医学部がある大学一覧!附属校や地方公立校から目指す難易度も紹介
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「医学部がある大学はどれくらいあるの?」「附属校への進学を検討している。」「地方公立高校から医学部に合格するには?」
上記のように、医学部がある学校や進学についてお悩みではないでしょうか。
医学部を設置する大学は全国各地に存在し、それぞれで受験難易度や定員などが異なります。
そこで、今回は医学部を設置する大学をご紹介し、附属校なども解説します。
地方公立高校から医学部を目指す現状や対策もご紹介しますので、医学部受験を検討している場合はぜひ参考にしてください。
- 医学部がある大学の一覧
- 医学部の偏差値ランキング
- 医学部がある附属高校一覧
目次
そもそも医学部の大学付属高校とは?
医学部の大学付属高校とはどのようなものなのでしょうか。
ここでは医学部の大学付属高校がどのようなものなのか、付属高校について詳しく解説します。
大学付属高校とは?
大学付属高校とは大学運営する高校を指しており、内部進学ができる内部推薦制度というものが備わっています。
医学部を目指して内部進学をした場合、高校入学から大学を卒業するまでで9年間の一貫教育を受けることができます。
難易度や偏差値は高い高校から低い高校まであるため、それぞれの高校の難易度をよく調べたうえで受験することをおすすめします。
日本大学のように大学の規模が大きい場合は付属校が全国に展開されていることもあるため、地域を絞って考えたい方は通いたいエリアにどこの付属校があるのか確認するようにしましょう。
私立の総合大学に付属高校は多い
医学部の内部推薦制度がある付属高校は私立の総合大学に多く見られ、国公立大学も付属高校が備わっている大学はあるものの内部推薦制度はないため、
内部推薦制度を利用して大学に合格したい方は私立大学から選ぶことになります。
川崎医科大学のように総合大学ではない例外もあるため、情報を収集して受験校を選ぶようにしましょう。
医学部がある大学一覧
まずは医学部がある大学をご紹介します。
国公立大学、私立大学に分類しました。
志望校を探している方は是非参考にしてください。
国立大学
国公立大学で医学部があるのは全42大学です。
定員とともに確認してみましょう。
大学 | 定員 | 大学 | 定員 |
---|---|---|---|
北海道大学 | 105 | 旭川医科大学 | 105 |
弘前大学 | 105 | 東北大学 | 105 |
秋田大学 | 100 | 山形大学 | 105 |
筑波大学 | 103 | 群馬大学 | 105 |
千葉大学 | 100 | 東京大学 | 108 |
東京医科歯科大学 | 90 | 新潟大学 | 100 |
富山大学 | 100 | 金沢大学 | 105 |
福井大学 | 105 | 山梨大学 | 105 |
信州大学 | 105 | 岐阜大学 | 85 |
浜松医科大学 | 105 | 名古屋大学 | 104 |
三重大学 | 105 | 滋賀医科大学 | 105 |
京都大学 | 105 | 大阪大学 | 105 |
神戸大学 | 105 | 鳥取大学 | 85 |
島根大学 | 100 | 岡山大学 | 105 |
広島大学 | 105 | 山口大学 | 100 |
徳島大学 | 100 | 香川大学 | 100 |
愛媛大学 | 100 | 高知大学 | 100 |
九州大学 | 105 | 佐賀大学 | 98 |
長崎大学 | 100 | 熊本大学 | 105 |
大分大学 | 100 | 宮崎大学 | 100 |
鹿児島大学 | 100 | 琉球大学 | 105 |
※2022年度増員前の定員数です。
上表のようにほとんどの国立大学医学部は100名前後の定員となっています。
例年、同数の定員が見込まれます。
宮崎大学医学部の傾向と対策・偏差値はこちら
金沢大学医学部の傾向と対策・偏差値はこちら
熊本大学医学部の傾向と対策・偏差値はこちら
山口大学医学部の傾向と対策・偏差値はこちら
信州大学医学部の傾向と対策・偏差値はこちら
大分大学医学部の傾向と対策・偏差値はこちら
長崎大学医学部の傾向と対策・偏差値はこちら
鳥取大学医学部の傾向と対策・偏差値はこちら
福井大学医学部の傾向と対策・偏差値はこちら
公立大学
次は公立大学で医学部を設置する8大学を定員とともに一覧にしました。
大学 | 定員 | 大学 | 定員 |
---|---|---|---|
札幌医科大学 | 105 | 福島県立医科大学 | 85 |
横浜市立大学 | 85 | 名古屋市立大学 | 90 |
京都府立医科大学 | 102 | 大阪公立大学 | 95 |
奈良県立医科大学 | 100 | 和歌山県立医科大学 | 90 |
※2022年度増員前の定員数です。
公立大学においても90〜100名程度の定員になっている大学がほとんどです。
私立大学
私立大学では下表の30大学で医学部を設置しています。
大学 | 定員 | 大学 | 定員 |
---|---|---|---|
岩手医科大学 | 95 | 東北医科薬科大学 | 100 |
自治医科大学 | 100 | 獨協医科大学 | 110 |
埼玉医科大学 | 110 | 国際医療福祉大学 | 140 |
杏林大学 | 105 | 慶應義塾大学 | 110 |
順天堂大学 | 105 | 昭和大学 | 109 |
帝京大学 | 110 | 東京医科大学 | 112 |
東京慈恵会医科大学 | 105 | 東京女子医科大学 | 110 |
東邦大学 | 110 | 日本大学 | 120 |
日本医科大学 | 110 | 北里大学 | 109 |
聖マリアンナ医科大学 | 110 | 東海大学 | 110 |
金沢医科大学 | 110 | 愛知医科大学 | 105 |
藤田医科大学 | 110 | 大阪医科大学 | 110 |
関西医科大学 | 110 | 近畿大学 | 95 |
兵庫医科大学 | 108 | 川崎医科大学 | 110 |
久留米大学 | 110 | 産業医科大学 | 105 |
福岡大学 | 110 | ー | ー |
2022年度増員前の定員数です。
私立大学医学部も100名前後の定員とするケースが多いです。
医学部がある大学偏差値ランキング
次は医学部がある大学を偏差値順に表にしました。
順位 | 大学名 | 偏差値 |
---|---|---|
1 | 東京大学(国公立) | 72.5 |
1 | 京都大学(国公立) | 72.5 |
1 | 慶応義塾大学(私立) | 72.5 |
4 | 大阪大学(国公立) | 70.0 |
4 | 東京医科歯科大学 | 70.0 |
4 | 東京慈恵会医科大学(私立) | 70.0 |
4 | 順天堂大学(私立) | 70.0 |
4 | 日本医科大学(私立) | 70.0 |
9 | 山梨大学(国公立) | 67.5 |
9 | 千葉大学(国公立) | 67.5 |
9 | 九州大学(国公立) | 67.5 |
9 | 防衛大学校(国公立) | 67.5 |
9 | 名古屋大学(国公立) | 67.5 |
9 | 自治医科大学(私立) | 67.5 |
9 | 神戸大学(国公立) | 67.5 |
偏差値で上位の15大学を見ていくと、多くが国公立大学の医学部です。
また、医学部上位大学は偏差値が70程度、さらにトップ5の大学を狙う場合は偏差値72.5前後必要です。
偏差値70となると、日本の中でもTOPクラスの学力を身につける必要があります。
医学部がある大学の附属校一覧
ここからは、医学部がある大学の附属校をご紹介します。
附属中学
まずは医学部がある私立大学の附属中学を一覧にしました。
ただし、国立大学のほとんどには附属中学があります。
(教育学部附属となる)
大学名 | 附属校 |
---|---|
慶応義塾大学 | ・慶應義塾中等部 ・慶應義塾普通部 ・慶應義塾湘南藤沢中等部 |
東邦大学 | ・駒場東邦中学校 ・東邦大学附属東邦中学校 |
帝京大学 | ・帝京大学中学校 ・帝京中学校 ・帝京八王子中学校 ・帝京大学可児中学校 |
東海大学 | ・東海大学菅生高等学校中等部 ・東海大学附属高輪台高等学校中等部 ・東海大学附属浦安高等学校中等部 ・東海大学附属相模高等学校中等部 |
日本大学 | ・日本大学中学校 ・日本大学第一中学校 ・日本大学第二中学校 ・日本大学第三中学校 ・日本大学豊山中学校 ・日本大学豊山女子中学校 ・日本大学藤沢中学校 ・千葉日本大学第一中学校 ・目黒日本大学中学校 |
獨協医科大学 | ・獨協中学校 ・獨協埼玉中学校 |
次は医学部がある大学の附属高校をご紹介します。
大学名 | 附属校 |
---|---|
慶応義塾大学 | ・慶応義塾高等学校 ・慶応義塾女子高等学校 ・慶応義塾藤沢高等学校 |
日本大学(一部) | ・日本大学高等学校 ・日本大学櫻丘高等学校 ・日本大学鶴が丘高等学校 ・日本大学藤沢高等学校 ・日本大学豊山高等学校 ・日本大学豊山女子高等学校 ・日本大学第一高等学校 ・日本大学第二高等学校 ・目黒日本大学高等学校 |
東邦大学 | 駒場東邦高等学校 |
東海大学(一部) | ・東海大学附属相模高等学校 ・東海大学附属高輪台高等学校 ・東海大学菅生高等学校 |
獨協医科大学 | ・獨協高等学校 |
川崎医科大学 | ・川崎医科大学附属高等学校 |
上表のように私立大学の総合大学を中心に附属高校が設置されています。
大学の規模が大きいと、全国各地に附属高校が存在します。
医学部がある大学の附属校に進学するメリット
医学部受験の際には、医学部がある大学の附属校に進学するケースもあります。
ここからは、医学部がある大学の附属校のメリットとデメリットをご紹介します。
- 内部進学がしやすい
- やりたいことに没頭できる
- より深い人間関係を構築できる
- コスパが良い
内部進学がしやすい
まずは内部進学のしやすさが挙げられます。
「附属校だから必ず医学部に進学できる」という意味ではありませんが、内部進学は学科試験がある場合でも一般入試に比べて科目数が少ない傾向で難易度が下がります。
一般入試に比べて難易度が低い理由は、内部進学の入試は大学の方針と見合った受験生を合格させるからです。
一般入試は他の受験生と差をつける目的があり、その点を考えると内部進学の方が難易度が低いと考えられます。
やりたいことに没頭できる
次に附属校はやりたいことに没頭できることです。
附属校は内部進学を前提とした授業のカリキュラムが組まれているケースが多いです。
つまり、授業内容をしっかりと身につけていけば、医学部進学に対策でき授業以外の時間で自分の時間を確保してやりたいことに集中できるわけです。
部活動や課外活動に集中できる
部活動や課外活動に時間を費やして見聞を広めることもできるでしょう。
また、附属校によっては大学の敷地内に存在し大学と同じ施設を利用します。
他の中学校や高校にはない充実した施設や設備を利用できる点も附属校のメリットです。
より深い人間関係を構築できる
附属校はより深い人間関係を構築できる点もメリットです。
特に中高一貫校から大学に進めば、10年以上も一緒に学ぶ仲間ができます。
10年以上の長い時間を一緒に過ごせる仲間は、将来的にかけがえのない存在になるでしょう。
日々の学習で楽しいことや大変なことを共有できる仲間は、大人になっても大事な存在になります。
長い時間を共に過ごせるのは附属校ならではのメリットです。
コスパが良い
附属校に進学するとコストパフォーマンスが良くなることがあります。
附属校の学費は私立中学や私立高校に比べると割高ですが、附属校に進学すれば大学進学がしやすく、学習塾などに通学する必要がありません。
そのため、総合的な学費で考えると、附属校の方がコストパフォーマンスに優れる場合があるのです。
ただし、附属校に通っている場合でも、学習塾などに通学する生徒もいることから、ケースバイケースで考えましょう。
医学部がある大学の附属校に進学するデメリット
附属校に進学するデメリットも主に4点です。
- 進学先が限定される
- 学力によっては医学部に進めない
- 学習意欲の維持が難しい
- 附属校数が多い大学ほど進学が難しい
進学先が限定される
附属校から内部進学を考えれば、他の大学の医学部に進学ができません。
受験自体は可能であっても、時期が差し迫ったときに決断すると一般入試に向けた十分な対策ができないでしょう。
また、特に中高一貫校であれば、中学校入学時点で将来的に進学したい大学まで明確にしているケースは少ないものです。
学年が進むにつれて進学先の希望も変わる可能性もあるでしょう。
附属大学への進学以外に魅力を感じれば、附属校に入学した意味も見出せなくなります。
附属校に進学する際は、中長期的な視点で受験を考える必要があります。
学力によっては医学部に進めない
附属校に進学したからと言っても、在学中の学力次第では医学部に進めない場合があります。
医学部のように志願者が多い学部は、在学中の定期テストなども加味されて評価されることがあるからです。
そのため、附属校に進学した場合は、普段の授業から手を抜かず地道な努力が求められます。
特に内部進学に力を入れる大学であれば、外部大学への一般入試対策で期待できない面があります。
内部進学で医学部に進学できるよう、附属校に進学したあとも意欲的な学習態度が必要です。
学習意欲の維持が難しい
附属校に進学し内部試験で医学部を目指す際は、学習意欲の維持が難しいです。
「内部進学はすんなり通過できるだろう」「そこまで頑張らなくても進学できるだろう」と、受験や普段の学習に対して意欲が低下することがあります。
しかし、先述のとおり、附属校に進学したからと言って必ずしも附属大学の医学部に進学できるとは限りません。
むしろ附属校在学中の取り組み次第で、内部進学の可否が決まります。
いかに学習意欲を維持していくかがポイントになり、その難しさを感じる生徒も少なくありません。
附属校数が多い大学ほど進学が難しい
附属校数が多い大学は、内部進学の難易度が上がります。
例えば「内部進学は附属校合計で15名」など、大学によって人数が決まっている場合があるからです。
定員15名に対して、附属校数が5校と10校では倍率も大きく変わるため、内部進学の難易度も異なります。
附属校数が多ければ多いほど、内部での成績上位者が競争するため、必然的に難易度が高まるわけです。
日本大学や東海大学のように全国各地に附属校を構える大学であれば、内部進学できる生徒は成績上位者である可能性が高いです。
9割が医学部に進学できる附属校「川崎医科大学附属高校」
医学部がある大学の附属校であっても、簡単に内部進学できないケースがあります。
一方で約9割が医学部に進学できる附属校も存在します。
それが川崎医科大学附属高校です。
医学部への進学ができる附属校を考えている場合は、興味深い高校ではないでしょうか。
ここでは川崎医科大学附属高校の特徴をご紹介します。
高校から大学までの9年間の一貫教育
川崎医科大学附属高校は、川崎医科大学と同時に開校し、医学部への進学を前提とした高校です。
高校から大学まで9年間の一貫教育によって、医学を深く学んでいきます。
高校3年間においては、数学、英語、理科の授業が充実しており、放課後の補習授業などそれぞれの生徒の習熟度に応じた対応も強みです。
川崎医科大学の倍率
川崎医科大学への内部進学は、学校推薦型選抜制度により、附属高校からの倍率は1.2倍となっています。
一方、川崎医科大学の一般選抜の倍率は20.8倍であり、内部進学のしやすさがうかがえす。
(倍率はいずれも2020年〜2022年度)
独自のカリキュラムで医学に携われる
川崎医科大学附属高校では、独自のカリキュラムによって医学に携われます。
例えば、高大連携により、高校1年と高校2年には「ドクターロード」と呼ばれる独自プログラムが用意されています。
ドクターロードでは、メディカルスクール・アワーにより、月1回のペースで川崎医科大学の教員が講義を行ないます。
高校生のときから医科大学で学習する臨床医学や基礎医学を学べるのは同校の魅力でしょう。
他にもテーマスタディで生徒自らテーマを決めて研究や発表、現役医師へのインタビュー、実習・実験など一般的な高校では実施できないカリキュラムが用意されています。
全寮制で自立心と協調性が向上する
川崎医科大学附属高校は、全員が敷地内にある寮に入り、共同生活を送ります。
寮は勉強に集中できる環境であるだけではなく、協調性や自律性など社会人として必要なことも身につけられる環境です。
それぞれ個室(男子寮・女子寮)が用意され、寮職員なども共に生活しているため、快適かつ安全な環境で日常生活を送ることが可能です。
栄養バランスの取れた食事、女子寮のオートロック、売店など寮の設備も充実しており、親御さんも安心して送り出せるでしょう。
地方公立高校から医学部進学は難しい?
医学部がある大学の附属校からは内部進学がしやすい側面があります。
一方で地方の公立高校から医学部進学が難しいのか気になる人もいるのではないでしょうか。
ここからは、地方公立高校からの医学部進学の難しさを解説します。
1浪や2浪を覚悟する必要がある
地方の公立高校から医学部進学を目指す場合は、1浪や2浪を覚悟する必要があります。
地方の公立高校の受験生には、地元の大学医学部への進学を目指す人もいますが、全国から受験生が集まるため、現役で合格できない場合もあります。
地方の大学医学部でありながら半数近くが首都圏からの受験生というケースもあります。
そのため、何度か浪人を経て自分が望む大学に進む受験生も少なくありません。
大学受験は高校受験とは異なり、全国の受験生と競争する点を念頭に入れて対策する必要があります。
地方公立校は学習進度が遅い
地方公立高校の大きな弱点と言えるのが、学習進度の遅さです。
首都圏の名門高校や中高一貫校などは高校2年生終了時点で高校3年の学習内容を終えます。
そして、高校3年の1年間は大学受験に向けた勉強に専念します。
一方の地方公立高校は学校によって進度が異なり、授業進度が遅い場合は高校3年の冬ごろに教科書内容を終えるケースもあります。
そうなると、名門校と比べて大学受験に費やす時間が限られてしまい、現役で合格することも難しくなるわけです。
受験勉強はインプットをできるだけ早期に終わらせて、問題演習などのアウトプットに時間を割けられるかで合否が決まります。
その点で地方公立高校は全国の名門校に比べて不利と言えます。
医学部進学を目指す生徒が少ない
地方公立高校の受験生が医学部がある大学に合格しにくい理由の1つに、そもそも医学部を目指す生徒の少なさもあります。
身近に医学部を志す仲間が少なければ、受験勉強で刺激を受けることが少なく、学習へのモチベーション維持も難しいものです。
また、医学部受験に対するハイレベルな塾や予備校が少なかったり、高校の医学部合格実績が少なく受験情報を得にくかったりします。
このようなさまざまな点から地方公立高校から医学部合格に向けて十分な対策をとることが難しくなっています。
自治医大や推薦入試などを狙う
地方公立高校の受験生が医学部に現役で合格するには、自治医大や各大学の推薦入試の受験を検討しましょう。
自治医大は各都道府県別に合格者を定めており、競う相手が全国ではなく都道府県内の受験生になります。
首都圏の優秀な受験生や浪人生などとの勝負をさけて、合格率を高めたいときは自治医大の受験も視野に入れてください。
また、地方公立学校でも地域で有数の進学校であれば、大学から指定校推薦の枠がもらえます。
学校内でもトップクラスの成績者であれば指定校推薦によって、希望する大学に進学することが可能です。
また、一般の推薦入試においては地元の大学であれば合格できる確率が高まります。
日ごろの学習をおろそかにしてはいけませんが、推薦入試を受験できる成績であれば、積極的に挑戦してみましょう。
医学部受験に合格するなら医進の会
医学部受験を考えているのであれば医進の会がおすすめです。
医進の会は医学部受験に特化した医学部受験予備校で、国公立大学から私立大学まで医学部受験合格に向けた個別指導を行っています。
一流のプロ講師による指導で2人に1人が医学部受験に合格しています。
無料体験授業も行っているため、気になる方は一度面談・無料体験にお申し込みください。
無料面談・資料請求はこちら無料電話問い合わせ
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まとめ
医学部がある大学は国公立大学、私立大学問わず、全国各地に存在します。
偏差値は他学部を受験するよりも高い傾向にあります。
なかには附属校を構え、内部進学で医学部を目指せるケースもあります。
なかでも川崎医科大学附属高校は、約9割の生徒が内部進学で川崎医科大学に進みます。
独自のカリキュラムなどをこなし、高大9年間の一貫教育を受けられます。
一方で地方公立校から医学部がある大学への進学は合格へのハードルが高い傾向です。
しかし、自治医大や推薦入試の受験などを視野に入れることで、現役での合格も目指せます。
今回、ご紹介した医学部がある大学を参考にしながら、進学やその後のキャリアについて調べてみましょう。
この記事の執筆者:医進の会代表 谷本秀樹
大学入試は四谷学院などの大手予備校や多くの医学部受験予備校で、主に生物の集団授業と個別授業で300人以上の受験生を担当。
自身の予備校『医進の会』発足後は、これまで500人以上の生徒の受験と進路指導に携わってきた。
圧倒的な医学部入試情報量と経験値、最適なアドバイスで数多くの受験生を医学部合格に導いてきた、医学部予備校界屈指のカリスマ塾長。