学 376 17
長崎西 270 16
筑紫丘 421 15
東筑 271 13
佐賀西 264 13
開邦 213 12
大分東明 621 9
宮崎第一 280 7
岩田 120 5

九州・沖縄の高校では公立、私立から幅広く合格者を輩出しています。

大学別医師国家資格合格率と高合格率の要因

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医師国家試験の合格率は、各大学の教育体制や学生支援の充実度を知るうえで重要な指標です。ただし、単年度の数字だけでなく、近年の推移や医学教育制度全体の流れも踏まえて理解する必要があります。また、在学中に実施されるCBTやOSCEといった共用試験は、国家試験に直結する基盤となる評価制度です。
以下では、最新年度の医師国家試験合格率の傾向と今後の見通しを整理したうえで、CBT・OSCEの合格率が医師国家試験にどのような影響を与えているのかを解説します。

最新年度の合格率情報と今後の動向

ここでは、令和5年度の医師国家試験結果をもとに、大学別の合格率を高い順にまとめています。
医学部を卒業すれば自動的に医師になれるわけではなく、最終関門となるのが医師国家試験です。
そのため、この合格率は各大学の教育体制や国家試験対策の質を測る重要な指標の一つといえます。

順位 大学名 受験者数 合格者数 合格率(%)
1 順天堂大学 141 141 100
2 自治医科大学 122 121 99.2
2 国際医療福祉大学 125 124 99.2
4 東北医科薬科大学 95 94 98.9
5 産業医科大学 102 100 98
6 横浜市立大学 97 95 97.9
7 兵庫医科大学 115 112 97.4
8 日本医科大学 121 117 96.7
8 愛知医科大学 123 119 96.7
10 慶應義塾大学 117 113 96.6
10 藤田医科大学 118 114 96.6
12 東京慈恵会医科大学 112 108 96.4
13 東京医科歯科大学 105 101 96.2
13 三重大学 132 127 96.2
15 香川大学 122 117 95.9
15 東京医科大学 123 118 95.9
17 筑波大学 136 130 95.6
17 滋賀医科大学 114 109 95.6
17 琉球大学 136 130 95.6
20 福島県立医科大学 132 126 95.5
21 秋田大学 131 125 95.4
22 福井大学 106 101 95.3
22 名古屋市立大学 85 81 95.3
24 徳島大学 125 119 95.2
24 昭和大学 125 119 95.2
26 富山大学 123 117 95.1
27 浜松医科大学 121 115 95
27 愛媛大学 121 115 95
27 大阪公立大学 101 96 95
27 北里大学 120 114 95
31 佐賀大学 116 110 94.8
32 和歌山県立医科大学 110 104 94.5
33 新潟大学 137 129 94.2
34 近畿大学 115 108 93.9
35 信州大学 142 133 93.7
36 千葉大学 125 117 93.6
37 高知大学 138 129 93.5
38 鹿児島大学 122 114 93.4
39 札幌医科大学 120 112 93.3
39 杏林大学 120 112 93.3
41 京都府立医科大学 118 110 93.2
42 獨協医科大学 115 107 93
42 大阪医科薬科大学 114 106 93
44 岐阜大学 112 104 92.9
45 東北大学 135 125 92.6
45 群馬大学 135 125 92.6
47 名古屋大学 120 111 92.5
47 九州大学 120 111 92.5
49 宮崎大学 104 96 92.3
49 久留米大学 130 120 92.3
51 北海道大学 128 118 92.2

上表から分かるように、医師国家試験の合格率は全体として高く、多くの大学で90%以上を維持しています。最も低い大学でも80%台であり、医学部教育全体の水準の高さがうかがえます。
高合格率の背景には、低学年から国家試験を意識した体系的なカリキュラムに加え、模擬試験や個別指導など、大学主導の手厚い国家試験対策があります。また、学習意欲の高い学生が集まり、互いに学び合える環境が整っている点も重要な要因です。
医師国家試験の合格率は、各大学の教育体制を知るための参考指標の一つといえます。なお、医師国家試験の合格率は例年3月中旬頃に厚生労働省から公表される一方、医学部入試の合格率は大学ごとに公表時期や算出方法が異なります。情報収集の際は、公式発表であるか、母集団や算出基準が明示されているかを確認することが重要です。
今後は、入試制度の多様化や地域医療重視の政策、医学部定員の調整などにより、大学間で合格率に変動が生じる可能性があります。合格率はあくまで参考指標として捉え、最新データとその背景を踏まえて判断する姿勢が求められます。

CBT・OSCEの合格率と医師国家試験への影響

CBTとOSCEは、すべての医学部生が4年次に受験する共用試験であり、臨床実習に進むための重要な関門です。CBTは基礎および臨床医学の知識を問う筆記試験で、一般に正答率65%以上が合格基準とされています。合格率自体は高水準ですが、内容は広範囲に及ぶため、数か月かけた計画的な学習が必要です。
一方、OSCEは診察手技や医療面接、態度などを評価する実技試験で、知識だけでなく手順や患者対応への理解が求められます。日頃の実習態度や繰り返しの練習が合否に影響しやすい点が特徴です。
特にCBTで扱われる内容は、医師国家試験の出題範囲と強く重なっています。そのため、4年次でCBT対策を通じて基礎知識をしっかり固めておくことが、その後の臨床実習や最終学年での国家試験対策を大きく楽にします。CBT・OSCEは単なる通過点ではなく、医師国家試験への重要な準備段階と位置づけることが重要です。

まとめ

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国公立大学や私立大学の医学部の合格率、高校別の合格者数(国公立大学)、さらに大学ごとの医師国家試験の合格率をご紹介しました。
特に医学部への進学は合格率が低い場合もあり、十分な受験対策が必要です。
一方で、医師国家資格は合格率も高いため、いかに医学部に合格するかが大事です。
学習計画を確立し、勉強に困ったら学習塾への入会も検討しながら受験対策を進めましょう。

この記事の執筆者:医進の会代表 谷本秀樹

医進の会代表 谷本秀樹
中学入試の希学園の集団授業で600名以上の多くの生徒を受験指導。
大学入試は四谷学院などの大手予備校や多くの医学部受験予備校で、主に生物の集団授業と個別授業で300人以上の受験生を担当。
自身の予備校『医進の会』発足後は、これまで500人以上の生徒の受験と進路指導に携わってきた。
圧倒的な医学部入試情報量と経験値、最適なアドバイスで数多くの受験生を医学部合格に導いてきた、医学部予備校界屈指のカリスマ塾長。

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